
引き続き、昔のVTRキャプチャー画像から
旧線の「碓氷第17隧道」と「碓氷第13橋梁」
の様子をご紹介します。
現在、横川-熊ノ平信号場までは、かつての
旧線跡が遊歩道となり「アプトの道」として
親しまれているが、熊ノ平から軽井沢の区間
はほとんどが新線に充てられ、旧線の遺構は
極めて少ない。
今回ご紹介する場所は、「熊ノ平信号場」と
「矢ケ崎信号場」のほぼ中間付近にポツンと
残された旧線跡の遺構である。
<碓氷第17隧道>
-------------------------------------
煉瓦積で、長さは約175m
近づくと坑門越しに、横川側の出口が見える。
<碓氷第十三橋梁(中尾川橋梁)>
-------------------------------------
下りの新線側より
向こう側が軽井沢方である…
この頃は御覧のように、橋の上が保全用の
道路となっていた…
橋梁正面は旧線のかつての碓氷第18隧道
だが、新線の下り第10号トンネルとして
利用され坑門は塞がれている。
こちらはR18側で、向こう側が横川方…
こちら側も草木で覆われているが、美しい
5連のアーチが見える。
長全長は約52mと、めがね橋として親し
まれている「碓氷第三橋梁」に次ぐ立派な
遺構。
R18傍でもあり、碓氷第17隧道とともに
是非とも後世に残したいものだ…
・
・
・
<おまけ>
-------------------------------------
こんな遺構のすぐ傍を、懐かしい国鉄色の
189系「あさま」が駆け抜けて行った…
急こう配だが、結構なスピードで峠を駆け
上がって来る…
独特の2連のブロア音が、軽いドップラー
効果とともに力強く通り過ぎ、
トンネル越しにテールランプが遠ざかって
行った。
・
・
・
再び峠は静寂に包まれた…
本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございます。
台風12号の影響でこちら神奈川も徐々に
雨風が強まって来ました。
進路にお住いの方は、今後の台風情報に十
分注意し、避難体制を整えておいて下さい。
shonan breeze
Posted at 2018/07/28 21:35:07 | |
トラックバック(0) |
鉄道全般 | 趣味