皆さん、こんばんは…
これまで釜や客車のカプラー薄厚化を進めて来ましたが、
念のため勾配の通過で解結の恐れが無いかをテストして
みました。(^^;
とりあえず、今回は北斗星編成で…
勾配は一般的に実物の粘着運転の限界と言われる70‰(7%)で行ってみました。
①への字
②逆への字
あらためて見ると、すごい勾配ですね!(◎_◎;)
この勾配はかつての横軽間の最急勾配の66.7‰とほぼ同じ…
模型で見ても驚くようなこんな勾配を長編成の列車が駆け抜けていたとは驚きです!
結果はご覧のように、こんなワーストケースでもカプラー厚の50%程度で、普通
のレイアウト走行では問題ないものと思われます。
また、実際には実物はもちろん、模型でも緩和のための縦曲線が入り、
このように、いきなり勾配に差し掛かることはありません。
今回のテストでも釜の中間台車が床に底付きし亀の子状態になったり、
スノーブロウがヒットしたり、客車は床下機器が接触してしまいます。
車に於いても、路地裏の十分な縦曲線がない坂(笑)などでは、事前に
スピードダウンしてそ~っと進入しないと、リップがガリってしまうケース
がありますよね! (;¬_¬)
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では、実際の縦曲線が織り成す「美しい放物線」のアプローチ部分を見てみましょう…
先日の豪徳寺からの帰りに撮った、小田急線でのかぶりつき画像です。(喜多見駅)
駅の平坦な部分の手前と奥側は黄線のように緩やかな縦曲線が入っていますね…
こちらは、以前に撮影した大和駅のホーム端より藤沢方面を見た画像です。
奥側の勾配開始点Aと、手前の終点Bの赤線部分にそれぞれ 50~60m の
縦曲線が入っています。
通過中の列車も「への字」ではなく、この美しい縦曲線に沿って滑らかな
弧を描いています…
こうした「勾配を行くシーン」は撮り鉄の醍醐味のひとつですね!
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
shonan breeze
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Posted at
2016/01/29 18:28:55