タイトルは少しひねりましたが、今日も主体は鉄模ネタです。(^^;;
まずこの画像から・・・
スケールの異なる2つのレールに同じ体格の車両たちを並べてみました。
スケールは実物の軌間1067mmを基準に以下の通りです。
車両が 約 1/150
レール左が 約 1/160 (Zゲージ 軌間 6.5mm)
レール右が 約 1/120 (Nゲージ 軌間 9 mm)
さて、皆さんはどちらの車両が遠くにみえますか?
そんなの並べたんなら同じに決まってんだろ!(`・ω・´)
そう言えば確かに~・・・ (^^;;
では、
車両たちをどけてみましょう・・・
そして、
質問を・・・
どちらのレールが長~い雰囲気にみえますか?
では・・・
う~ん、何だか左の奴が長い雰囲気に見えなくも・・・
実は・・・
ご覧のように実際は左の方が若干短いんですが、同じか少し長い雰囲気に感じなくもありませんね。
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では、本物のシーナリーではどうでしょうか・・・
いつも通勤で通っていた場所ですが、定期券も無いので今回は便利なストリートビューでご紹介させていただきます。
まず、中央の京急本線上から・・・
この本線は標準軌と言われる軌間1435mmのレールです。
幅の広い線路上で見ると、向こうの駅まで歩いていけそうな程近くに見えますね!
普段1067mmの見慣れた目でこうして京急など標準軌の踏切に立つと、周りの風景がこじんまりと見えたり、逆に軌道が甚だ大きく感じてしまうかも知れません・・・
では、
次に右端に見える狭軌1067mmが並ぶ三線軌条まで移動してみましょう・・・
ハイ!僅か10歩程で到着~ shonan breeze は意外と足が長い?
というか、ストリートビューって便利 (^^)v
あらら!
ちょうど大切な位置に女性がかぶっちゃいましたね・・・
でも凄く可愛いオネーサン♥・・・ コラ! ヽ(`Д´)ノ
ところで、どうですか?・・・ オネーサンの方ではないですよ~!
幅の狭い線路上で見ると、意外と距離感を感じませんか?
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「同じ距離でも遠くに感じてしまう・・・」
こうしたシーンは普段ハンドルを握っていても結構潜んでいるものです。
「遠く見えても意外と近いケースが・・・」
狭い道では、やはりスピードの出しすぎにご注意を・・・
<おまけ> *以下は鉄ちゃん向けの情報で、ここからが本題です。
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では、次は同じレールの組み合わせでもう少し実際に近いシーンを見てみましょう。
中央のスケールを境に、それぞれ車両4両分程の待避線を組んでみました。
*中央の画像は模型ではなくGoogle Earth上で比較対象に近い場所を探しアングルを調整。
画像① 画像② 画像③
画像①
やはり軌間の狭いレールの方が長~い雰囲気に見えますね!
また、分岐を含む曲線は 490R 715R と、狭いレールの方が急曲線なのですが同じか
緩やかにさえ感じられます。
特に模型の制約の多いレイアウトスペースでは、これら「長く見える」、「緩曲線に見える」
という面は、大きなメリットとなります。
画像③のように、同じ4両の車両を並べても前後に余裕がありますね。
画像②
右半分が京急本線、左は先ほどの三線軌条から分岐した狭軌1067です。
画像①と②を比較すると雰囲気が似てると思いませんか?
そうなんです!
同一スケール1/150~1/160として見ると、正に狭軌と標準軌が併走するシーンにそっくりなのです。
右側の111系湘南色を京急の車両に置き換えて走らせたくなりますね!
でも困ったことに軌間は近いにしても、そのままではレール高がオーバースケールで標準軌の
雰囲気とは微妙にかけ離れてしまうのです。
やはり、レールも標準軌、狭軌それぞれファインスケール化が望まれます。
結局、単一ゲージ (N 軌間 9 mm)で我慢を強いられてしまうのですね!
あらためて今回の記事でスケール、軌間のことを取り上げてみましたが、最後にこの画像を・・・
前回ご紹介したレールの部分をルーペで拡大したような・・・という雰囲気をご理解戴けたものと思います。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1596292/blog/28146562/
<参考情報> 今回ご紹介したKATO 113系2000 の加工情報です。
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この車両は改軌とカプラーのボディマウント化、及び種別幕の透過加工とライトのLED化のみです。
種別幕はT社のキハ58の余剰パーツをご覧のように穴あけ加工して突っ込んであるだけで、まだ照明加工はやっていません。
先頭車(付随車)の改軌台車とカプラー
動力車の改軌台車とカプラー
ギア丸出しですが、メンテ性はご覧のとおりです。(^^;;
本日も長文乱筆にお付き合い戴きありがとうございます。
by shonan breeze
Posted at 2013/01/29 15:25:12 | |
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