
土曜日の朝。学校です。

春に登校が無かった分、今年は夏休みも短いとのことで、登校日増量中ですが、自宅で自粛とならぬようこのままいってくれることを祈念する次第です。

EF85F1.2

RF85F1.2と雑に撮り比べてみて、

パパ友にお誘い頂き、我が子が学校の間に、釣り具の仕入れにいきました。午後に向けて釣りの準備です。

ウィークデーに遊んでくれた日々達。

先月あたりだったか、岡山への進出を我が友が行ってくれ、

来月は香川も支店を出し、営業エリアとしては愛媛等四国進出とのこと、そのバイタリティーに敬意を思い感謝の次第です。

1支店が都府県を跨って管轄しているケースが多いので、営業エリアとしてはさらに広域という形になりますが、15営業所を数えるようになります。

弊社王子様は近畿の半分、東海のほとんどを統括してもらいつつ、福井の立ち上げを引き続き行って頂き、北関東は宇都宮まで加勢に行く中に、通常であれば「俺は名古屋と京都を見ているんだ」と奢ったり、

あるいは「福井を順調に立ち上げているんだ。これ以上何をしろというんだ」と不平不満を口にするぐらいが常かと思いますが、それどころか自発的にいつの間にか北関東まで加勢に行き、

さらにそこで「お前の仕事じゃないだろう、俺らに任せろ」と東京からエリアリーダーの方がもう一人のリーダーと馳せ参じてくれ、「Iさんがマジでかっこいいです、兄貴のようだ」と嬉しそうに語る姿を拝見し、そのIさんも見て見ぬふりする現代に今どきにして素晴らしいと思いますが、これらむしろ人を賛美する、そのお人柄、頭脳や器にこちらが打ちひしがれる、事務所飲みを頂きました。

「入社してから三年、こんなに会社が大きくなってびっくりです」と去年は「入社して2年、こんなに」とおしゃっていましたが、それを作っていっているご本人の一人でありつつ、

会社というものは、現場が最も大変であり、現場を最も大切にしなければならない、

しかし、統括する者は、10人を見ようが、100人を見ようが、マネジメントもチームで取り組み分散分割していくとしても、当該担当フィールドに関しては社長は結局1人かのごとく、同じく結局最後は1人で増えるわけではなく、処理する情報、把握する状況は増え、クレームやトラブルは毎日となっていき、そして日に何件へとも増えいき、

頭や精神は疲れる一方となっていく側面もあり、やり方を変えたり、器を広げていく必要があると考えるところ、

「こういう問題があるんですが、どう解決するか考えるのが楽しくて」という声を聞き、子供の頃大人になって思えば些細な問題を由々しき甚大な問題と捉えてしまうことが往々にしてありますが、同じように少し前はもっと小さな課題に深刻な顔をしていたときがあったのに、そのときよりも大きな課題を楽しめるほどに、

僭越の生意気ながら器も大きくなられて、と感じた次第です。賢弟は福島、新潟と、その兄は近畿の半分、東海のほとんど、福井と、ともにお若いご兄弟で盛大なお力を頂いていると深謝をしています。そしてともに「福」の字がつくエリアを統括していて、不思議な縁も思う次第です。

負けじと我が子にもそのような機会を持ってもらう人生になってほしいとも願ってみて。この日の土曜日は学校が終わってから、もしものときを考えて念のため程度に雨仕様の1DX × EF24-70mm F4L IS USMも積み込んで、これが大活躍をくれることになり、

釣りへ出発です。

何度もいつもアウトドアに連れ出してくれる、我が家のアウトドア指導者ご一家お誘いで、卒園後はバーベキューを一度、
釣りは昨年の横浜4月以来二度目となります。大変有難く存じます。

このパパのおかげで、他のご家族ともBBQで過ごす時間が増えたり、ひと家族は地方のご実家へ越してしまいましたが、経営する農園で桃が採れたから送ってくれるとのことに、卒園してからもそのようなご縁があったのも、このパパのおかげであり、

あるいは我が子に水泳の機会を下さったり、家では未だに旧級友のしゃべり方にそっくりで、我が子の人生でも影響力が大きかったと思い、ひっくるめてSちゃんのパパとママご家族皆様には深謝を思い尊敬している次第です。

無論、そのような素敵な環境をグランドに下さった、我が家にとっては「パパの言う通り世界一の幼稚園だよ」とお泊り会の帰りに言い、「生まれ変わってもまたみんなと同じ幼稚園に行きたい」と言った、幼稚園や先生方にも感謝です。

そしてそれらの縁をくれたのが我が子でもあり、これにも感謝の極上クリアコートを重ねつつ、当然のごとく仕事のことも忘れるわけにはいきません。社における各所、春前後の過度に怒涛な成長により、弊社の騎馬隊であり鉄砲隊たるクオリティコントロール部隊はいまが最たるに大変なときでもあろうかと思っておりますが、

