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娘(小2)が、「Edition35(今の車)より前の車が良かった」と言うんです。

前の車は5型のGolf GTI(ピレリ)なんですが、子供も細かい部分で車のコダワリがあるんだなぁ...と
確かに、5型の黒GTIはファニーな感じで、子供が好きそうではあります。

しょっぱなから子供に否定されて悲しいので「どこが嫌いなの〜??」と聞くと、「白い車は、景色が良く見えて小さくて楽しい!!」と言う。

いやいや、うちの前の車は黒いでしょってことで...「白い車って何よ??」と聞くと、どうやらナビ取付の時に1日借りたオンボロ軽のことらしい。


エアコン付けるとエンジンが止まりそうになるし、ライト暗いし、臭いしでロクな車じゃなかったんですが...
子供にとっては遊園地の乗り物みたいで、相当楽しかったみたいです。

ちなみに「景色が良く見えて〜」というのは、スモークのかかっていない後席ガラスは外が良く見えるという意味で...子供にとってプライバシーガラスは楽しくないご様子。


0円で売ってそうな軽に負けてしまったEdition35なのでした...(哀れ)

コメントなり、メッセージなりで「どうして買い換ようと思ったのか??」という質問が幾つもありましたので、こちらにまとめて書きたいと思います。

まず、当方…実はEdition35に買い換えるつもりはありませんでした。
(見積は取りましたが、乗換え条件も芳しくなく断るつもりだった)

次の予定は、近々出る予定の新型A3かGolf7 GTIにするか、モデル末期にGolf Rを買い叩くつもりでした。


良く「内容がピレリと似通っていて乗り換える必要が無いのでは??」と良くコメントがあるのですが、確かにその通りだと思いますね。
(これは、9/12のブログに自分も書いています)

なのに買った理由は...

• 断ろうとしたところ、金額的に容認出来る額に大きく下がったためです。
  具体的金額は書きませんが、かなり魅力的な金額で乗り換えることが出来ました。
  
  
• ピレリの車検を通すことで約40万(相当)のコスト増が予想されること。
  (延長保証開始・タイヤ交換予定・車検代など)
  
  またGolf7 GTIを待つと、ピレリは2代前になり下取りがかなり下がる可能性が高いと判断し、乗り換え時期と判断しました。
  (Edition35が出た時点でも下がるかも…と。5はVWの最新フェイスでは無いですから)
  
  
• 車検前の時点(来年5月)で欲しい車がある可能性が無さそうで、Edition35を買わずに後悔する気がしました。
  
  
• 自分が次に欲しいゴルフ像がまさに「Edition35」だった。
  具体的には、軽い(≒2駆の)ナビ無しのゴルフRが欲しかったのです。
  

こんな感じです。

　

続きです。

【居住性】
ここの比較は、同じ18インチでDCC付きでどうなったの感想になります。
Edition35のスポーツモードでも、ピレリよりも乗り心地がいいかもしれません。
(タイヤ銘柄が違う＆消耗状況違いのため予想を含みます)

家族と乗る時はDCCをコンフォートにしてますが、確実に尖った部分を丸めてくれる感じで快適性は確実に上がります。
しかしコーナリングが予想以上にダルな感じになるのがちょっと残念。

ピレリに乗ってた時は乗り心地が悪いとは特に思っていませんでしたが、Edition35に乗ってからはスポーティなセッティングだったんだな…と感じる次第です。


【コーナリング】
まだ本格的に走った訳では無いので、ライトな走りでの評価となります。
簡単に書くと、Edition35はピレリよりさらに意志通りに曲がり、快適性も結構高いという感じです。
XDSの効果なのか、サスセッティングのせいか分かりませんが、ピレリより更に意志通りに曲がります。


【エクステリアの満足感】
ピレリの場合は、リアバンパー、リップやらフロントスポイラーがちゃんと塗られていて、形状もカッコ良くなってたのは高ポイントで、ホイールを含めて言うことありません。

