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ドライブへ行こうのブログ一覧

2015年09月07日 イイね!

はじめての千里川 土手! 千里川の土手へエアラインを撮りにドライブへ行こう。伊丹空港


千里川

伊丹空港近く、千里川の土手。ボーイング787ANA

まるで絵のように撮れた一枚。太陽の光芒も一瞬のタイミング。天候に恵まれました。カメラにも感謝。




千里川での処女作。
ここで一旦シャッターを止めて、見入ってしまいました。まずは自分の目で見ようと。
大迫力。




二機目は家人が動画を担当してくれました。
SONY RX100M4、24mmにて。
4Kで撮ったので全画面表示で(手ぶれはありますが)一時停止でも機影が綺麗です。

大阪の女性とおぼしき方が「ぅわやばいやばい、うわやばい、やば。うわやられる、やられる、あぁやられる~、きゃーーー」と、
何度か動画を見ていると気になりだす声が入ってました。この声が物語るとおり、
気持ちは分かるけど何に、あるいは何をやられるんだ、と思いつつ、でもそれぐらいの迫力で飛行機が迫ってきました。
なお、カメラが音声を拾ってはいましたが、現場では人の声がかき消される轟音です。

まだ機種に詳しくないので違うかもしれませんが、777と思いきやネットを叩くとボーイング737-800だと思われます。
撮影後、風圧が来るのですがそこまで録画しおくべきだったと家人が自己反省。
いやいや、いい撮影です。

こちらの動画はプロクオリティ。素敵なのでリンク



二機目の写真。
機体番号JA78AN・737-800
なるほど、こちらのサイトがあることにより、同じ機体を撮る、この機体をどう撮るか、の繋がり方もあるわけですね。
飛行機って、そこいらのスーパーモデルよりも被写体として撮られているわけですね。
というよりも、「人類の英知を撮る」という趣旨の言葉を思い出します。
近々このサイトも投稿してみようと思います。少しずつ足を踏み入れたいと思います。


近づくほどに、あっという間に迫りくる機体。



千里川の土手、来てよかった。



このあたりだと、余裕もなくてファインダー越しにどこを撮っているのかわかっていません。一瞬の出来事です。
轟音の中、機影を感じてレンズで追いかけながらAFが喰らいつくことをカメラ任せにシャッターを押しているだけです。「次の機はここだけ引いて、滑走路はまたズームしてみよう」できるかな、と思いつつ、毎回宿題を自分に作るのも面白い。



と動画見ると現場の状況や雰囲気も伝わりやすいと思う中、一瞬を切り取っていきます。カメラの力で。



前もいいです。けどお尻フェチにもなりそうです。というぐらいお尻の映り込みも綺麗。こんなにも飛行機の胴体裏が綺麗だとは思いませんでした。
はしたない言動は興奮状態ゆえに寛大な心でお許し願えれば幸いです。



お尻をトリミング。これだけのお尻に夜の灯りを映り込みさせたい。


さらにトリミングして観察。綺麗な映り込み。
真後ろからの構図も撮ってみたいものです。これも次回。





小型機、プロペラ機は隣の滑走路に着陸するケースが多いので、斜め下からが多くなります。



プロペラ機はSS(シャッタースピード)を遅くして、回っているように見えながら、ボディはブレていない、という撮影がいいとされているようですが、それは今後の課題。



「次に大きい機体はどれぐらいできます?」と子連れの家族に関西弁で聞かれ、はじめてなんでわからない!しかもよそもんの関東もんだしと思いつつ、スマホで調べて答えるも、間違えていてすみませんでした。

エアバンド、またの名を航空ラジオ。
これを聞いていると、離着陸空港や、次に何が来て、どこに着陸するか分かるようです。
100均のラジオを改造できるようです。よし、これもやってみよう、かな。




そうこうしていると、やはりあっという間に近づくほどに、早く機影が大きなってきます。
JAL機が来ました。



JAL機もこれだけ綺麗な胴体裏の映り込み。洗車して映り込みが綺麗で満足しているときのような気持ちです。天候に感謝。


もう考えないで、時間のままに。









思ってみれば、伊丹スカイパークからそうでした。現場へ到着と同時に興奮してカメラの設定なんて何も確認せず、なにもいじってない。眼中にない。ハートで勝負。いや部分測光だったがゆえか(スポット測光もしくはステップ測光もありますが)おかげで被写体からの反射具合によって、行く通りかの露出で撮ることができました。冷静にいろいろな設定を試してみたい、これも次回の課題ですが、そんなことどうでもいい、というぐらい楽しいひと時でした。

