
突然ですがワタシ、来週ハワイに出張することになりまして(ちゅど〜んっ!) 取引先さんの役員会の年に一度の総会がなぜか、数年に一度ハワイで開催されてるんですよ(^_^;) 今までは社長が出席してたのですが、今回はワタシが行くことに。。
ハワイに行ってる間はこちらの仕事のことは忘れて、のんびりと憧れのハワイ航路・・・とはいくはずもなく(涙) なんせイマドキですから、ハワイに行こうが連絡なんてフツーにつきますし、たぶんハワイにいても会社に連絡を取りつつオシゴトをしないといけないのだろうな、っていうのは容易に予想できます(苦笑)
まぁそのために現地で使える無線ルータをレンタルしたりといろいろな準備をチマチマと進めている最中なのですが・・・そんな中でどうしても欲しいものがひとつあったのです。
それが今回の冒頭の画像の商品(^^)
・・・とはいっても、別にBOSEのヘッドフォンが欲しかったというわけではなかったりします(^_^;) ワタシが今回どうしても欲しくて探していたのは
ノイズキャンセリングヘッドホン
なのです。それも、できるだけ高機能というか、ノイズキャンセル能力の高い製品を探していたのです。
そもそもノイズキャンセリングヘッドホンとは何か? ご存じの方も多いとは思いますが、カンタンに説明をすると・・・騒音の多い環境、、たとえば電車の中であるとか飛行機の中だとか、そういった環境の中で快適に音楽を楽しむためのヘッドホン、ということになります。
仕組みとしては、ヘッドホンに付いているマイクで周囲の音を拾って、内蔵するチップでその音をリアルタイムで解析し、周囲の音と逆位相の音を生成してその音をヘッドホンから出す、というものになります。
音というのは波ですから、逆の波形の音を出して当ててやると、打ち消しあって
耳に届く音が理論上はゼロになる(=無音になる)というわけなのですね(^^)
周囲の音を拾って逆の波形の音を発生させてノイズを打ち消す、ということから
アクティブノイズキャンセルとも呼ばれますね。
この技術じたいはそんなに新しいモノでもなくて、かなり前からあるものです。またヘッドホンだけではなく、クルマの室内に入ってくる車外の騒音を小さくするためにも高級車などで採用されてたりしますよね。
(具体的には車内のマイクで拾った騒音を打ち消すような波形の音を車内のスピーカーから出して騒音を消すという仕組み)
そもそもの用途としてはやかましい環境下で快適に音楽を聴くためのヘッドホンではあるのですが、副次的な効果があるんですね。はい、別に音楽を聴かなくても、ノイズキャンセリングスイッチをONにして音楽をかけずにいれば・・・
やかましい場所でも静寂を手に入れられる
というわけなのです(^^)
そもそも飛行機の中や電車、バスの中の騒音っていうのはけっこうなレベルなのですが、人間の耳っていうのはよくできたもので、自分に関係のない音っていうのは
「聞こえないようにしてしまえる」ものなんですよね。なので、ものすごい低音の騒音がずーっと鳴り続けているフェリーの中であるとか高速バスの中でも、ニンゲンって平気で寝たりできるんですよね。
(余談ですが、このニンゲンの能力っていうのは後天的に付加されるものらしく、赤ちゃんのときには自分に不必要な騒音でも母親の声であってもすべて平等に聞こえてしまうんだそうです。自分の周囲の環境を学習していく中で、自分に必要な音と不必要な音を切り分けて、不必要な音を意識の外に追いやって聞こえなくしてしまえるようになるそうな)
はい、また話が大きく逸れていってますけど(滝汗) 要するにワタシが欲しかったのは
ハワイへの行き帰りの飛行機の中で快適に過ごすための装置
としてのノイズキャンセリングヘッドホンなのですね。ニンゲンの耳というのは前述の通り、要らない音を意識の外に出して「聞こえないふり」をしてしまえる便利なものなのですが、それでもやはり聞こえている音は聞こえているため、自分で意識せずとも身体は騒音に反応して疲れてしまうのだそうです。
飛行機の中や高速バスの中、あるいは電車のなかで居眠りをしても全然疲れが取れない、逆に疲れてしまうっていうのはこの「騒音」も大きな原因のひとつなんだそうです。
この
「騒音疲れ」を大幅に軽減してくれるのがノイズキャンセリングヘッドホンというわけなのですよ(^^)
・・やっと今回のBlog本来の主題に戻ってきました(どっか〜んっ!)
