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辛口レビンのブログ一覧

2016年05月08日 イイね!

諸外国を考える ② アメリカ

諸外国を考える ② アメリカ
  シリーズ 「 諸外国を考える 」

第2回目はアメリカ合衆国についての話です。

私の勝手な自己満足のブログですので、興味の無い方はスルーでお願

いします m(_ _)m  

また歴史の浅い国とはいえアメリカを語るとなりますと、とても一度のブ

ログでは収まりきれませんので、今回はテーマをひとつに絞って書いて

みたいと思います。


ご存知のように現在アメリカでは次の大統領を選ぶための予備選挙が行われています。

そしてこれまた皆さんご存知だと思いますが現在アメリカは民主党共和党の二大政党制であり、

この二つの政党が入れ替わり立ち代りで大統領を輩出してきました。


で、今回考えるのはこの民主党と共和党、果たしてどちらの政党の候補者が大統領になるのが我

が日本にとって良いことなのか? についてです。

どちらが選出されてもアメリカの大統領に変わりはないし、同じことではないのかと思うでしょう。


いえいえ、

過去の歴史を掘り起こしてみると結構見えてくるものがあるんです。

結論から言いますと、 民主党政権は日本に不幸をもたらすかも知れないということ。    



時間を70数年前に戻し、駆け足でざっと振り返ってみましょう。


当時遅れて来た帝国主義といわれ、資源の無い日本に経済封鎖を仕掛け、あの戦争に引きずり

込んだのは民主党のフランクリン・ルーズベルトでした。 これはもう定説といっていいでしょう。

そのルーズベルトが急死すると、あとを継いだのが同じ民主党のトルーマン

彼は既に死に体の日本に無理やり原爆を落としました。 


約20年続いた民主党政権が終わり次に大統領になったのが共和党のアイゼンハワー

彼は民主党の封じ込め政策で工業水準を落とされていた日本に対し、世界銀行に融資をさせ、新

幹線や高速道路などのインフラ建設を促しました。 

このことが日本の高度経済成長に大きく貢献したのはいうまでもありません。

因みにこの時の借金の返済が完了したのは意外と最近で平成に入ってからなのだそうです。

またアイゼンハワーは軍人でしたが、あの原爆投下に対しては反対派だったのだそうです。

        
        (ドワイト・アイゼンハワー)

次の大統領はあの不毛なベトナム戦争にGOサインを出した民主党のケネディ

キューバ危機を乗り越えた事は評価できるのでしょうが、この人がなんであんなに日本で有名で

持ち上げられるのか、私にはよくわかりません。


そして時代は移り共和党のニクソン

このニクソンの時代に沖縄が返還されました。

有史以来戦争をしないで領土が回復するというのはこれが世界で初めてといわれています。

沖縄への核の持ち込みや駐留する米軍への援助の密約があったにせよ、盗人ロシアによって今

だに返ってこない北方領土をみれば、これがどんなに有り得ないことだったかがわかると思います。

因みに民主党のケネディがGOサインを出したベトナム戦争をきっぱりとやめたのも共和党のニク

ソンでした。
        
        (佐藤栄作首相とニクソン)


その後80年代はほぼ共和党のレーガンの時代でした。

この時に先進5ヶ国によるプラザ合意というのがありました。

簡単に言えばドル高是正と市場開放ですが、これが日本にバブル景気をもたらしました。

史上空前の好景気で、給料の昇給額が年1万5千円だったり、ボーナスが年8ヶ月近かったりした

のが懐かしく思い出されます(笑)


そして90年代。 大統領は民主党のクリントンの時代へ。

やな予感 ...

この時に起こったのがアメリカへ進出している日本企業への訴訟問題で、ニコンや三菱や東芝

などが狙われました。

確か三菱あたりはセクハラ問題だったと思いますが、内容はどうでもいいような殆ど恐喝訴訟に

近いもので、それらが次第にエスカレートしていき、最後の方では先の戦争時の捕虜強制労働

までも持ち出し、当時の日本企業14社から計1兆ドルを脅かし取る集団訴訟まで整えていたのだ

そうです。

が、しかし金儲けのためのいい加減訴訟禁止ということで、それらを止めさせたのが後の共和

党のブッシュ
だったのだそうです。

息子の方の子ブッシュですね。

                
          ネコ? ライオン? うまいのか?(笑)

そして現在の民主党のオバマ大統領。

やな予感 ...(笑)

初の黒人大統領だからと油断していたら、またまたきました企業訴訟 ...

皆さんも記憶に新しいでしょう。

この時ターゲットにされたのはトヨタでしたね。

フロアマットがアクセルペダルに引っかかって戻らないだとかなんだとかの難ぐせは、もう殆どユス

リ・タカリのレベルだったと思います。



このようにほんの70数年の間のことではありますが、アメリカが民主党政権の時というのはどうも

日本にとってロクなことが無いということが見て取れるようです。

アメリカ民主党は昔から親中反日といわれているようで、支持層としてはインテリ・左派が多くニュ

ーヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどのマスコミもこの民主党派なのだそうです。

左派といえばニューヨーク・タイムズの東京支局は朝日新聞本社内にあるんだそうですね。


対する共和党ですが、こちらが親日であるかどうかはわかりませんが、政策としては昔から反共・

反独裁であることがはっきりとしているように思います。

日本の周りには中国という共産主義の国が有り、まあ北朝鮮は鼻クソみたいなものですが、かつ

てはソビエト連邦もありましたので、反共の防波堤という意味で日本を重要視していたのかもしれ

ません。



アメリカの政党の歴史を紐解いてみてわかるのは、どちらかといえば左寄りでインテリ層が支持す

る民主党の方がより好戦的であったということです。 ちょっと意外でした。

そしてこれは結果論かもしれませんが、共和党の方が日本に利益をもたらすことが多かったよう

に思います。


さて今回の大統領選。

民主党のヒラリーに対し共和党のトランプ。

まだ予備選挙の段階ですが、予想では民主党のヒラリーが優勢の様子。



また民主党 ...