東京へ戻り、ある日、
「焼けているハワイでも行ったの?」
「千里川焼けだよ」
「どこそれ?」
(地元の方と千里川ファンの方すみません)ドブ川の横で飛行機撮影で焼いてきたんだよ!ドブ川焼け!」
からの笑い。
笑ってもらうためにオーバートーク。大変申し訳ありません。大阪の人なら分かってくれるはず。
なお、近年の千里川は非常にきれいになったそうです。


「写真撮ってどうするの?」
「それだけは言ってはいけないことだけど、答えよう。完全に自己完結できる世界があるんだ」
前に記した10年選手のキャバ嬢というと語弊がある年齢の方との会話です。

「どうしてジェットコースターに乗るの?」
「どうして山に登るの?」の問いへと同じ答え、「楽しい」。それが写真撮影です。この一年近くで知ったことです。こんな楽しいものだとは思いませんでした。楽しい。
さらに言えば、道中のドライブも楽しくなる、いや人生が楽しくなる魔法の道具なのです。なんだか言い訳がましくて申し訳ありません。けど本当により日常が楽しくなりました。いろいろな発見もあったりで。





もちろん、このときもファインダー越しに何が見えているかなんてわかりません。でも撮る。
恋はときに、そして長い人生でみれば一瞬だけ、分かっている気になっているだけで盲目です、かのような瞬間。よくわかりませんが。





やっぱケツもええね。関西ゆえお許しください。



広角も一枚。
これを撮る前におっちゃんから「写真お願いしていいかな?」と言われシャッターを頼まれたと思いきや、私のカメラで撮ってほしいと。大阪です。プリントして後日お送りすることに。この愛嬌がたまらなく、袖振り合うも多生の縁か分かりませんが、ちょっとした旅の思い出にもなります。



離陸は、


300mm、いや400mmぐらいで撮ってみたい。
この頃はAPS-Cカメラの存在忘れていました。余裕がなくて。
暑い中、持ってきたのに。








小ぶりなケ○も悪くない。どんどん人間として成長を重ねる瞬間です。





















少し慣れも出てきたのでズームを動かして引いて撮ったりする余裕を感じたころ、



「やっぱ787はええね?」
とすぐ横にいた地元のおっちゃんに声をかけられ、余裕がなくて787と分からず撮影している自分に気づかされます。天使の声です。

というわけで、千里川は人としての余裕のなさを気づかせてくれる場でもあるわけです。
1DXと大砲で撮っているおじさんもやさしかった。
という中での、冒頭の写真。





787、この日はこれで最後とすることにしました。たったの2時間あっという間でした。
夕方や夜の撮影もしたいけど、そろそろ撤収です。



伊丹スカイパーク南駐車場に戻り「あ~あれも撮りたかった」と悔し紛れに一枚。



クルマに乗って幹線道路に出てから上を見れば「あぁ~もうちょっといたかった」と一枚。
後ろ髪を引かれながら帰路です。


天候に恵まれすぎて暑かったので、時間をかけて来た割には家人の体力も考えて切りもないので2時間ほどで撤収。駐車場からの往復も入れれば3時間、伊丹スカイパークも入れれば4時間。これ以上わがままは言えません。
しかし写真に興味がない家人も「また来たい」と言ってくれた、楽しいドライブスポットでした。


本当はまだまだいたかったです、もちろん。マジックアワーや夜景も撮りたいのはやまやまですが、楽しみは次回へ。加えてベイパーと呼ばれる水蒸気の線を出している機影や、雨の日だけに見られる逆噴射時の水しぶきや、練炭と呼ばれるエンジンの赤い熱源など、まだまだ天候やタイミングも必要とされる撮影のバリエーションがあるので、この先が楽しみです。
近くの伊丹スカイパークについてはこちら


早くまた行きたい、もっと長く居たい、夜景も撮りたい、レンズもほしい
千里川の土手にドライブへ行こう

Posted at 2015/09/07 23:24:40 | コメント(6) | トラックバック(0) | 大阪ドライブ | 日記
2015年09月06日 イイね!

