一週間のご無沙汰でした。 二十歳過ぎの頃はウエストが74センチだった辛口おやじです。
あれから30年! ・・・ いや、やっぱりやめましょう(笑)
さて先週のことですが、ある方からブログへイイねを頂きまして、これはさっそくお返ししなければ
なるめえとその方のページを訪問し、その時の最新のブログを覗いてみると、そこにケニーロバーツ
の文字がありました。
ケニーロバーツ・・・
おおっ! キング・ケニー!
いや~、懐しい~♪
私のハートといいますか、若かりし頃の思い出に火がつきましたな。
ケニーロバーツはアメリカのカルフォルニア州の出身。
ヤマハYZRでロードレース世界選手権500ccクラスにおいて3度の世界チャンピオンを獲得した
レーシングライダーです。
今現在もうちの離れの居間に、このケニーロバーツのパネルボードのポスターが飾ってあります。
もう30年も前のものですので、少しセピア色っぽいですね(笑)
ケニーロバーツはバイクレースに様々な業績や功績を残したレーシングライダーですが、一番知ら
れているのが「ハングオン」という今現在でもライダーの間で主流になっているライディングスタイル
を確立した事ではないでしょうか。
流れるようなスムーズなコーナリング。
他の色々な選手のものを観ますが、やはり私はこの本家ケニーロバーツのハングオンが一番美しい
と思います。
いや~、かっこいいですね~!
動画は83年のグランプリレースのもの。
ゼッケン④のマルボロヤマハがケニーロバーツで、同㉗が新人のエディーローソン。
ゼッケン③がライバルHCRホンダNS500のフレディスペンサーですね。
他にもハーベースズキRG500のランディマモラの姿もあります。
この年、既に32歳のケニーロバーツは22歳の若き挑戦者フレディスペンサーに僅か数ポイント差で
敗れ去り年間チャンピオンを逃し、引退を表明。
私自身夜寝るときに悔しくて枕に涙したものです(…というのは冗談です・笑)
次の画像は掛川市にありますヤマハリゾート「つま恋」のカートレース場での生ケニーです。
確かフラッシュ撮影禁止で室内ではボケた画像になったのを覚えてます(笑)
これは当時50ccのスクーターやレプリカモデルのYSR50でのミニバイクレースというものが流行って
いた頃で、チームラッキーストライクヤマハを率いていたケニーロバーツが鈴鹿8耐のパートナーで
あった平忠彦と共にゲストでつま恋に訪れたときのものです。
その平忠彦です。
70年代の日本のエースが片山敬済なら、80年代はこの平忠彦でしょう。
いい男ですね~
草刈正雄主演の角川映画「汚れた英雄」でスタントを務めたのは有名ですね。
平選手は92年にレーサーを引退され、現在は浜松市内でバイクショップを経営されているとか。
息子さんが3年前に陸上の走り高跳びでインターハイ優勝したそうですね。
さすがに身体能力は父親譲りといったところでしょうか。
そして下の画像が当時のミニバイクレースのものです。
YSR50の「お金持ち&上級者」クラスのスプリントの模様ですね。
平選手がスターターでしたが、それにふさわしい結構なレベルだったと思います。
私ら「ビンボー&テク無し」野郎どもはもっぱらスクーターでの二人ひと組の6時間耐久レースが専門
でした(笑)
このあとエキシビションで平選手が一緒に走ったのですが、やはり速かったです。
ブレーキのポイントが違うといいましょうか、突っ込みのスピードが違うんですね。
同じマシンとは思えないくらいの差がつきましたね(笑)
いや~、今こうして振り返ってみると、自分の若い頃って意外と熱かったんだな~って思います。
このブログを見た若い方々へ、人生は一度きりです、このミニバイクレースのようにそれほどお金
を掛けなくても楽しめる事って結構あるものなんです。
私らYSRではなくて50のボロスクーターでしたからね(笑)
なによりも歳を取ってから非常に良い思い出になりますので、道楽であっても是非色々な事に挑戦
してみてはいかがでしょうか。
続いておまけ。
「マルボロカラーは王者のカラー」
昔はタバコの会社がモータスポーツの一番のスポンサーになっていたんですね。
それが禁止になってどのくらい経つでしょうかね?
冒頭のマルボロがそうですし、文中のラッキーストライクやハーベー、あとロスマンズ等。
私自身は、やはりこの赤白のマルボロカラーが一番で、「チャンピオン」というイメージですね。
これは自動車レースのF-1でもそうなんです。
F-1では長くマクラーレンがこのマルボロカラーでしたが、70年代前半のエマーソン・フィッツパルディ
(のちにインディでも活躍)、同後半のニキ・ラウダ(フェラーリから移籍)、そして80年代のアイルトン・
セナ。
赤白のマルボロカラーは常に王者のカラーであり、今でも一番カッコイイデザインだと思います。
う~ん、また復活しないかな~
以上、若い頃はウエスト74センチだった辛口おやじの思い出話でした~(笑)