今週は重い腰を上げ、1/80試走用レールの
改軌作業を行っていました。
こんな風にKATOユニトラック(軌間16.5㎜、R790カント付き)の内周側赤線部分のレールを引き抜いて、黄線部分に接着し13㎜化します。
加工を躊躇していたのは、カント付き曲線はPC枕木しかなく、接着部分の枕木形状が斜めになっており、垂直に固定が困難と思ったためでした。
悩んでいても前に進めないので、ゴム系接着剤を使用して実践してみました。
まず、Ⓐの位置に少し多めの接着剤を塗布し13㎜程度にセット
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次に、やや固まりかけた頃に再度ゲージ合わせで、0.5㎜程度のスラックをつけながらレールを垂直に起こして固着させる
2、3本試作して何とか行けそうなので…量産!
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こんな感じで試走用周回コースが出来ました。
早速試走をと車両を準備していたら、
まだ 「電源供給用のフィーダーを造っていなかった」( ̄△ ̄;)…
で、早速…
直線レールの中央付近に接点を加工し、フィーダーを引き出してみた…
ついでに、「NjとJM」、更にパワーパック側も「KATO・TOMIX」ギボシ端子化し相互使用出来るようにしました。
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とりあえず手持ちの中では「一番長い」485系で試走開始…
今まで短い直線コースの往復程度なので、スピードが乗る前に停止でしたが、
まるで「水を得た魚」のようにのびのびと力走しています…(=^・^=)
一通り手持ちの全車両を試走してみましたが、改軌で生じた内外周差から来る大きなジョイント部のギャップ(笑)でも脱線する車両もなく、思いのほか良好でした。
しかし、懸念していたカントアプローチでの挙動をじっくり観察すると、一部の短軸改軌の車両で台車がどうしてもリジッドな固定となり軸重の抜けが気になります。
今回の485では、基線の手前のカント曲線アプローチでライトが一瞬ちらつく現象があり調べてみると、
ご覧のように、アプローチ部分の外周側のレールの勾配で、先頭部のスノーブロウがレールに接触していました。
カプラーとスカートが干渉していたので、前後両クハのスカートを若干切削してみました。
これでほぼ水平となり、レールとのギャップも確保されスカートの位置も修正され」見栄えも良くなりました。
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修正後の再試走…
ライトのちらつきも落ち着き、おおむね快調な走りです。
「おおむね」というのはこの485の動力車のみ改軌前からモータのコギングが酷く、ややラビットスタート気味なためです。
やはり1/80ほどのスケールになると、実車のスタート時のあの「フワ」とした感じが欲しいのです。
この485はなじみ深い車両なので、機会をみてモーターの換装などを検討したいと思います。
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今回のテストコースはとりあえず簡易的にレールの差し替え固定としましたが、シーナリー部分レールはやはりこんなことを考えています。
丁度よい砥石があったので、試作をと思い実践してみましたが、約半分ほど切ったところでレールを押し込み過ぎて砥石の軸が偏芯して、レールともどもジャンクに…(;¬_¬)
まだまだ前途多難なようです。
そんな今週、いつものお寺の前を通ったらこんな言葉を目にした…
慌ただしく過ぎていく時間の中で、ついつい「謙虚さ」を忘れがちになる自分がいます。
では、また… (^^) /
shonan breeze
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Posted at
2018/11/29 20:47:10