千里川の土手へ飛行機を撮りにドライブへ行こう。まずは伊丹スカイパークから!


名古屋で台湾ラーメンを大阪では台湾鍋を食べ、なぜか台湾続きだった旅の目的でありグランドフィナーレ。

それがこれ。
飛行機撮影の聖地、伊丹空港にある千里川の土手へ、写真を撮りに来ました。その利便性から今も第一級な大阪の玄関口であり、大阪府と兵庫県にまたがる正式名称、大阪国際空港のすぐ近くにある、飛行機の撮影スポットです。

千里川の土手、はじめての来訪です。やっとこれました。NHKで千里川のドキュメンタリーを放映していて衝動的に翌日家を飛び出してから二泊三日。来てしまいました。




千里川土手の前に、伊丹空港スカイパークへ。
伊丹スカイパークは滑走路西側に平行してあり、飛行機を横から見ることができます。
まずは北エントランスの駐車場に車を止めると、ジェットエンジンの轟音が。



ふと横を見ると、これ。テンションがあがります。ドーパミンが放出され、受容体がそれを急いで、でも受け取り切れてないのが分かるかのようなテンションの上りよう。



セロトニンをむりくり放出し、落ち着いている家人と、焦る自らに気持ちを落ち着けるよう呼びかけながら、トランクに入れてきたカメラや望遠レンズを出して準備。


そしてまた横を見ると、今度は離陸、この距離感で音もすごい。けっこうスパンが短い。
早く、早くいかないと!今度はノルアドレナリンが分泌されはじめもどかしさだけが走ります。



大空の丘と名付けられた北側展望スペースへ行くと駐機している飛行機が見えてきました。ANA機とモノレール。



離陸に向けて、誘導路を進むANA。



と思っていると、先に着陸機。



着陸したANA機が逆噴射の音を轟かせて目の前を通り抜けていきます。



をトリミング。
元画像をさらに拡大して見てみれば、中にはおそらく女性機長のような髪型を確認できたり、ということまで分かるんだ、面白い。



間髪入れずさっき誘導路で待っていたANA機の離陸。いってらっしゃいませ。
伊丹スカイパーク北エントランスではほぼ目の前が滑走路とタイヤが離れる離陸ポイントになります。


小型機はテストも兼ねて安め(暗め)の、だけど450mm換算、最大で585mm換算になる望遠レンズ仕様ASP-Cカメラに変えて。



レンズが暗いと動態撮影ではAF精度が落ちます。



機種、マニアックにいえば機材、いや機体記号が分からないとだめなのでしょう。今後少しずつ覚えていきたいと思います。


目指すは千里川の土手。JAL機を見送って移動します。




次は、伊丹スカイパーク南エントランスへクルマで移動。
翼の丘と名付けられた小山の駐車場に着くや、JAL機飛来。



南側に移動してきたことにより、通常時の着陸進入方面に寄ってきたことになるので、ほぼ目前で胴体部のタイヤが接地します。ここも見応え十分です。



少しすぎてから前輪接地、とブレーキ。


柵を入れてもこの距離感。



次は離陸。少し落ち着きを持ち出したので


クルマと絡めて。


もういっちょ、とこんなことをしていると「早く千里川の土手行こうよ」と家人。
そうだ、ここはまだ伊丹スカイパーク。千里川の土手に行くのでした。ついつい夢中になってしまいます。



と思っていると次が。切り上げるタイミングがつかめません。



「よし、そろそろ千里川の土手に行こう」



と、思いきやカメラを変えてみて撮影。



行こう、と思いきや、珍しい緑のANAだ。切りがありません。


駐車場を徒歩であとにしつつ、爆音で振り返ってもう一枚。
千里川の土手へは、伊丹スカイパーク南エントランスにクルマを置いて歩いていきます。
徒歩20分、照り付ける太陽で死にそうになりました。けどテンションはマックスです。

他には駅からレンタルサイクルやバスを使う方法もあるようですが、散歩も兼ねて徒歩を選択してみました。また100円パーキングもあるようですが、探すのが面倒なのと、そちらもそれなりの徒歩がかかるようなので見送りました。



