
2015.09.28 まずはルークオザワ氏もいた城南島。
すっかり前夜まで城南島を忘れていました。クルマを降りて一枚。
久しぶりの城南島です。前に来たときは単なるドライブ先の一つでしたが、今は違います。羽田空港と城南島含めた周辺すべて、私にとっては
巨大アミューズメントエリアになりました。という意味でもこれが趣味になってよかった。
しかも今まで来たときは、この運用がいつもの当たり前の飛行経路だと思っていました。逆に考えると、今まで毎回、と言っても二回だけですが、風向きによってはほぼまったく運用されないときもあるわけで何も考えずに知らずに来て、この飛行経路で飛行機を見られたのはついていたのかもしれません。

九州系続きの次はソラシドエア。年初めに乗りました。こうして見ると青空に映えるいい色です。城南島は単調な構図になりがちというか、これも恵まれた環境を当たり前と思ってしまう人間の性かもしれませんが、同じような光景ばかりでつまらない、と思っていました。が、望遠が増すとパラレルに面白味の選択肢が増えるところです、と知りました。

羽田B滑走路へ着陸体勢の飛行機をちょっとアップ目もよし、

普段なかなか見られない飛行機の腹をどあっぷもよし、

少し横を見れば、羽田空港第二ターミナルから離陸する飛行機も見えます。運用が逆であれば、
昨夜最後に見れたように、こちらに向かって離陸した飛行機が城南島上空で旋回もしたりします。考えてみればこの二日間、散々撮っていた羽田C滑走路を離陸して行った飛行機が、ここ城南島で見られたわけで、来ればよかった。

遠くD滑走路も見ることができます。

本日、ブログをUPしようと画像を見ていたらショッキングなことがありました。

なんとこの日、
航空写真家で有名なルークオザワ氏がいたではありませんか。写真を掲載したいのは山々ですがもちろん止めておきます。なんで当日気が付かなかったのだろう。お声をかけさせてもらえばよかった。大後悔です。本も買ってます。「顔を見かけたら気軽にサイン求めてください」というコメントも記憶に残っています、ぐらい熟読しています、行間も。なのに当日は大砲のおじさんいるな、ぐらいにしか思っていませんでした。

氏愛用レンズの一つ、青いシールが貼られた
ゴーヨンに、おそらく
7D2を三脚でD滑走路方面より少し北側を撮っていました。500mm×1.6で800mm。どんな写真を撮っていたのだろう、あのタンカーに着陸するような写真なんだろうか。この日は水蒸気も少なく、望遠でも抜けのよさそうな写真が撮れそうです。ちなみに乗っているクルマも分かりました。いいおクルマに乗っています。みんカラはじめないですかね。また会えることを願いつつ、今度は本にサインしてもらうために常備しようと思います。

思い返えしてみれば、今年のシルバーウィークは半ばあたりで一泊いったものの、前半一回、後半単独三回羽田へ行ってしまいました。
統計ではゴールデンウィークと比べて国内旅行が多かったというシルバーウィークですが、赤日の最終日は羽田はさして混んでおらず、黒日をはさんだ土曜日の国際線ターミナルはものすごい人でごった返していました。木金と休みを取って大型連休とし海外に行かれる方も多いというわけで、景気も悪くないんだなと、思った次第です。

この日、家を出る前に、はじめて
フライトレーダーを見ました。「あっ第二ターミナル前滑走路がいつもと逆だ、あっ城南島上空を通って着陸が続いている」、「思って見れば前日まで城南島方面からの着陸なんてなかった、気づきもしなかった」と思いました。一つひとつ勉強です。

遠くの後ろの飛行機と絡めて。ここで機種ぐらい記したいものですが、フライトレーダーで確認するのも大変なので少しずつ。肩の力を抜きながらがんばりたいと思います。

この日は城南島を通過する飛行機がやたらに787だらけでした。
787を調べると面白い。カーボンで軽いというイメージですが、むしろ従前の767などより重くなっている。知りませんでした。意外と知らない787。興味ある方は「
787先進性」リンク先をどうぞ。

こちらは中国籍のプライベートジェット。中国のお金持ちが来日でしょうか。

羽田二タミ前のC滑走路を見れば、離陸許可を待ち、

そして飛び立つJAL。

城南島はここ一年近く、工事をしていて砂浜に出られませんでした。工事も終わり砂浜に出られるようになったのですが、これがまたいい。

少し高さのある堤防も出来たので着陸も今までより高い位置から追えるようになりました。さらにその昔は知りませんが。あぁ千里川でのお尻を思い出します。

砂浜に出られるようになった分、着陸アプローチを海越しに撮れたり、

真下気味から狙ったり、

鳥や飛び跳ねる魚も撮れたり、D滑走路も気持ち近づいて撮れるようになりました。

鳥と絡めて。

そして少しずつ夕焼けを感じ始めたところで、

この水平具合。タイヤと地面が完璧なまでに、いや美しい仕事と言うほどに水平です。パイロットの腕のよさでしょうか。

もちろん船を撮っても楽しいところです。息抜きにも。

ベトナム航空のトーンが深いカラーリングの機影も新鮮に見えてきます。あまりに787が続いて。
そんなことよりも、あぁルークオザワさん、まだ引きずっています。そんな気持ちを断ち切ろうと思い、「航空写真家です」と家人へ言うと「なにが?」というので、「写真を見てください。わかるでしょ?」と返すと「収入は?」、とそちらの観点でしたか。yahoo知恵袋で食べれるようになろうと思って、マツタケ販売所の後釜も狙っている私としては納得してしまいました。いや無給でいいので弟子入りしたい気分です。

分かりにくいですが、お尻に海が映っています。

から、カメラを縦に持ち変えて。大事な光景を取り逃してしまわないか、ストラップが邪魔しつつけっこう焦る瞬間です。

追って撮っていると鳥が絡んで来たり、

さらにまだ追っていると、主翼に鳥が止まったような写真が撮れたり、そんな楽しみ方も城南島ならではかもしれません。

少しはJALも。

この日は風が強い日でした。今まではなかったことなので気象条件が合ってなのか、写真ではお伝えできませんが、

着陸して1~2分経つと、空気を切り裂く「ヒュヒューーン」という非常に鋭い音が頭上でしました。思わず城南公園で愛を語り合うカップルも上を見てしまうほどけっこう大きな音です。ジェットエンジン乱気流の一つなのでしょうか。

さて、そろそろ羽田空港へ向かうことにします。花の独身三日間。まだ帰りません。

クルマへ行っても乗らずに写真を撮ってしまいます。

クルマと絡めて、いい写真は撮れないものだろうか、まだ粘ります。

前は「なんだプロペラ機か」と思っていた飛行機も、海上保安庁の機体と知るとこれはレア、撮影心がくすぐられます。地方空港だとプロペラ機が多く、羽田は787は多いのですが、プロペラ機が貴重なことに気が付きました。なんでシャッタースピード考えないんだ!貴重なのに、と後の祭りです。

公園を出てからも、

クルマをちょこちょこ止めながら、

スポット探し。さすが羽田周辺は一大レジャースポット。探究は今後まだまだ続きます。羽田周辺を極めていきたいと思います。

迫力や近さ、真下度合は
千里川に敵いませんが、千里に近い雰囲気がありつつ山手線並みな数の多さや機種だけでなく、海や船とも絡められバリエーション豊富なのが城南島の面白さかもしれません。

羽田に向かう途中も。しつこいです。
次回こそは話をさせてもらいたい。
天気のいい日はルークオザワさんを捜しに
ドライブへ行こう。
スーパームーンな羽田空港へ続く。
ぽんさんへ
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