
タイムズカーレンタル(神奈川)でキャンペーンをやっていたので、
日産のピュアEV『e-EV200』(2014年10月発売)の
レンタカーを借りて 走ってみました。
ワゴンG7人乗(H28・ZAA-ME0)
6h4320+免責フルカバー2484=6804円
12時からの予約だったので、車両説明/確認とかあるから早めに11:30に行ったら、
勝手に11:40からの使用にされてしまった。う~ん。。
今年3月登録&走行たった370km…ほぼ新車だわ。(あまり借りる人がいないらしい…)

航続距離185kmのはずなのに、フル充電(したと言ってた)で残り130kmの表示。
カタログ数値とは乖離があるようですな。

正午に出発。使いにくそうな純正ナビ(クラリオン製)を無視して、Yahoo!カーナビを使用。

早起きして かなーり久しぶりにJRに乗って川崎駅まで来たら疲れちゃったので、
出発前に買った「からあげクン」(ドラゴンクエスト ホイミ味)(5/10発売)で体力回復。
(よく利用してたJRコンビニ「NEWDAYS」看板が赤→緑に変わってたり、浦島太郎状態)

電気自動車に乗るのは、2000年2月の トヨタRAV4(東京電力)以来、約16年ぶり。
おぉ~ このクルマ、いいんでないかい!?楽しいんでないかい!?
“いくら走ってもエンジンがかからないプリウス”みたい^^
リチウム電池は床下に配置されているため、
低重心と 上げ底による見晴らしの良さを実現しているぞ。
昨今のミニバンは乗降性重視(子供とか高齢者とか)で軒並み低床化されていて、
アルファード/ヴェルファイアだって初代のほうが見晴らしはいい。
(ひとりで乗るなら)上げ底はむしろ歓迎なのだ。
時代はパーシャル!…じゃなくて、時代は高床!

EVのモーターは 特性として ガソリンエンジンよりも発進トルクが強いのだが、
常識的速度域なら 中間加速もじゅうぶんに強力。

2014年に乗った日産セレナ(C26)に比べたら劣る部分もあるはずなのに、なぜか楽しい。
1.鼻っつらの長さは同じだけど、視点が高いから 見切りが良くて車両感覚が掴みやすい
2.非力なレシプロだとストレスを感じるが、モーターは静か低速トルク大…プチV8感覚

イルミはアンバー(オレンジ)色

ゴールに近づいてまいりました

宮ヶ瀬湖に到着。下道オンリー約65km走行、14時からのダム観光放流に間に合った。

駐車場の入口のおじさんに、違うって言ってんのに「○○の組合の人だよね?」みたいに
何回も聞かれた。若者(あ、私のことです)が自家用で乗ってるとは思われないんだろな。

外車やら色々停まってたけど、このクルマが一番カッコよく見えた^^

宮ヶ瀬湖到着時、航続距離を見ると130→35km。
実走行距離は64.5kmなのに、95kmも減ってる。(70%弱の達成度)
カタログ数値は185kmだけど、100km程度に考えといたほうが良さそうだな。
(夏のエアコンや冬のヒーター使用を考えると さらに少ないかも)
これだと、川崎まで帰れなくなっちゃうので…

近くの愛川太陽光発電所に立ち寄り…

駐車場に設置されている無料急速充電器で充電!

ボンネット?を
↓

開けて
↓

出力を、急速充電用ポートに接続(右のオレンジのは普通充電ポート)
↓

充電中

充電器のモニター

車内ダッシュボード上のインジケータでも、大まかな充電状況がわかる
充電待ちの間に、クルマを撮影。

テールランプはLED

インパネまわり(宮ヶ瀬湖Pで撮影)
全体的な質感は、シート以外は ベースのバンそのままだが、
ピアノブラックパネルと本革巻きステアリング…この部分だけ高級感があるw
シフトレバーの操作性はあんま良くないかな。。

オーディオやハンズフリーの操作ができるステアリングスイッチ(宮ヶ瀬湖Pで撮影)

シフトレバー下には、シートヒーター・ステアリングヒーターのスイッチや
12Vソケット・ACコンセント・USBコネクタが配される。
サイドブレーキは、足踏み式ではなく、レバー式。

2列目シート

3列目シート(宮ヶ瀬湖Pで撮影)

ラゲッジスペース

2列目シートの手動開閉式小窓(宮ヶ瀬湖Pで撮影)

1500WのACアウトレットは2つ装備される(写真は、助手席下)
コンセントのフタが邪魔するので、ACアダプタは挿しにくい(延長コード必須)

ヘッドランプは2灯式(H4)ハロゲン(ブルーのシェード)
ポジションランプはシグネチャーLED

15インチアルミホイール(6J)
インセット+45mm
うちのクラちゃん用に1セットほしいねぇ^^

タイヤサイズは、185/65R15
グッドイヤー「EfficientGrip」
お、充電が完了したようでーす。

これで、安心して川崎まで戻れます。
ショボショボECOモード(…といっても十分力強い)にしなくても、
エアコンつけてアクセルベタ踏みしても、心配なし!

グリルレスや ヘッドランプなどのデザインの違いで、
素のNV200とこんなに違って見えるものか。。
(カラーは、他に ブラックメタリック・ホワイトパール・ライトブルーメタリックがあります)

これが“素のNV200”。(後日撮影)

日産のサイトより

電気、ごちそうになりました!

視点の高さは、ハリアーのようなSUVを見下ろす感覚(復路にて)

新横浜駅のビル群(復路にて)
往復ともにほぼ渋滞はなく、定刻18時前に帰着。
ひさびさの電気自動車体験ができて楽しかったです。

タイムズ傘、いただきました^^
ちびっとEVがほしくなって、このクルマの価格を調べました。
4,786,560円でした。またの機会にしました。
【気に入ったところ】
・見晴らしが良くて運転しやすい(初代FRセレナや初代FRノアみたいな感覚)
・当たり前だけど、ガソリン代がかからない(今回の返却時も 電気代?は無料)
・ガソリンとのハイブリッド車と違い、フル加速してもエンジンが無い(うならない)から静か
・セレナ(チーフデザイナーは同じ人)同様、下部までえぐられたデザインの左右窓…右左折時の視認性が良い
・後輪にもディスクブレーキが採用されている
【うーん…だったところ】
・バンがベースだから仕方ないけど、ひょこひょこ上下動があって快適とまではいえない
・電動パワステ…ドヨーンとした反発力があって、ステアフィールはいまひとつ
・高速域ではロードノイズと風切音盛大…遮音に優れた高級ガソリン車のほうが静か
・使いにくそうな クラリオンのMOPナビ
・ドアミラーが手動格納
・スライドドアのオートクロージャーが付いてない
・1755mmの全幅を、5ナンバーサイズにおさめてほしい
※ダム見学の記事は→
こちら
宮ヶ瀬ダム放流カレー