横道を見れば軽工業地帯、を歩く。



歩く。田んぼもあるんだ。



よし、土手沿いに入ったぞ。思ったよりも大きな川だ。



あ、見えた。



なかなか近づかないもどかしさ。


なんか少し近づいた気もするけれど、まだだろうか。



これが千里川か、そして千里川の土手か、遠く右手にさっきまでいた梅田スカイビルも見える、左手にはゴルゴ13もいるぞ、にしてもこの先行っても空港と遠ざかる気が。
近くで休憩している人に聞いてみるとこれは千里川ではない!と判明。飛行機で有名な場所は分からないけど、この先を左に行くと千里川だよ、教えてくれる。はやる気持ちで違う土手に入ってしまったようでした。飛行機や写真に興味ないとポイント知らないものなんですね、地元の人でも。



自転車で走って追いかけてきてくれ、こっちこっち、と。
大阪の人は人情味あります。丁寧にありがとうございます。
どうやら猪名川(いなかわ)の土手を歩いていたようです。ちなみにここは大阪府と兵庫県の府県境だよ、とも教えてもらえ、境目を歩けたのでよしとします。



ちょっと回り道をしてしまいましたが、千里川の土手に間違いなくのりました。
ここを進めばポイントに着くはずです。


小型機も次々にたくさん着陸アプローチ。




確実にもう少しの手ごたえ。
以前、大阪の友人に、今にして思えばもう一つのスポット、離陸が前側より見える下河原緑地に連れてきてもらったことがあります。こちらは駐車場があり、路駐もできるのでクルマでのアクセスに便利です。千里川の迫力、下河原緑地とくらべものなりません。なんで千里川の土手に連れてきてくれなかったのかと思えば、それはアクセスが悪いからです。それでも来る価値大いにありでした。



そして着きました!ついつい千里眼と呼んでしまいそうになる、千里川、その土手に
土手にかかる原田大橋から。

写真左側に空港があります。撮影したい写真によって、土手左か、土手右を選びます。渡れるこの原田大橋からたいした距離ではないので移動も苦ではありませんが、今回はより空港に近い、写真左の空港寄りで撮影をするととしました。

土手右側のほうには斜面があり少し高くなっているので、空港の柵より高いところから撮影できます。望遠を使った着陸のいい写真を狙うならこちらのほうがいいかもしれません。



川にかかる橋に見えるのは、原田進入灯橋といい渡ることができません。進入灯、つまりその真上を飛行機が通過することを意味しています。進入灯橋の端を陣取れれば高さをかせげて写真を悠々と撮影できますが先着1~2名といったところです。


夏休み中は大型機の飛来が多いそうですが、この日の人出は少な目なほうだったのではないでしょうか。このあといろいろな人に話しかけられることなったり、風圧で飛んでしまった帽子を取ってくれたり、写真をお願いされたり、やっぱり人情味あふれるというか、人懐っこい関西というところなんだと感じさせられます。



来た来た、


来たー


ついた、


ついに、千里川の土手。


千里川土手での撮影につづく。

伊丹スカイパークも寄って、
千里川の土手にドライブへ行こう

Posted at 2015/09/06 16:52:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 大阪ドライブ | 日記
2015年09月05日 イイね!

高層ビルからの景色を眺めにドライブへ行こう。梅田スカイビルへ!


大阪の朝。
そそくさと早目に寝てしまったので4:30に目が覚めてしまい散歩に出かけました。一回目の。



少し歩いて「あ、カメラ取ってこよう」と一回部屋に戻り、正確には二回目の散歩。



東京で酔って朝焼けを見ることはあっても、こんな早朝にビジネス街や中心地を早起きして散歩なんてすることないので、新鮮で楽しいものです。



こういう空気を感じられるのも旅行の醍醐味と言えます。湿度も低く、なんなら多少海外へきたような気分です。早朝の雰囲気は全世界共通性も感じます。人が少なくさわやかな空気なことと「この人は早起きして仕事しているんだなぁ」なんて思うことは世界中の共通項です。ムンバイは昼夜問わず死ぬほど空気汚く、最近の上海もひどそうですね、など例外はありますが。