やな予感 (笑)


さて今度はどんな難題に襲われるのやら ...

今からちょっと心配です。

Posted at 2016/05/08 21:50:38 | トラックバック(0) | 諸外国を考える | 日記
2015年09月05日 イイね!

諸外国を考える ① 中国

諸外国を考える ① 中国
  一週間のご無沙汰でした、辛口おやじです。

中国が抗日戦争勝利70年式典を行ったそうですね。

この式典に元首級で参加したのは約30ヵ国だけで、主要欧米

諸国はロシア以外は軒並み参加をしなかったようです。

当然でしょう。

当時日本が戦ったのは毛沢東の共産軍ではなく、蒋介石の

国民党軍でしたし、そもそも今の中華人民共和国の成立自体が戦後の1949年であり、あの大戦

中は存在すらしていなかったわけですから、何を寝とぼけたことをという感じですね。


 と、まあそれは置いといて(笑)


私の以前のプロフィールには書いてあったのですが、30代後半から40代にかけて猛烈に本を読ん

だ時期がありまして、今回はその中から中国に関するちょっと興味深い話を簡単に紹介してみたい

と思います。 (ほんのちょびっとね・笑)

多分百冊以上は読んでると思いますが、これはその中の一冊です。

   ↓



電気通信大名誉教授の西尾幹二さんとおっしゃる方が書いた本で、「国民の歴史」。

見よ ! この厚みを !(笑) ページ数は怒涛の770ページあります。  フッフッフッ俺の勝ちだな・笑

これ一冊読んだだけでかなり勉強になりました。


この中に中国の韓非子(かんぴし)の話が出てきます。

韓非子というと有名なのが「矛と盾」の話ですね。

どんな盾も突き通す「矛」と、どんな「矛」も防ぐ「盾」を売っていた楚の男が客から、「その矛でその

盾を突いたらどうなるのか?」と問われ、返答できなかったという話は皆さんもよくご存知でしょう。

「矛盾」という言葉はここからきているわけですね。



次の話はその韓非子に出てくる一話です。



    昔、秦の昭王が病気になった。

  人民は村里ごとに牛を犠牲に供し、王のご平癒を祈った。

  ところがこれを伝え聞いた病床の昭王は、なんと人民に罰として鎧二領の供出を命じた。


   「命令も受けぬのに勝手な祈祷の儀をなすのは、人民が予を愛している証拠である。

   その結果、情が移って予のほうでも法令を緩和し、人民の心に馴染もうとでもしたならば、

   法の威令は成り立たなくなり、やがて国は滅びるであろう。

   今の場合、人民に罰を課し、治を確立する道を復するのが、最善の策なのである。」


   。       。       。       。       。       。       。


さて、皆さんはどう思われたでしょうか?

なにかぎょっとするといいますか、背筋が寒くなるような話ではないでしょうか (ーー;)


普通に考えれば、主君の病気のご平癒を人民が自発的に祈ったわけですから、王に対する人民

の忠誠心の厚さや信頼、それほどまでに人民に慕われる主君の人徳を褒め称える美談のような

話で終わるはずです。

おそらく日本ではそれ以外にないでしょう。


ところがそうではなく、主君は人民に罰を与えたというのです。

なんということでしょう・・・

これが中国という国の姿ということなんでしょうか。





民に対する官。

または官に対する民。

今回の話は前者ですが、そこには両者の間に信頼関係というものはまるで存在しないということ

ですね。

これは現在の共産党政権に対する人民の姿を見ていても、全く同じことが言えると思います。

つまり2000年以上前から何も変わっていないということ。


中国の王朝交代は常に支配者の性が変わる易姓革命。

そこは権力をめぐる争いが激しく行われ、水面下で権謀術数が渦巻く暗黒の世界。

一旦始まると、人民を巻き込んだ血で血を洗う内戦が何年何十年と続くのだそうです。






13億もの人口を抱えながら、言論の自由もない国、中国。

今だに法ではなく人が治める人治国家、中国。


歴史が有る国である反面、相当に深い闇に包まれた国でもあるんですね。



簡単ですが以上です。

   
Posted at 2015/09/06 00:32:47 | トラックバック(0) | 諸外国を考える | 日記

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「驚いたね~ まさか当選するとは思わなかったなぁ。それに「私自身、必要な説明をし、公私のラインを引かせていただいた。一定の信託はいただいたと思う。」って・・・
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何シテル?   10/23 21:10
上品とは無縁の田舎のべらんめぇ親父です。 身の程知らずの言いたい放題。 時として極論で語ることもありますが、昭和 の頑固親父の戯れ言だと...
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