サウナが好きです。昔から。
「ととのう」なんて言葉は当然ありゃしない、まさにおっさんたちのたまり場と化していた25年以上前からサウナトランスの多幸感を求めて、今はなき近所のスーパー銭湯に通っていました。
※タイトル画像は単に憧れのイメージで、ブログに直接関係ありません
当時は若さから自分の身を案ずることなく、
水分補給もせずにサウナと水風呂のセットを二桁いくほど繰り返しては
「○キロ減った!」(その分の汗をかいた)
という、自分との戦いに興じていました(※水分補給無しはかなり危険)
今そんなやり方をしたら確実に具合悪くなるけど、
当時は若さが全てに勝っていたのでしょう。
(そういえば当時、水風呂からあがった瞬間に突然視界がブラックアウト。
近くの人にしがみついてすごい表情をされたことがあったな)
やり方は悪いとはいえ、その後に続くフワフワとした感覚は格別で、
全てが「どーでもいい」と思えてしまうほどの心地いい脱力感に包まれる。
わかってもらえないのを覚悟で例えるなら、
体育の授業で思いっきりプールで水遊びして、その後の授業に
全く身が入らない程の気持ちイイ気だるさを何倍にもした感覚。
とまあサウナに通うようになってそこそこの歴になるわけですが、
昨今の流行でデビューした友人が「いいな~もっと早く知りたかった」
と言うのだけど、いやいやむしろ今の自分にとっては逆に不幸なんです。
極端好きの性格も災いしているので自業自得なのだけど、
度を超えたやり方で得られる強烈なトランス状態を知っているだけに
どうしても比較してしまって、適度なやり方に物足りなさがつきまとう。
かと言って当時のやり方ができるわけないし、ヘタしたら命にかかわる。
なにせ10年前くらいに苦しんだ結石は当時のこの奇行が原因(^^;
そんなもどかしさを持ちつつも今でも変わらずサウナが好きな私は、
このご時世でなかなか気軽には行けなくなった貴重なサウナを
より快適且つ質の高いものにするには?を考えてみることに。
そして安直ですがやっぱり装備が重要だというわけで、
それまであまり気を遣っていなかった
サウナ(銭湯)で使う持ち物を見直すことにしました。
◆バッグ
余計な物を持たず、
必要最低限の物だけを入れてサウナに挑むための専用バッグ。
これまで特に決まった物を使ってなかったのだけど、
サウナ専用のバッグを新調しました。
洗濯ネットにもなるバッグ(トート)
少し厚さのあるメッシュ生地の本体に持ち手が付いていて、
使用したタオルや下着などを入れたままチャックを閉めれば
バッグごと洗濯が可能。
バッグ自体も清潔に保てるし、コレはイイ!
しかもコレ200円(ダ○ソー)
◆ボディタオル
体を洗う時に使うタオル
どんなに泡を立てても、普通のタオルを兼用していたのでは
肌を撫でているだけのような感覚でよく洗えている気がしない。
サウナでの発汗を妨げ得る汚れを全てキレイに洗い流したいので
ここは荷物が増えてでもボディタオルを準備。
固すぎず柔らかすぎず、『洗っている感』がある物を選びました。
◆腕時計
サウナ専用で愛用しているチープカシオ。
たしかホームセンターで1000円以下だったと思うけど、
耐熱設計ではないはずなのに100℃と20℃くらいを行き来する
過酷な環境で使用していても壊れることなくかれこれ5年以上。
これまで電池交換もしていないし、バックイルミも問題なく動作している。
カシオすごい Σ(・ω・ノ)ノ!