実はワタシ、数年前にもいちどノイズキャンセリングヘッドホンというのを買ったことがありました。まだこういった製品が出はじめの頃だったと思います。
価格もそんなに高くない、1万円前後のものを買ってみたのです。たしかaudio-technicaの製品だったかと。
初めてこのヘッドホンを使ったときの感激は忘れませんね〜(^^) 形状としては普通の軽量タイプのヘッドホンでして、装着しただけでは普通のオープンエアタイプのヘッドホンと変わりません。
つまり、ヘッドホンをかけただけでは周囲の音はほとんどそのまま聞こえてくるような感じなのです。この状態からノイズキャンセル装置のスイッチをONにすると・・・
すっ
という感じで周囲の騒音が消えるんです(*^_^*) こうしてこれをタイプしている会社の事務所にしても、普段はとくに気にすることもないですけども、デスクトップパソコンや大型複合機の排気ファンの回る音や、窓の外の水槽から常時流れている水の「じゃーーー」っていう音、はたまたエアコンや空気清浄機の作動音などなど、いろいろな環境音が常に聞こえてきてるんですよね。
これらの音が一定レベル、イッキに「すっ」と小さくなるんです。音が小さくなって初めて、こんなに自分の周囲には騒音が溢れてたんだ、ということに気付かされます。
このとき使っていたaudio-technicaのヘッドホンは、ノイズキャンセル回路の性能もそこそこで、かつ、ヘッドホンとして本来いちばん重要な性能であるはずの「音楽を再生する能力」にはちょっと足りないところもあって(^_^;) まずまずの製品っていう感じだったのですが、それでもけっこう重宝して高速バスに長時間乗るようなときであるとか、国内出張で飛行機に乗るときなどにはよく使っていました。
ただ、このヘッドホンがネックの部分が折れてしまって使えなくなってしまい、それから数年はすっかりこういった高機能ヘッドホンのことすらずっと忘れていたのですが、、ことハワイへの出張ということが決まって、ひさしぶりに長時間飛行機に乗っていないとイケナイということになってにわかに思い出した、というわけなのです。
前にaudio-technicaのヘッドホンを買ってからゆうに5年以上経過していますし、きっと今ならもっと効果的にノイズを消してくれる製品があるに違いない、と思ってネットでいろいろと検索してみました。
もちろん、いろんなメーカーからいろんな製品が出ているのが分かったのですが、そんな中で、ノイズキャンセルという機能面で一番優れた評価を受けている製品として複数のサイトで紹介されていたのが、今回ワタシが購入したBOSEの製品だったのですね(^^)
このヘッドホンはBOSEの持っている音響技術を総動員して開発されたものなんだそうで、周囲の騒音を打ち消すための対策として、ひとつにはぴったりと耳にフィットするイヤーパッドで物理的に周囲の音を遮断し、その上でアクティブノイズキャンセル回路を使って逆位相の音を出して電気的にもノイズを消すという二段構えで騒音を消してくれる仕組みになっているようです。
手元に届いたヘッドホンをまず、スイッチを入れずに装着してみたのですが、、なるほど、耳にしっくりと、かつぴったりとハマるイヤーパッドと、その状態を維持するためのシリコン製のサポートフレームが効果的に周囲の音が耳に入ってくるのを遮断してくれるのが分かります。
これだけでもかなり周囲の騒音が低減するのを体感できるのですが・・・ここからが重要ですね(^^) 本体に付いたアクティブノイズキャンセル回路のスイッチをオンにすると、、ひと呼吸遅れて周囲の音が
「・・・・っ!」
とほとんど消えてしまい、自分の周囲がホントに静寂に包まれてしまうのですよ(滝汗) ホントに、従来使っていたようなタイプのヘッドホンのノイズキャンセル回路の効果が「すっ」っていうなら、このヘッドホンの効果はホントに「・・・」です(爆) ほとんど周囲の音は無音になります(^o^)
ただし、このアクティブノイズキャンセル回路はずっと継続して聞こえてくるような音、たとえばジェット機のゴーっていうジェットエンジンの音であるとか、バスの車内で聞こえてくるノードノイズなどなど、継続的に聞こえてくる騒音成分に対して有効なのであって、突発的に聞こえる鋭い音であるとか人のしゃべり声などにたいしてはキャンセル回路は十分には働きませんから、そういう音が周囲にある場合にはこういった音は聞こえてきます(もちろん、イヤーパッドによって物理的に遮断されますし、多少はキャンセリング回路が音量を低減させているようなのでヘッドホンを外している状態よりはずっと小さな音量になりますが)
けっこういろんな音が聞こえてくる「けっこう賑やか」という状態のうちの会社の事務所でこのヘッドホンを装着してスイッチオンすると、真夜中の寝室にいるような感覚になります。そんな静寂の中、はるか彼方から人のしゃべり声がかすかに聞こえてくる、という感覚が何とも不思議な感じです(^^)
このヘッドホン、かのAmazonを持ってしても定価販売しかやっておらず、セール価格で購入することがまったくできないという殿様商売状態で定価31500円という高額なヘッドホンなのですが(滝汗) 正直な感想として
これは勿体なくはなかった!