外国人旅行者、ビジネスマンもちらほらいました。白人は本当に朝型の人が多い。アメリカへ行くと勉強する量も日本とはけた違いで、あるいは一部の地域を除いて基本は夜に遊ぶところがないわけですが、一方で日本、というよりアジアは遊ぶところがどこへ行っても満載です。そうして考えてみると、黄色人種というものは遊び上手というか、遊び好きというか、群れるのを好むというのか、そんなDNAを多分に持っているのかもしれません。もちろん個人差も大きくありますが。




あ~朝っぱらから楽しい。地味に。



朝日で黄金色に光り輝く梅田スカイビル。時間とともに色合いも変わり、やがて街を反射して日中は黒い色へとなっていき、晴れの日は角度によっては空をスモークガラスが反射して深いブルーに見えます。デザイナーの意図するところなのでしょう。どんな色でも街の中で異彩の存在感を放つビルです。



同じようなところですが、普段見ない朝なので何枚も撮ってしまいました。あるいみ十分に非日常です。



写真を始めると、このような光景も被写体に見えてきます。
海外でホテル滞在しているかのような気分になってさらに気分転換。

と部屋に戻っても、


家人がまだ起きそうにないので、三回目の散歩へ。


早朝の梅田駅。
電車が到着するたびに少しずつ、人が増えていきます。
今日も一日のはじまりです。


ホテルの中も散策。寝坊したのかスーツケースを持って朝食を食べ始めている中国人観光客もいました。
部屋へ戻ると、家人も起きていたのでわれわれも朝食です。



ビュッフェはテンションがあがります。しかし中にはビュッフェが美味しくないビジネスホテルがあったり、海外の食事はたいしたことない味のところもあるので、朝食ビュッフェはパターン化して癖ついてしまいました。スクランブルエッグとパンに、ソーセージかベーコン。滞在が長いときは、これでケチャップ多めの即席サンドウィッチにして毎朝を過ごします。あればポテトフライかハッシュポテト。そしてコーヒー。ビュッフェがまずいホテルでもこれで美味しくしのげます。優雅さとはかけ離れたメニューですが大満足です。



たまにはこんな景色を見ながらの朝食ビュッフェで、温泉ではなくとも、ホテル旅行もいいものです。梅田スカイビルがだいぶ黒ずんだ存在感となってきました。


以前に沼津のあたりなど、ふらっと夜に到着するように出かけて、なんてことないビジネスホテルへ泊まり、夕食はロイヤルホスト、あるいは当地で評判の、しかし生活圏の中にある一般的な中華料理へ30分ぐらい田舎の匂いを感じながら散歩していき、まるでそこに住んでいるかのような気持ちを垣間見ながらの旅をすることもありました。とっても満足感高かったです。


たまに夢を見ているのは、車中泊です。ネットでかなり調べたり、旅行気分だけでも味わうためにブログを読んだりすることもあります。分かっていることは、体が辛い、ということ。クルマで仮眠をとってもなんか疲れが取れません。その延長線上にある車中泊。体の辛さを推察します。一人でない場合、夜に目が覚めると車外へ出るのも気を使いそうです。なのでまだ実行に移せていません。

さて、そろそろチェックアウトです。



着いた先は朝ゴールドに輝いていた梅田スカイビル
梅田スカイビルの展望へ向かうエスカレーター。空中にあり、横を見ると足がすくむ人もいそうです。



梅田スカイビルからの眺め。現代の天守閣。オープンエアなので風を感じます。
前夜は断念しましたが、夜景もきれいで地元ではデートに訪れるカップルも多いようです。



斜めの筒体は先ほどのエスカレーター。それにしても気合が入った建造物です。再開発が進む梅田において、少しはずれたところにあるにもかかわらず、ランドマークとしての地位をしっかりと守っている存在感あるビルです。2015年現在、1993年竣工の22歳。まだぴちぴちの範囲です。

リンク先wikiによるとアテネのパルテノン神殿など世界を代表する建造物と共に、歴史的有名建築物のリストに入っているそうです。六本木ヒルズのスカイデッキと共に、一般来訪者も外に出られる貴重な高層ビルの一つです。


新宿モード学園の高層ビルは現金で建てたそうですが、多くの高層ビルが銀行融資、近年では不動産リートも絡めて建てられます。とある高層ビルへ融資した銀行の役員がビルを眺めながら「こんなもん、返済が終わるころにはかかわった人間みんなこの世にいないぐらいのスパンな仕事。その先どうなるのかなんて誰も考えてないよ」と言っていたのを思い出します。

