
二週間のご無沙汰でした、辛口頑固おやじです。
師走に入り公私共に忙しい日々が続いております。
ここ何年かは歳のせいもあるのでしょうが、本当に無理が利
かなくなりました。 前日の仕事の疲れやお酒などが翌日ま
で残るんですね。
特に睡眠時間が足りない時などは如実に表れます (ーー;)
今回はそんな私と同じお疲れモードのおやじ達へ久々に映画の話を。
タイトル画像でお分かりかと思いますが、今回語るのは映画 「ロッキー」 シリーズ。
この映画で疲れたおやじ達の身体に今一度 「元気」 と 「喝」 を入れましょう ! (笑)
ロッキーといえばまず思い浮かぶのがなんといってもそのテーマ曲。
昭和のおやじ達はこの曲を聴くだけで身体中にパワーが湧いてきます。
「 立て ! 立つんだジョー ! 」、 はあしたのジョーの丹下段平のセリフですが、それとはまた違った
感覚、なにか強制的ではなく身体の奥底に眠っていた闘魂が自然に湧いて来る感じです。
・・・そんな気がしませんか ? (笑)
映画 「ロッキー」 は1976(昭和51)年のアメリカ映画で、主演はシルベスター・スタローン。
内容は皆さんよくご存知でしょう。
単純明快、一言で言えばアメリカンドリームであり、彼方のスポ根物語といったところか。
全く無名の売れない役者だったスタローンが、当時行われたボクシングのヘビー級タイトルマッチ、
モハメド・アリ対チャック・ウェップナー戦に感動し、わずか3日間で脚本を書き上げたという伝説の
作品で、スタローン自身の出世作でもあります。
この年末に新たにシリーズ第7作目が公開されるようですね。
今までの6作品はどれを観ても楽しめますが、私個人的にはやはり第1作目が一番優れた作品
であったと思います。
30歳になるヤクザの用心棒掛け持ちのうだつの上がらない4回戦ボクサーのロッキーが、ヘビー
級チャンピオンのアポロの人気取りの噛ませ犬として指名を受けてタイトル戦を戦います。
しかしなんとこれが予想に反してチャンピオンからダウンを奪うなどの大善戦 !
この1作目の中にこんなセリフがあります。
「最後のゴングが鳴ってもまだ立っていられたら、俺がただのゴロツキじゃないことを人生で始め
て自分自身に証明できるんだ ! 」
ロッキーは世界チャンピオンになりたくて戦っているのではなく、今までのやる気のなかった半端な
自分にケリをつけるために戦っている… 私にはそんな風に見えます。
つまりこの映画はチャンピオンを目指すボクサーの話ではないということ。
自分自身との闘い… 上手く言えませんが、これがロッキーという映画の本質ではないか。
地味な娘エイドリアンとの恋や、下町やジムの人情味あふれる人間模様などもしっかりと描かれ
ており、この1作目は紛れもなく不朽の名作であると思います。
しかしこれが2作目になるとチャンピオンに勝ってしまう。
こうなるとちょっとウソ臭くなってしまうんですね。
世界ランカーならともかく、4回戦ボーイでは現実的には有り得ませんから。
これ以降の作品はド派手なものが多く確かに話としては大変面白いのですが、やはり単なる娯楽
映画の域の作品になってしまったような気がします。
とはいえ、この後のロッキーシリーズは音楽的に非常に秀逸な作品が多いのも特徴です。
たとえば3作目の↓アイ・オブ・ザ・タイガー。
さらに4作目のバーニング・ハートや↓のハーツ・オン・ファイアーは皆さんもよくご存知でしょう。
いや~ トレーニングシーンも良いですね~
科学的トレーニングに対して原始的トレーニング...
男の闘争本能を呼び覚ますようなカッコ良さです。 (o^-')b
音楽も非常にノリが良く車のドライブなどにもピッタリですね。
スタローンといえばこの後の「ランボー」シリーズも大変な人気でしたが、私はやはりこのロッキー
のイメージが強いです。
というわけで、どうですか皆さん 、 元気出ましたか !?
そして、さあ、私と同じ腹回りプニプニおやじたち !
( おばはんもか?・笑 )
今日から腹筋ですよ ! 腹筋 !! (笑)
今回はまたまた簡単でしたが、我々昭和のおやじ達のヒーロー、
ロッキーでした~ !
