以前より、TOMIXの485系が勾配で空転が頻繁に
発生、この対応策を検討するため、動力車両の粘着
推進力や勾配下における付随車の負荷を調査した
が、今回はさらに機関車(DL・EL)も念のため追加で
確認してみた。
調査のきっかけとなったのは、このTOMIX 485系…
やはり、何度テストしても動力車を含む5連(付随車4両)が限界で、車の凍結路面での
発進のように、どんなにトラクションコントロールしても6連以上の編成で、基準の勾配
「40‰」での停止状態からの発進は困難であった…
専用の測定器は持っていないので、嫁が台所で使用しているタニタのはかりを借用して…😅
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早速、DL/EL各車両の重量を測定のあと、それぞれ水平状態での粘着推進力を計測…
TOMIX DD51
KATO EF65
KATO EF510
最後は、このKATO EF81、
さすがに100gを超えると、レールのほうが押し出されてしまい、途中より滑り止めの
ゴムシートをレールの下に置いた…(T_T)
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次に、代表的な付随車の「40‰勾配上での負荷」を計測…
TOMIX485系 クハ481
KATO オハ12は若干軽負荷のようだ…
KATO 24系
40‰勾配上での負荷は、いずれも1両あたり3~5g程度だった。
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この結果を一覧に可視化してみると、重量やトラクションタイヤの粘着推進力への効果や
40‰勾配上での牽引可能車両数が大まかに把握出来た…
極めて簡易的な計測方法だが、繰り返しの再現性もあり、まずまずの結果であった。
これら結果をもとに485系の空転対策がおぼろげながら見えてきた…
今回はストレートでの40‰勾配テストだが、時間があればカーブを含めた条件下での
確認も行ってみたい。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
shonan breeze
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Posted at
2020/09/03 22:14:45