土地のブランド力があればよいですが、何十年と経った先、建て替える収支も合わずいかんともしがたい老朽化した高層ビルがいずれどこぞに現れそうです。とあるビルはそうとう前から土台から危ない、と噂のところもありますが。




それよりも雑居ビルのほうが深刻です。都内でもかなり老朽化した雑居ビルが増えています。壁の崩落がはじまっているビルも少しずつ問題となっています。オーナーも資金難で修復できない場合、行政が使用差し止め、あるいはその前でも人命にかかわることなので、周辺を策で囲んだり処置をするのですが、これから10年後にはそのような雑居ビルも増えるのではないかと思います。

東京と言っても、あるいはオリンピック景気と言ってもかなり限定的で、中心をはずれると空きだらけのビルがたくさんあります。土地の資産価値が下がる一方の中で大規模再開発といっても、人口減では多くのエリアでその後の回収も見えにくい状況です。もう10年後には「不動産」なんて言葉もなくなるんじゃないか、と卑下する商業不動産売買業の人もいます。




日本一の面積である琵琶湖を水源とする淀川が見えます。さらにその向こうは伊丹空港があり、兵庫県。

他方、アメリカという国は世界の先進国であり、世界一の国力を誇りながら、広大な土地がありあまり、、実はまだ開墾期レベルなんだと実感するぐらい、人口が増えていく中で都市部の周りや隣も少しずつ新たに都市化している状況です。

アメリカ地元の不動産会社によるといい土地が売りに出ると「2分で売れてしまう」そうです。買うのはもちろんチャイナマネー。バブル相場には気を付けなくてはいけませんが、不動産投資先として長期トレンドとして有望な国といえると思います。日本も一等地のまとまった土地のオーナーは、中国人というケースが多くあります。極一部を除き、中国人も見向きもしないような土地は資産価値が下がる一方といえそうです。

そろそろ大阪の町を一望し梅田スカイビルをあとにします。


梅田スカイビルの地下駐車場。高級スーパーカーがずらり何台も。



そして次に向かうは、今回の旅のメインイベント。つづく

高層ビルからの景色を眺めにドライブへ行こう


Posted at 2015/09/05 23:46:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 大阪ドライブ | 日記
2015年09月03日 イイね!

大人の味、台湾鍋を食べにドライブへ行こう。北新地へ!

ホテルでチェックインをすませ、向かう先は


大阪を代表する歓楽街の一つ北新地
東京に例えるなら北新地が銀座で、通称ミナミを構成する宗右衛門町(そえもんちょう)が歌舞伎町、と解釈して差し支えないと思います。ちなみに道頓堀と宗右衛門町をミナミでひとくくりにすればほぼ同じなのですが、川と道をひとつ挟んでやっぱり違う。とこうして近似しているエリアでも微妙にテリトリーというか街の在り方が異なるのが、慣れにくいと同時に楽しいところでもあります。



そんな夜の街、北新地で呼び込みと同伴カップル、スマホで営業しながら歩くおねえちゃんをしり目にとある雑居へ入っていき、4F止まりのエレベーターから、この細い階段で5Fへ。
ちょっと分かりにくい、隠れたところにそのお店、台湾鍋が美味しい「」はあります。

「どうしてこんなに美味しいのに食べログ低いんだろ?」とこのお店に詳しい人へ聞いたところ、メニューがコース一つのみ、と4時間しかない営業時間がネックになっているとのこと。
飛びぬけて美味しいと思えるのはこの北新地にある本店だけです。おとうさんごめんなさいね、本音で。

ところで関西圏にいくと遊び慣れた人は町で出会った60歳以上のおじさんや店主を「おとうさん」と呼ぶ風習があるように思いますが、東京でもたくさん使わせてもらってます。距離感が縮まります。大阪の人は距離感を縮めるのが上手です。



さて、料理ですが、まずは生姜と少々の胡椒が効いたあさりのスープからスタート。
これが体にしみわたります。大阪はうまい、多い、安い、でないとすぐに淘汰されるところで、ここはさして安くはない店でありながら、厳しい地で続いてきた味を頂けます。

飲食業と言っても屋台やおにぎり屋さんから、修業が必要な超一流レストランまで幅広くありますが、一般的に飲食業は参入障壁が低い業界といえると思います。ゆえに新規参入が最も多い業種です。

