
朝我が子を送り出して「RF50mm F1.2 L USM」。

前日の事務所夜飲み帰りに買ったマクドナルド、翌日のランチにします。冷めたハンバーガーの味たるやガス欠を起こした軽トラのようですが、マックのそれも温めると意外に問題ないという発見もして、

我が家のボス、ご帰宅です。

この日の朝は「パパは今日予定ないなぁ、お休みだ」と呟けば「俺は2つあるよ、学校と英語」と会話して過ごす金曜日。

どうも最近EOSRの色がおかしいときがあり、実は二回ほど落下させてしまっており故障かと思っていたら、いつの間にかWBの設定が変わっていただけでした。レンズと合わせてプロ機でもないのに堅牢性に頭が下がります。

他のキヤノン機すべて設定を諸々確認整えて、数年ぶりに全機時間も合わせ、

英語+ばぁば家寄り道で、ママと帰宅をしました。

購入命令によりジムニーにつけていたスマホホルダー、いつの間にかミニカーにつけて、さらにドライバーもつけて、既成概念がない斬新なフォルムを見て、しかし宣伝で走るミニクーパーのあれに似ているとも思い、

「ラジコンにつけて、こうしてスマホが自動で来るってどう?」というシステムのプロトタイプの立案をすれば、いちいちスマホを持ち歩かず、探さず、必要な時は来てくれるというスマホホルダーコミューターシステムとして一考かもしれません。

「これはハワイでかったやつだよ」とよく覚えていることに感心しつつ、アマゾンでは便利なもののそのような情感の思い出は付属しないとも思い、写真後ろに控えるは「どうやってリフトアップするか」と車高調整中、バラした部品から組み立て思案しながら進めますが、手さばきを見ているとさすが子供というのは世界観を理解すればまるで庭のように慣れた手つきで進めていきます。

「温かい中で冷たいのを食べると美味しいんだよ」と仲間に説明していた、美味しいアイスを「半分は上がってからたべる」と

アイスの二毛作で楽しんで、

甲高い声で「僕はメカメダカ、僕はメカタニシ!Aちゃんいつもレゴを作っているのをここから見ているよ、上手だね」とアドリブ寸劇をしていると、感想が「パパはいいなぁいつも言葉が上手で」と着眼点がそこかと思いつつ、むしろそのような意識の方に脱帽で、言葉についても君の方が上手だよ大丈夫と思い伝え、

私が座っているデスクが道路に面しているため、「パパ?車が突っ込んできたら危ないからほかのところに移せば?」とリスクマネジメントを頂き、眠りについた金曜日。

明けた土曜日「給食ないのに4時間も学校だよ」と出かけていき、

帰宅後は、学校から帰ってくるまで開けないでパパもがまんして待っていた、レンズ開封の儀を託します。

RF85mm F1.2 L USM DS、をチョイスしました。

スペックとしてはotus85mmよりも重く、その点に多少憂慮もしましたが、実際的には重みをいうほど感じないバランス、素材感となっており、ボディの軽さとも相まって持ち出しにそうは苦ではない感想です。

まずRF28-70mm F2 L USMと悩み、これはRF85よりさらに重い点が懸念ではありますが、EOSR5またはR6あたりを導入し装着する先が増えてから検討することとし、

さらに一歩突き抜けた描写を優先導入する考えとして、次に「DS」がつかないRF85mm F1.2 L USMと悩み、1.3段明るさを犠牲にして、最上級の解像スペック+最高峰の収差除去+極上になだらかなボケ+F1.2極薄被写界深度で簡易瞳AFシステム環境=唯一無二の二乗を選んでみました。レンズフィルターとフードもつけてもらい、

次に中古良品で選んだEOSRP開封の儀。

SDカードも開けて、入れてもらいます。

表と裏、どちらで入るか感触を託して、任せます。

こっそりバッテリーセットだけ先に取り出して、あらかじめ充電完了のバッテリーも入れてもらい、

次はカメラとのジョイントです。

カメラにレンズ、それらを使えるところまでセットする一通りの一式を経験してもらいたく、

「パパずるい、先にAちゃん撮りたい」「どうしてもこのレンズ初めはおじさんが写るんじゃなくてAちゃんを写したい」と説得して、タメシドリ。ボディ瞳AF様様で瞳の麗しさが一段違うようにも思い、

おまたせしました、と渡して、RFレンズで撮り合います。

重いのをなかなかしっかり持ちますが、EOSRPのグリップがそこそこ深みがあって、大きなレンズを装着しても持ちやすい感覚に、

しかしレンズが大きすぎて、RPボディだと傾く平置き状態。

お兄ちゃんになったからガラスのコップなんだよ、と説明を受けながら、

大きさを比べてみようと思い、左からotus85mmF1.4、EF85mmF1.2、RF50mmF1.2、RF85mmF1.2、と一回り大きなサイズ感。

今度は向かって左からRF85mmF1.2、RF50mmF1.2、、EF85mmF1.2、otus85mmF1.4。

2019年後期型(東京産)をメイン被写体にバックは2020年前期型(箱根産)の植物を配して最短撮影距離で開放のタメシドリ。寄れないotusは0.8mが最短撮影距離なところ、それよりも寄れないRF85mmF1.2系は0.85mの最短撮影距離で、物撮りなんてしなくていいから、ポートレートしてくれというメッセージにも聞こえつつ、

EOSRPで撮った一枚をトリミング。2,600万画素のトリミングとは思えない解像力を持つレンズであり、まるで5,000万画素のボディでかなり丁寧に撮ったと思うほどの絵をたたき出してきます。ボケの部分にフリンジも当然かのように微塵もありません。すさまじいレンズなのは間違いありません。

これだけ特異的なほどに突き抜けたレンズ。多少ボケがざわついたほうが奥行きが出るような気もして、こうしてボケがなだらかになり、表現を変えれば塗りつぶしたかのようなのっぺりとしたボケになりやすく、構図や撮り方によっては結果として立体感に欠けることにも繋がりかねないという意味では、癖があり、「DS」ではないほうがよかったかもしれない、と思いましたが、しかしこれだけのレンズをしかも「DS」のあるなしにて二本も出してきたキヤノン殿のご提案に、ど素人の初見を越えた深みが当然に横たわっていると自覚して、それも探求するのも面白さと思い、突き抜けたレンズを具現化する技術に資本力を享受させて頂きまして遊んでいこうと思います。

トリミング。繰り返しますが、2,600万画素の大トリミングには到底思えない、そこらへんのハーフマクロレンズが泣きだすかもしれない、レンズが作り出すこの解像力。

「今日泊まりいくけど、ちょっと遅くなるから」とばぁばに電話して、
つづく
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Posted at
2020/06/25 23:25:28