Edition35は、フロントスポイラー、リップとLEDテールランプが主な変更点ですが、例えばR風のセンター出しにするとか、後ろも全部塗るとか、ヘッドライトを差別化するとか…どれか1点でもあれば満点でした。
で、実はEdition35って2012年モデルに相当するので、結構LED化されてたりしてる点が何気に嬉しかったり…


【インテリアの満足感】
ピレリ比Edition35で気に入っているのは、ドア内装回りの造形変更とスイッチで光らせるべき部分が光るようになった部分ですね。
あとは、ダッシュボードの造形が変わって見た目がすっきりした点も良し

当然、全体的に内装の品質を上げている点は良くなったと感じているのですが、何気にコストカットしている点が気に食いません。
ピレリ比で無くなってしまったものとして、シートヒーター・電動ランバーサポート・シートアンダートレイ、トノカバーネット、トランクの小型収納など。

そういえば、プッシュスタートがEdition35に入ると思ってたのが、入らなかったのは結構悲しかったですね。


【総括】
Edition35はピレリより快適になったパワーアップGTIであり、乗り換えても確実に進化・満足感は感じ取れます。
自分としては乗り換えて良かったと思いますが、快適性のプライオリティが低い方ほど乗り換える理由は無くなりますので、そういった方は7型GTIを待つのが賢明です。

ピレリ乗りにとっては、出始めのトルクの薄さとコストカットされたインテリアがウィークポイントになります。

そろそろ、新旧比較でも書こうかと思います。

5・6型と世代は違えど、同じようなエンジン・生い立ちの2台ですが...
当方の想像以上に両車は味付けが異なり、結構興味深いものがありました。

今回だけでなく複数回に分けて書こうと思いますが、まず最初にザンゲしておきます。
初めて乗った時「ちょっと失敗したかな...」と思ったこと。

Edition35の名誉のために書いておきますが、これはDSGの学習が足りなかったのと、当方のFitが足らなかったのが原因です。
最初に乗った時「ピレリより遅く感じるぞ、オイ」って思った訳ですが、今では当方のクセを学んで結構引っ張ってくれるようになりました。

これから書いていきますね。

【エンジン】
まず、厳密に比較するとピレリの方が低中速の勢いが勝っているのは間違いないですが、Edition35は全体的にフリクションが少ない動きで、軽快に回る印象です。
関心するのは、Edition35のエンジンの回り方に上質感が感じられる点
ピレリはオーバーに書けば低中速はガサツに感じますが、回す程に同等に近づいていきます。

これは、おそらくEdition35の低燃費セッティングが良い方向に機能しているのだと予想しています。
但し、人によっては出始めのトルクに物足りなさを感じるかもしれません。
(現在慣らし中につき、きっちり回した時の比較はしてませんので悪しからず…)


【音関連】
ここの比較は、はっきりいって「騒音」の部分のみです。
これは6型のGTIに初めて試乗した印象から変わりませんが、Edition35のフロントガラスを中心とした遮音効果はかなり有効ですね。
おそらく、エンジンの回り方に上質感が感じられる理由の幾らかは、このためだと思っています。

エンジンのノイズを巧みに抑え込んでいるため、Edition35に入ってくる音は殆どがマフラーからの音という印象となります。
6型のGTIは、後ろからしか音が入って来ない印象に若干違和感を感じたりしたのですが、Edition35は盛大に入って来るため違和感は感じられません。

但し、これは個人の所感ですが、ピレリに比べるとEdition35の音質はちょっと落ちるかな…と思います。
ピレリより多少濁った音を迫力と取る人といると思いますが、自分はピレリの音の方が好きです。
ちなみに騒音レベルですが、車外で聞く限りピレリよりEdition35の音はデカく感じます。


では、このあたりで最初は締めさせて頂きます。

いやぁ、自分的に驚きな件です。

今日、GTI Edition 35のバッテリーを交換していたところ、前車に比べて容量が減っていることに気付きました。

具体的には、5型のGTIピレリより1サイズ小さくなって70→60Ahに落とされています。
何年モデルから落とされているかご存じの方おられますか??

ひょっとして、幾らかLED化された2012年モデルからだったりして!?
どちらにせよ、明らかにコスト削減ですよね。