創業から三年以内の生存率が数パーセント(個人的に数字は懐疑的なので示しませんが)と言われ、無くなるほとんどが飲食業なんですよ、とバーテンダーに教えてもらったことがあります。いずれにしても、コンビニや郵便ポストの数よりも遥かに飲食店が多いのが事実であり、競争環境としては非常に厳しい業界です。うまく行っても今度は顧客の「飽き」へも対処しなければなりません。ここ10年20年の飲食店減少数を知るとびっくりします。



細かく刻んだ棒棒鶏(のはず)。細かく、同じ大きさに揃えられ丁寧な仕事で鶏肉とネギの食感がこれまた素敵です。

ほとんど仕事でしか来たことないのでメニューについて詳しく話をしたことがないのに気が付きました。仲間と結婚するように勧める会話はしてきたのですが、次回行ったときは料理についてももっと話してきます。

本店は狭く4つのテーブルしかなく、営業時間が17時~21時ぐらいまでなので事実上1日4組しか入れません。予約したほうが無難です。当日でも夕方早目に電話すればだいたい予約取れます。



あさりのスープが終わり、レタスの肉乗せまたは巻物が出て(写真はこちら)、これまた美味しく、次はいよいよ鍋です。

狭い店内で場所柄必ず夜の同伴客が概ね1~2組を占めて、あとはおじさん同士組というケースが多い店です。この時代にこのぐらいのお店で同伴するのも立派なものです。そんな雰囲気の中で、私はいつも仕事か、家族とで来ています。家族にも純粋にこの美味しいあさりのスープを楽しんでもらいたいと思いつつ、加えて雰囲気だけでも夜の社会勉強も感じてもらいたいということで歓楽街。

今回は大将たるおとうさんの姿が見えませんでした。足を怪我したとのことで、早くよくしてください。というよりも、後継者作ってください。お店のおねえさんが継ぐのかな。この味を残していってほしく切望します。



すべておねえさんが作ってくれます。ごま油の香りが、次いでにんにくの香り立ち込めます。

このお店は、北新地で飲み(遊び)続けた70歳になるとある社長が行き着いたお店をその昔教えてもらいました。遊んで来た人が教えてくれたわけですから、これまたうまい台湾鍋なわけです。東京では出会えない味です。

そういえばその社長さん写真が趣味でした。テーマは風を撮る、と言っていたのを思い出しました。当時は写真に興味なかったのでピンときませんでしたが。夜遊びと写真は両立できることを示した生き証人と言ってもいいでしょう。

北新地も高級クラブエリア街ですが、銀座と同じくキャバクラが増えてきた印象を受けます。キャバクラもピンキリですが。


具材も入って、出来上がりまでもう少し。

夜の世界といえば、何年振りかにメールが来たかと思えば「店出したよ」とか「雇われだけどママになったから店来てね」など、知り合いの女の子も独立したり、雇われママも増えてきましたが、総じてみんな苦労しているようです。と思えば、リーマンショックや東日本大震災のときは本当に大変そうでした、夜の街ガラガラで。そんな中飲み歩くとまたお店から大切にされたり。


夜も大変といえば、気が付けば少しずつまだ若いけど年を重ねてきた歌舞伎町の子へ、気楽な気持ちで「店でもやればいいじゃん」、と言うと「歌舞伎町にお客さん呼ぶのがどれだけ大変か分かってない!」と怒られたこともありました。ヘルプ嬢気質で妹気質の受け身なMっ気がにじみ出ている子を怒らせてしまったこともありました。



スープを注いでくれて完成です。魚介のエキスも入っているであろう味噌のたれにつけて頂きます。
一つひとつの具材に出汁がしみ込んで、やさしいけど立体感がある味で食が進みます。


怒らせてしまったその子は、定期的に世界の危険地帯へ一人旅します。国連が危険エリア一位に名指しするような南米の果てに1年行ったり、アフリカの空港でトランジット中に拘束されたり、外国のパン屋でマシンガンを持った強盗に出くわしたり、深夜に自宅へ強盗にドアを開けられそうになったり、旅の途中気が付いたらリュックがシラミだらけだったり、ベトナムで山籠もりしたり、