これは軽く清掃して続投です。
◆耳栓
サウナで周りの音(テレビや会話)を気にする性格ではないのだけど、
より質の高い『ととのい』のために使用している人は割といるみたいで
とりあえず装備に加えてみることに。
もちろん完全無音になるわけではないですが、全ての音が遠ざかり
自然と瞑想のような状態になるのでよりリラックスできるのかも。
水中使用OKと左右が紐で繋がっていることを絶対条件に調べて、
サウナ用途でも評判がよいコレにしてみました。
左右を繋ぐ紐が繊維でできているので熱くなりにくい(コレ重要)
ビニール紐のものはここがサウナで焼け、肌に触れてチクチクします。
ちなみに紐に取付けられている黄色の丸い物体は、
色味的にも全く違和感がないけどこの製品の物ではなく、
実は個人的に組合せた樹脂製のペーパークリップ(文房具)
耳栓を外している時の紛失防止用で、
紐同士を繋げてネックレス状態にすれば、
落す心配から解放されるので首にかけたまま入浴していられます。
◆タオル
最初はタオルのほかに『サウナハット』も用意して
マイサウナハットデビューをしようと思っていたのですが、
通販サイトで物色しながら使っている自分を想像しているうちに
やっぱりちょっと煩わしいなと思うようになってしまいまして(^^;
浴場内で持ち歩くのは耳栓とタオルだけにしたい。
でもサウナハットは使ってみたい(このさい『サウナハット風』でもいい)
そして考えついたのがコレ。
サウナハット兼用タオル(自作)
自作と言ってもタオルを二つに折って両端縫ったくらいの代物です。
(試験的に自宅風呂で使っていたのですでにヨレヨレ(^^ゞ)
開口部から頭を入れてフチを適度に折り返すだけでサウナハットに!
かぶったイメージはこんな感じ。
頭頂部側の角どうしをスナップボタンでくっつくようにしたら
更に帽子ぽい雰囲気になりました♪
二つ折りで固定になってしまいますが、体を洗うのはボディタオルだし
その他のシチュエーションでも二つ折にほとんど不便を感じません。
ちなみにタオルは薄すぎず厚すぎずで、ワッフル状に編まれた物を選択。
タオル自身の厚みではなく形状で厚みを実現しているので、
この空気の層がサウナハットとしての機能に有効に働けばいいなと(希望)
サウナハットとしての性能は正規の物に遠く及ばないだろうけど、
単に頭にタオルを巻くよりふんわりと覆ってくれるし、
浅くかぶって普通にテレビを観ることはもちろん、
耳栓併用で視界を遮断するように深くかぶって
心頭滅却するのもまたヨシですd(^▽^)
◆アロマ
ロウリュサービスを受けたことは何度かあるけど、
同じロウリュでもアロマ水のいい香りに包まれる方が断然気持ちいい。
で、個人としても何かできないかってわけで購入してみたのがコレ。
サウナフレグランス『白樺』
ヴィヒタ(白樺の枝葉の束)が置いてあるサウナを利用したことがあって
すごくリラックスできるイイ香りだった記憶があるので試してみることに。
実はこれロウリュ用のアロマオイルで、本当は同メーカーの製品で
希釈不要で吹き付けられるスプレータイプが欲しかったのだけど
見付からず(存在していたはずだけど現在取扱店が見付からない)
水に混ぜて自前のスプレーボトルに入れてタオルにシュー。
これこれ、イイ香り♪
耳栓装着(聴覚)・サウナハット深被り(視覚)・アロマ(嗅覚)
サウナでこの組み合わせはかなりイイ効果を期待できそう!
まわりに迷惑をかけないように、微かに香る程度タオルに吹きかけて
深くかぶった時にだけ香るように濃さや量をうまく調整したいと思います。
色んな香りのアロマを集めて気分で使い分けてもいいかも(*´ω`*)
◆風呂上がりの一杯(オマケ)
サウナに持っていくものではないですが、今回色々調べている時に
気になって思わずポチってしまったので紹介します。
サウナが本場のフィンランドで長年愛されているアルコール
通称『ロンケロ』
フィンランドではサウナの時など日常的に飲まれている人気のお酒らしい。
簡単に説明するとジンとグレープフルーツソーダのカクテル。
お酒なので風呂上りにすぐ飲むというわけにはいかないけど、
帰宅したら氷でいっぱいにしたグラスに注いでガブガブ飲みたい。
でも理想はオロポのように、ととのった風呂上り直後に飲めたら最高!
というわけで、自粛の影響で気持ちも遠のいていましたが
装備を万全にしたら俄然サウナに行くのが楽しみになってきました♪
いつかは
こんなシチュエーションのサウナで汗をかいて
大自然の水風呂にピョーンと飛び込んでみたいものです(´▽`*)