と思える性能を持ってるな、と実感しましたよ(^^) こんな高いヘッドホンを買うのも使うのも初めての経験ですが、普及価格帯の製品だとかiPhoneやiPodに付いてくる純正イヤホンとはまるで違うんだということがやっと理解できました(^_^;)
ただこのヘッドホン、ノイズキャンセルの性能はたしかに一級品ではありますが、本来の性能である音楽を忠実に再現する能力については正直なところ
こんなものかな
という印象でしたね(^_^;) 別に音が悪いというのではなく、iPhone純正イヤホンとかよりはずっといい音がするな、というのは分かるのですが、「まるで別物!」というほどの感動がないのもまた事実。まぁ普通にいい音してるな、という感じです(^_^;)
でも、、ここが重要なところかも知れませんが、ノイズキャンセリング回路のおかげで自分の耳に届いてくる音が音楽だけになるので、よけいに音量を上げることもなく、実に小さな音量でも十分に音楽を聴くことができるんですよ(^^)
感覚としては会社の事務所でも、ノイズキャンセリング回路をONにするのとOFFのままでは、普通に音楽を聴くためのボリュームの位置は
OFFの場合を10とすれば、ONにしたら6で十分、という感じになります。
逆にONの位置で適正な音量に調整して、この状態でノイズキャンセリング回路をOFFにすると、音楽がほとんど聞き取れなくなってしまうような感じですね。
おそらくこれはジェット機の中ならもっと極端になるかも知れませんね。おそらくは通常のヘッドホンの半分ぐらいの音量で十分に音楽を楽しめそうですよ(^o^)
つまり、通常のヘッドホンなら音楽をちゃんと聴くために、周囲から聞こえてくる騒音に負けないぐらいの大音量で音楽を鳴らさないといけないということですから、当然ながら耳にはとても大きな音が常に入ってきている状態になるわけですよね。これだともちろん耳からの「音疲れ」が引き起こされるのは当然です。
そうではなくて、静寂の中から自分の聞きたい音だけを適正な音量で聴くことができれば、身体の疲労の度合いは自ずと少なくなるはずですよね♪
というわけで、現代の電子技術の凄さをスイッチひとつONにした瞬間に思い知ったワタシだったのです(笑)
とはいえ、このヘッドフォンがパーフェクトというわけでもなく(^_^;) まぁいろいろと実際に使ってみると不便というか不都合なこともありますね。
まずアクティブノイズキャンセル回路を駆動しないと当然ながら静寂は得られません、回路を駆動するためには電力が必要=バッテリーを充電しないといけないのです(^_^;) いちおう、フル充電で10時間ぐらいは駆動できるようですが、これがアクティブノイズキャンセリングヘッドホン最大の欠点と言えるでしょうね(苦笑)
これはまぁしょうがないと納得もできることなのですが、これはこのBOSEの製品に特有の弱点でしょうね・・・
実際にワタシの使っているiPhone5に接続してみたところなのですが・・・イヤホンジャックのプラグからたった数センチのところにこんなにも嵩張るノイズキャンセラ−の本体(バッテリーもココに入っています)があるのですよ(汗) なんかこう・・再生機本体に近すぎてなんともジャマというか、ハンドリングが悪いんですよ(汗)
これがiPadへの接続となると余計に中途半端な感じになってしまいます。ワタシの使っているiPadは本体の左上にヘッドホンジャックがあるのですが、ここにこのBOSEのヘッドホンを繋ぐと大きな黒いチョコレートみたいな物体がぶら〜んと中途半端にぶら下がってしまうことに(苦笑)
・・これってもうちょっとどうにかならなかったんですかねぇ?(^_^;)
さらに、高級ヘッドホンだからなのでしょうか、このヘッドホンのケーブルはやたらと太くて嵩張ります(汗)持ち運びのためのポーチが付属しているのですが、このポーチがこれまた中途半端な丈しかなくて、ケーブルを折り曲げてポーチに納めるとケーブルがイヤな感じで折れ曲がってしまって断線しやすまいかと心配になってしまいます(汗) おそらくは大丈夫なのでしょうけど・・・。
まぁそんなわけで残念ながらパーフェクト! とはいかないのですが、それでもそういった弱点を補って余りあるぐらい、この静寂をプロデュースする能力は魅力的ですね♪
ハワイへの行き帰りの飛行機の中で、贅沢な静寂の時を堪能してこようと思います(*^_^*)
・・・と、その前に、しっかりとフルチャージしてから搭乗しないとあかんですね(爆)