危険地帯から「今年のお祭りは殺された警官少な目だったみたい」とメールくれたり。いろんな子がいるわけですが、この子はすごい、そして面白いDNAを持った変わり者の中でもさらに稀有だと思います。なかなかいない感性を持っています。時に鋭い感性で教えてもらい何気に尊敬し感謝している一人です。クルマも家電も、夜の子も、No1しか付き合わない、というポリシーを持っていた時期も若かりし頃はありましたが、こんなヘルプ気質の子なのに、人間性としてはぴか一を感じます。



〆は美味しいダシがたんまり入ったところで軽く茹でるラーメン。
たれに入れてもよし、私はスープとたれを割って頂きます。大満足の時間。

「いま六本木でやってる」と営業の連絡をくれる子もいれば、夜をあがって数年たってもいろいろな連絡をくれる子もいます。「結婚したよー」「子供生まれたよー」と連絡をくれる子もいるかと思えば、「離婚しちゃったよ」と連絡くれる子もいます。


「結婚できてねー、彼氏と別れた」と連絡くれるまだキャバでがんばっているちょいご年配さんもいます。出会ったときは20代前半で連れが指名してたのですが、10年あっという間です。早くいい人を見つけてほしいものです。と夜の出会いも旅の出会いのように、面白い縁が転がっているものです。


はじめは時給がいいとか友達に誘われてと気軽な気持ちで足を踏みれるのですが、夜を長くやるって、横目で見てきて大変だと思います。病んでる子や女性もたくさんいます。一日も早くいい客を釣ってあがってほしく願います。クリスマスケーキが売れるうちに。



最後は美味しそうなデザート。



と、ジャスミン茶。
最盛期は東京から一年間、月一、多いと月二で通ってました。いい意味で変わらない味とサービス。そして気遣いに心遣い。
また寄らせてもらいたいと思います。



店前同伴の時間帯なのか、まだまだ同伴とおぼしきカップルがたくさんの北新地を、



大人しくホテルまで家族と散歩。



仕事帰りのビジネスマンがちらほらと。本日も一日おつかれさまでした。



大阪は一時期よく来ていました。最盛期は隔週で月二回ほど、一泊か、多いときは数泊で一年間通いました。さすがにクルマとはいかずその頃は基本新幹線、気分転換で伊丹へ飛行機で通いました。さらに気分転換のときは関空です。が関空はやっぱりアクセス不便です。


出張時は仕事して飲んだあと寝るだけなのでビジネスホテルが多い中、大阪は来る頻度が多く、あるときから体をいたわってあげようと思いシティホテルに泊まることにしました。じゃらんだと安く泊まれますし。

大阪の主要なホテルはほとんど泊まり、写真の丸い建物、大阪丸ビルの第一ホテルはいまいちだったような記憶があります。
大阪でキャバ一筋のいい年して独身のおじさんお勧めの阪急インターナショナルがたしかに一番よかったように思います。



今回は大阪ヒルトンホテル。ここだけ泊まったことありませんでした。これで大阪シティホテルコンプリートというやつです。

大阪へよく来ていた頃は、だしが効いている立ち食いうどんは必ず食べて、これがまた美味しく、
加えてどうせだからと、すべてのシティホテルのカレーライスを制覇しました。

大阪シティホテルカレーライスランキングとしては、
この大阪ヒルトンホテルのカレーライスがダントツで美味しかったです。
次点でホテル阪急インターナショナル、次いでリーガロイヤルホテルです。

明日は梅田スカイビルに寄ろう。


夜の街も感じつつ、でもそわそわしないで、
台湾鍋を食べにドライブへ行こう
Posted at 2015/09/03 23:20:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 大阪ドライブ | 日記

プロフィール

「外人の男の子2本のちくわを覗くと、両目にちくわをつけた我が子がいたり、部屋のポスターが我が子ふざけて描いた変顔の絵がでてきたりな面白動画編集うまい!を見せてくれながら外気浴したり、部屋で雨音聞きながらゆっくりしたり👍️昨夜は岡崎、堺、川口、広島ナンバーと各地から愛されてる湯。」
何シテル?   06/14 14:06
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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格さまセレクション 
カテゴリ:静岡お店
2021/12/06 16:50:17
 

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アウトバック契約後、メインマインドはアウトバックながら、なぜか旧型VMレヴォーグに強い興 ...
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