
左の画像はうちの庭に咲く紫陽花の花。
このところの雨ですっかり梅雨らしくなってきました。
そういえば今朝起きてみんカラを徘徊していたら地震が。
震源は長野県南部で震度5の揺れがあったようです。
幸い落石のほかはそれ程大きな被害は無かったようですが、
小さな余震が続いており、今後も注意が必要なようです。
さて今回は久々に辛口シリーズをひとつ。
体調不良で暫らくみんカラをお休みしていた時に書き置きしておいたものです。
先月の初めになりますが、新聞にこんな記事がありました。
防毒マスクや化学防護服、購入を計画...軽井沢町
北朝鮮の挑発行為が続く中、長野県軽井沢町が防毒マスクや化学防護服の購入を計画
していることが分かった。
町職員30人分の購入費として、160万円を今年度一般会計補正予算案に計上し、6月議会
に提出する。 町は 「ミサイルが着弾した場合、
町民を安全な場所へ誘導する町職員が着
用する」 としている。
北朝鮮のミサイル開発を巡っては、安倍首相が4月13日の参院外交防衛委員会で 「化学
兵器サリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」 と指摘。
町の防護服の購入計画はこれを受けた対応で、藤巻進町長は1日の町議会全員協議会で
「ミサイル攻撃が現実のものとなりつつある中、何をしなければいけないか考えた」 と説明
したという。
町は6月以降、町民向けに、弾道ミサイル発射を想定した避難訓練やテロなどから身を守
るための講座の開催なども計画している。
以上、読売新聞より転載。
☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺
さて皆さんはこの記事を読んでどう思われただろうか ?
”なるほど”と納得されただろうか ?
町民を安全な場所に誘導するために町職員が着用する ...
まあ、確かにそれはそれで理解できる。
そこまではいい。
駄菓子菓子である。
町職員はそれによって安全で身を守れるだろうが、これでは肝心かつ最優先されるべき町民とい
う名の納税者たちがまるで無防備だと思うのだが ... (苦笑)
自分たちは安全だが、誘導される町民たちが化学兵器の被害を受けるとは思わないのだろうか ?
映画のタイタニックみたいな例で考えてみると、
例えば船が遭難にあって沈没しそうなので船員・乗客ともに救命ボートに乗り移ったとする。
しかしそこは大平洋の遥か沖、波も荒く助けが来るまで危険がいっぱい。
と、ふとよく見るとお客様である乗客たちはそのままの姿だが、船員たちは全員がしっかりと救命
胴衣を着ちゃってるという図か ... ?
う~ん、うまく例えられないのがもどかしい (笑)
しかし何かが変、、
というかズレてないか ?
北朝鮮の驚異が現実に迫っていることは事実である。
いつ暴発するとも限らないことも事実だと思う。
市町村単位でそれを意識して備えることは大いに結構なことだとも思う。
だが、
160万という予算で何人の命が救えるのかと考えると、ほんの僅かであることも事実だと思う。
しかしたった160万といえども、そこは町民が収めた血税である。
余所の人間がとやかく言うのはお節介なことだろうが、それでもひとこと言わせて貰えるなら、
もう少し町民のためになる
”生きた使い方”を考えてみてはどうか、
と私は思うのだが如何だろうか ?
以上。
Posted at 2017/06/25 20:15:30 |
トラックバック(0) |
辛口シリーズ | 日記