さて、先週中には完成予定だった1/80のワムハチですが…
手間のかかるブレーキパーツの切り詰め加工を1両目は「現物合わせ」
で行いましたが、作業効率と今後の標準化を考慮して「治具化」して
みました。
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更に悩んでいたのが、加工前から分かっていた
「横揺れ」問題…
左右の片側を押さえて、離すと…
ボヨョ~ン~~…
と小刻みに左右に4~5回ほど揺れ動く現象です。
当然、13㎜改軌後も状態は変わりませんでした…
なので、バネの一部分に薄いダンパーを追加してみました。
バネのストロークが制限されるので、ホイールベースの長い
2軸貨車では車輪の浮きなどが懸念されましたが、捻じれの
加わるカント曲線アプローチも問題なく通過出来ました。
何より、走行中の路面変化で小刻みに横揺れを起こしていた
車体がしっとりと落ち着いた走りとなったのが良かったです。
本日の最終試走はDD51で、特にカント曲線へのアプローチ
部分での牽引・推進を重点的に確認しました。
少しスケールが大きくなると、こんな風に扉が開いたりするの
で、つい、「いらん遊び」をしてしまいます…
更には、コロ軸部分が実車同様ゆっくり回転するなどこの価格
にしてはなかなか実感的な造りです。
そんな、いろいろギミック満載のKATOの1/80モデルですが、
隣に1/150の小さなワムハチを並べてみた…
いつもながら、小さいくせに「一生懸命アピール」しているよ
に感じられて、可愛い!
最後に、ケースに収めようとしたら、後付けした手すり部分が
引っ掛かり変形してしまいそうなので、発泡の一部を逃げ加工
しました。
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2回に渡り連載した今回のKATO 1/80 ワムハチ…
今回もいろいろ試行錯誤するなかで、良い題材となりました。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
shonan breeze