構造上、CC部隊殿において中長期的には楽になる一方ゆえ、今が過度期であると見立てさせて頂き、特段に感謝しつつ、

それ以外のところでは、あくまで従前比ということにはなりますが、

かなり落ち着いて業務に取り組んでいくことになる、

成長ペースを一定の安定性を持ち進めていくことにしておりますが、

こうして総じて怒涛の成長期から安定成長期に入りつつも、

15拠点が分母が小さい10%成長という、かなりの造作もない楽勝な積み重ねさえ最低限毎月続けてさえくれれば、毎月社としても10%成長をしていくことになります。理論値だけでなく、実体的な経験則も織り交ぜて、負荷がないに等しいのではないかというほどかなり簡易的と言って差し支えない成長期待値となっています。これに競争優位性という天使の輪がさらに援護をくれることになります。

もう少しかみ砕きますと、支店売上10が15カ所あれば150の売上となります。

支店売上10として10%で1が増えて11着地となり、それが15カ所あれば計15増となり、社としてみると150に15が加算され、165として着する構造となります。

これを毎月積み重ね行くことにより、年間でざっくり120%の成長をしていく運びとなります。

ポイントは3つあろうかと考えいます。

「あっ旧なのに縦グリルで珍しい」と聞きながら、一つは、成長力の確度を高め盤石化するためにできるだけ分散することです。

3営業所で社として10%成長をしようと思うと、1営業所あたり毎月3.3%の期待値割り当てとなりますが、これが10営業所であれば、1%でよく、分散するほどに一拠点あたりの負荷が減り、つまりは緩い業務で楽勝に、ストレスが少なく業績を上げていく環境となっていくことができます。楽勝の集積で社としても非常に緩やかに業績を上げていくことが可能となります。

1ヵ所で150やった上で15を積み重ねるよりも、15ヵ所それぞれが10の仕事をして、1積み重ねる方がハードルとして簡易的です。デメリットは固定費等が上がり、収益効率は下がることですが、

二つ目のポイントたる、リスク分散と安定性を考えれば、市場を取りに行くという積極的投資を一旦割り引いて考えても、かけるに値するリスク対策コストとして考えることができるのではないかと思います。売上100として、売上20%ダウンした場合、1営業所では1拠点で実数20減に対処を諸々しなければなりません。1ヵ所で20%減の対処はなかなかにパニック級かと思います。

しかしこれが10営業所に分散されていれば、20%減とした場合でも、それぞれは実数2減に対して対処すればよく、非常に負荷が軽く済みます。月商が1億だとして、2,000万円減に対処するのは大変ですが、それぞれ200万円ぐらいであれば、それぞれがちょっとがんばればなんとかなるだろう的閾値のリスク分散です。

1拠点で20どうにかしようとして混乱するよりも、1拠点あたり2程度であればどうにかでき、落ち着いて対処をしていくことができる可能性が大きく向上することになり、総じて収益性の安定性が上がり盤石化の方向になっていくのではないかと思います。当該統括者における心理的・精神的負荷も大きく分散し下げることができます。

3つ目のポイントが、これを不景気や非常事態に強い一つの事業で行う、という点かと考え至っています。

私は過去に手を広げて幾多の事業を同時にやりましたが、多角化その一つの根拠がリスク分散です。同じ分散に見えても似て非ざるものだと痛切に思います。

冷静かつ一般的どんぶりな確率論として考えると、多角化した場合にそれぞれの事業における平時に想定する不景気の影響を受ける確率は50%、しかし実際に影響を受けるような事態、たとえば全業種のうち70%が影響を受けるような社会的イベントがあれば、同じように自社も70%の事業が影響を受けると見積もっておくべきで、世の中はそのようなことが起こり、つまりは手を広げていくと事業の7割が赤字事業ということになりやすいといえ、いつかはそれが蓋然的に発生し、リスクとしては10年に1度は100%の確率で起こると考えたほうがよく、

つまりは不景気など、売上減の環境になると、あっちもこっちも赤字事業が頻発して、弱小コングロマリット形成は結果としてリスク分散に非常になりにくい、むしろリスク拡大策になっているという伏兵が実はいる、と私は学んで来たつもりでいます。そしてそれぞれ適当型で配する最高責任者の素質も、強豪トップが鎮座する競合に対して競争力を持てることはなかなか難しい所縁もあり、最終トップには烈火のごとく劣勢な報告が続くこととなり、某フィットネスグループかのごとく精神的に甚大な疲労も産むことになろうかと思い至る次第です。「誰か一つぐらい事業や会社をまともに回せる者はいないのか」となり、それが己の器のせいであることも忘却してしまう疲弊が組織とトップにもれなくもたらされると思います。

と、考えて取り組んできている、集中と全国展開と安定期突入。心の不臥は続くことになりますが、一方で私の精神的負荷も大幅に減る見込みゆえ、釣りに注目です。