今日もジャージと腹巻を華麗に着こなし、自身の腹周りのように甘くたるんだ世の中を、昭和の
セクハラ頑固おやじが鋭く斬る!
一週間のご無沙汰でした、辛口おやじです。
さてこの間ネットのニュースを何気なく見ておりましたら、「 ナッツリターン 」 なる聞きなれない文字
がありました。
ハテ、何のことやら?
ナッツ = ピーナッツを連想しまして、背景に大韓航空機の旅客機の画像があったものですから、
一瞬昔あったロッキード事件みたいな事が起こったのかと想像したのですが・・・
そーじゃあなかった。。。
なんでもこの大韓航空の会長の娘で、同社の副社長(40)が自社便のファーストクラスに搭乗中、
既にフライトのため滑走路に向かっていた同飛行機を無理矢理元に戻させ、客室責任者を機内
から降ろさせたのだそうですね。
その理由がナッツの出し方が気に入らなかったからだとか・・・ ( ̄◇ ̄;)
アホか!
まあなんというんでしょう、傲慢極まりないとはこういうことかなぁ、と。
航空会社というのは当然のことながらサービス業であるわけで、お客様有ってのこと。
お客への提供の仕方が悪くて責任者に注意をするのならともかく、テメエへの出し方が気に入ら
ないが為に引き返してお客を待たせるなんざ頭がイカれているとしか思えませんね。
この 「 ナッツ姫 」 に一言。
本来副社長という要職にあるのなら機内の客室を回って、「 本日は当機をご利用頂き誠にありが
とうございます ♡ 」 の一言でも言って回ってこいアホンダラ!
さらにタチが悪いのはその後当事者たちに対して、この事の隠蔽工作をしていたとのこと。
これには流石に韓国国内でも批判が集中しているそうですね。
韓国では時としてよくこういう問題が起こるのだそうですね。
特に2世3世の経営者に多いのだそうです。
大きな理由として、ほとんどの企業が同族経営であるという事があげられるようです。
あの国は完全な血縁社会で、大企業であっても血の繋がった同族でない限り、社長や重役には
まずなれないのだそうですね。
40歳と若く、しかもあの程度?の人間が大韓航空の副社長という要職に収まっていたのは紛れも
なく、創業一族の会長の娘だからでしょう。
ですから優秀な人材が育たない。 居ても外資系の会社に出て行ってしまうのだそうですね。
頑張って仕事をして結果を出しても出世できないのですから当然でしょう。
比較的教育水準が高いにも関わらず、あの国が今ひとつ発展しないのは、そんなところに原因が
あるのかもしれませんね。
これとは全く反対なのが日本の企業で、代表的な例を挙げればホンダの本田宗一郎氏でしょう。
彼は同族経営を排するために、創業時に協力して工場長にまでなった弟さんを辞めさせ、ほかの
親族はおろか自分の息子さえも入社させなかったそうですね。
しかも創業者にもかかわらず、その死に際に 「 ホンダは既に本田家のものではない!」 と親族に
クギを刺してもいます。
企業にとって悪害になる可能性が高い 「 世襲 」 を徹底的に排除したわけです。
小さな町工場がやがて自動車レースの最高峰であるF1を制し、世界のホンダになった理由はこう
いうところにあるのではないでしょうかね。
あ、いや、まてよ・・・
本田宗一郎氏とナッツ姫。
比べるだけ野暮か?(笑)
韓国国内では半月経つ現在でもこの問題で持ちきりのようですね。
まあよその国のことだし、どーでもいいか(笑)
Posted at 2014/12/20 22:08:47 |
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