モノを大事にする心

この前、とあるレストランに家族でランチに行った時の話です。

食事のあと車に乗り込もうとした時、付近の駐車場で駐車のためバックしている車がいました。
いわゆる10年以上経ったような漆黒の「昔高かった」ような奴です。

若者数人で来たようで、運転手以外の人は既に下りてペラペラと喋っていたのですが、当の運転手は近くの街灯に気付かずバックを続けており..
「このままだと後ろぶつけるなぁ」と心配していたところ、案の定「ベコンッ」とバンパーを派手にぶつけてしまいました。

運転手が慌てて車外に出てきたのですが、周りの若者共にかわれているようでした。
すると、運転手が思いも寄らない行動が!!
なんと、笑いながらぶつけたバンパーを自分の足で蹴り始めたのです。

彼にとっては多分「照れ隠し」のようなものだとは思いますが、自分は古い人間なので、とても心が痛みました。

まぁ、百歩譲って「車が理不尽な故障を引き起こした!!」ということで当たるのなら少しは同情しますが、貴方の不注意で壊した上に蹴られている愛車が可哀想で。

お笑い番組等で、良く芸人の方の愛車が壊されたりするのを特番で見たりしますが、自分はいつも可哀想って思いながら眼を背けています。
こういうのって、実は遠まわしの「イジメ」なんですよね。


自分はとにかく物を大切に使いますが、子供のころおばあちゃんに教わったものです。
「物は大事に使わんといかんよ。食べ物も粗末にしたらいかん!!」としつこく言われたの、今もちゃんと守っていますよ。

職人さんが丹精込めて作ったものだから、大事にしてあげないとね...