
一週間のご無沙汰でした、辛口おやじです。
今朝うちから見えた富士山です。
手前にお茶の牧之原台地がありますので上半分だけです
が、カラッと晴れた日にはそのお姿を拝むことが出来ます。
真っ白な雪化粧ですね。
さて2~3日前のことになりますが、ちょっと興味深い記事がありました。
内容は公共の場で妊婦を立たせ自ら席に座った高齢者が物議を醸しているというもの。
ある女子大生が電車内で体験したことで、大きなお腹の妊婦さんが優先席に座っていたのですが、
そこにあとから乗ってきたおばあさんが、「 臨月近いんでしょ、座っていたらお産が重くなるわよ 」
と声をかけたのだそうです。
対して妊婦さんは、「 立っていると辛いんで・・・ 」 と応えたのですが、「 そんなんじゃ元気な子を
産めないわよ 」 と妊婦さんを一括。 結局自分が座ってしまったのだそうです。
この女子大生は自分が座っていた席を妊婦に譲り、おばあさんに対して 「 自分が座りたかった
だけじゃないんですか 」 と噛み付いたのだそうです。
すると隣にいた関係のない高齢男性から 「 お年寄りにその言い方はなんだ!」 と横槍が入り、
別のサラリーマン風の男性が 「 いや、この子の言っていることは間違ってない 」 と返して車内が
緊迫した雰囲気になったのだそうです・・・・・。
妊婦 VS 高齢者、さあ困りましたね~(笑)
社会学が専門のの大学教授によれば、
「 戦後の厳しい時代をくぐりぬけてきた世代と、今の若い人とは価値観が違って当然であり、自分
が妊婦だった時はこうだった、自分はお年寄りを大切にしてきたという思いがあるから、シニアが
若い人とコミュニケーションをとると、そのギャップにストレスを感じることになる。
それがいわば被害者意識を増大させ、弱い立場なんだから、ちょっとくらいいいじゃないか、先輩
の言うことは聞くべき、という感情になって品格を欠いた発言になってしまうのではないか。」
・・・とのことです。
なんだか分かったような分からないような・・・(笑)
ただこの 「 価値観の違い 」 というのは非常に重要かつ大きいでしょうね。
お産そのものについても、昔と今ではだいぶ違いがあるようで、昔はうちのお袋などもそうだった
ようですが、産まれる前日まで野良仕事をやり、産まれた後もほんの1~2日休んだだけで、また
野良仕事というあんばいだったようです。
もちろん産婦人科なんてありませんでしたから、産婆さんを呼んで自宅で産んだわけです。
お産といえども日常生活から極端に外れるものではなかったようです。
少子化の影響なのか、至れり尽くせりでかつ一大イベント化した?今現在ではちょっと考えられま
せんよね。
またネットの意見では6~7割が妊婦優先のようですが、これはネットの世界が圧倒的に若い層が
中心ですから当然といえば当然でしょうね。
結論的には妊婦にしろ高齢者にしろ、やはりその度合いで判断するのが正しいということになるで
しょうね。
妊婦は病人というわけではありませんし、高齢者にしても例えば70代と80代では全然違ってくると
思いますしね。
社会的には間違いなくどちらも弱者なわけです。
ここはどちらが弱いのかと弱者同士優劣を付けるのではなく、お互い譲り合いの心や精神で接して
いってほしいですね。
やはりそれが一番でしょう。
また周りの人たちも必要以上に気を遣う必要はありませんが、ある程度の配慮は心がけてあげる
べきでしょう。
日本人は大和民族です。
大和、つまり大きな 「 和 」 であると。
太古の昔から和というものを非常に大切にしてきた民族であるはずです。
そのことは忘れないでいきたいですね。
以上この一週間、気になったニュースの辛口腹周りプヨプヨおじさんの私的見解でした~
Posted at 2014/12/07 20:14:50 |
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