
このところAUDIO弄りが加熱気味の shonan breeze です。
これまで100均エンクロージャーの背圧処理や
制振ばかりやってきましたが・・・
いよいよ最終章と言うことで、少し発想を変えて
今回はユニットをフローティングしてみました。
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<加工編>
使用した材料は・・・
①SPとバッフル間のフローティング用ゴム材 (5.7mm厚)
②SP取り付けネジ部のフローティング用ゴム材
③SP後部のグラウンディング強化用追加ウエイト
そして、これが組立後・・・
①②のゴム材をこのように組み付け、SPユニットを完全にフローティングし、
駆動の基点強化(グラウンディング)にSP後部に③のウエイトを組み込んで
みました。
また、今回はフローティングが目的なので、SP後部とセラミック板間の赤い
突っ張り棒は取り外し・・・
これまでの背圧処理や制振加工で既にボロボロなのに、更に今回の加工で
カッコ悪さは極限に・・・ (>_<)
<試聴編>
早速、いつもの部屋の実験室で聞いてみると・・・
カッコ悪さとは裏腹に・・・
今までと同じスピーカとは思えない程
透明感のある音に変身している・・・(*゚0゚)ハッ!!
やっとスピーカの存在を感じさせない、狙いの音に一歩近づいた気がします。
SP周辺の付帯音がほとんどなくなり、綺麗な音の空間が描かれています。
でも、反射だらけの車の中で果たしてこのままの音場が描けるのか?
不安を抱えて車の中で試聴してみると・・・
ワイングラスSP単独で、ちゃんと鳴ってくれてる・・・(^^;
家での試聴のようにはいかないものの、あの団子状態になっていた音が、
小音量からきちっと崩れることなく音場が描かれている・・・
これまで苦手だったVOCALものも・・・
目の前でピタッと定位して、息遣いまで感じられるようになっているじゃありませんか。
パワーを入れて、エンクロに触れてみるもほとんど振動していない・・・
(´▽`) ホッ
今回の加工で小型エンクロの制振地獄からやっと解放されました。
スピーカのフローティング効果、恐るべし・・・
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*13.10.22追記
その後、マウント方法は若干異なりますが、これとほぼ同じ「タイムドメイン・・・?」と呼ばれる
理論に基づき、既に数種のSPが製品化されていることが解りました。
http://www.timedomain.co.jp/tech/theory/td_and_speaker.html
今回は確実な効果検証のため5.7mmの厚いゴム材を使用しましたが、ここで説明されている
より振動吸収するゲル素材であれば、薄くても効果はあるものと思われます。
長い間、AUDIO から離れていて勉強不足でした。m(_ _)m
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<調子に乗って、Sonic Design との比較試聴編>
やっとワイングラスSP単独でも聴けるようになったので、
Sonic Design もTWを仮組して比較試聴してみました。
Sonic Design に負けないほど音離れが良くなっている?・・・(爆
でもやや硬いと思っていたSonic DesignのTWの良さに驚きました。
一緒に鳴らすと更に綺麗な余韻のある音場が広がります。
以上、いつもは歌舞伎町のような賑やかな音場が大好きですが・・・
少しだけpure な音の世界の入口を垣間見た shonan breeze でした。
本日も最後までお付き合い戴き、有難うございました。
by shonan breeze
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Posted at
2013/10/19 21:10:48