2013年11月03日
一週間のご無沙汰でした。 辛口レビンです(笑)
先週の日曜日にいつもの床屋さんに行きまして、待ち時間にテレビや写真週刊誌などを見まし
たら、司会のみのもんたさんの話題で持ち切りでした。
なんでも窃盗で捕まった息子の責任を取って、番組をいくつか降板するそうですね。
聞けばその息子はもう30を過ぎているのだとか・・・
そんないい歳の息子の軽い窃盗の責任まで取らにゃいかんのか?とも思いましたが、まあこれ
もひとつの有名税というやつなんでしょう。
出る杭は打たれる的な空気もあるような気がしますが、やはり本人が番組内でかなりお説教じ
みた言動や態度を取るようですので、そういうスタイルが招いたもの、言ってみれば立場上 「示
しが付かない」 といったとこなんでしょうね。 ひとのことは言えませんが・・・
ところでこの写真週刊誌を見て驚いたのが、みのさんの鎌倉のご自宅。
いやはや凄い豪邸ですね。 なんでも17億円だとか。
司会者ってこんなに稼げるものなのかと、ちょっとビックリしましたな。
プライベートの事をあれこれ言っても仕方がないのですが、このみのさんの豪邸を見て、以前
読んだある国の駐日大使の方の手記のことを思い出しましたので、少し書いてみますね。
昭和50年代の終わり頃の話です。
この駐日大使が福田赳夫元首相(故人)の私邸を訪れた時の事。
住所のメモを頼りに行ったのですが、ずらりと庶民住宅が並んでいるだけでどうしても見つから
なかったそうです。
当時元首相にして派閥の首領。
なにしろ当時はまだ政治資金規正法の改正前であり、政治家の実力がいかに多額の選挙資金を
集められるか、という時代の事です。
当然大使はまばゆいばかりの豪邸をイメージして意気揚々と向かったそうです。
しかし、何処を見回してもそんな巨大な権力を有する福田邸らしきものは見当たりません。
やっとのことで見つけて大使はひと驚き。
庭は5~6坪しかなく、1~2階あわせて30坪もなかったそうな。
しかも家が古いのでちょっとした雨でも洩るとのこと。
首相在任中も福田氏はこの家から通勤していたのだそうです。
この大使が呆れなければならなかったのは、福田元首相の生活だけではありませんでした。
当時新日本製鉄の会長にして日本商工会議所会頭、戦後日本財界の首領と呼ばれた永野重雄氏
(故人)に、箱根の別荘に招待された時の事。
なにしろ世界第二位の経済大国の日本です。
しかもその財界のトップの別荘である。
大使は大いに期待して出かけて行ったところ、広さはたったの10坪そこそこで夏なのにクーラーさえ
も無かったのだそうです・・・
どれほどお金や権力が有っても、驕らず慎ましいことが美徳とされるのが本来の日本人の姿
ではないかと思います。
このデフレの時代、みのさんのような高所得の方が豪邸などを建てたりお金を使うのは、世界的
に見れば正しい在り方なのでしょうが、わたしゃやっぱり上のお二方の方が好きですね。
能ある鷹は爪を隠す・・・
凡人を装う非凡?
う~ん、上手く言い表せません(笑)
以上、名もない一般庶民のヒガミでした~
Posted at 2013/11/03 11:17:11 |
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