
ナビと音楽をセットして、この日向う先は
横浜みなとみらい。
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まずは
日産グローバル本社。
早々ですが
日産へ苦言。
些細なことですが、まず駐車場が分かりにくい。
日産グローバル本社隣の
三井横浜ビルに停めるのですが、事前にWEBサイトをよく確認しておかないとまったく分かりません。

私の前にいた山梨ナンバーのレクサスも、後ろにいたゴルフも、そして私も間違えて日産グローバル本社の駐車場ゲート付近につけてしまい、フリーズしてしまいました。何の表記も案内もなし。ノーアナウンス。
寄ってきた委託先の警備員も「駐車場に登録してある車両ですか?」。
している分けないでしょ、と思いつつ、対応もこれでは・・・。おひざ元ですよ。
察するに何度もクレームが入っているかのごときな状態ですが、改善なしを見るに、ギャラリーをうたっておきながら来なくていいよ、かのような取り計らいです。日本マーケットはもう眼中にない顕れでしょう。
ギャラリーのおねえさんは可愛かったですが、トヨタのスタッフと比べると教育的に足りないと思われるところも。かわいい子置いておけばいいと、ちょっと前時代的なものを感じました。
同じような施設にして、トヨタと規模も相手の立場になって練ることも雲泥の差としか言いようがありません。マーケティングの取り組みとしてもどうなんでしょう。
なお、六本木メルセデスも人材育成けっこういい線いっていると思います。

GT-Rやリーフなど申込制で試乗もできるようです。お盆の夏休み中なのに人が少なかったです。

夏休みということで、昔のZパトカーや、消防車、救急車の展示もありました。特別展と題している割にはたった3台でしょぼかったですが。

トヨタなら特別展を謳うのならばもっと何十台も展示するところです。

新しいスカイライン。
中国でも人気があまりないのか、中国人観光客もあまりいませんでした。というかゼロだったかもしれません。
トヨタの
メガウエブはカメラを持った中国人だらけなのに。
立地もあるでしょうが、中国での人気度やブランド力も差があるのでしょう。

北米展開車
QX80。
国内販売されている展示車種も含め、総じてすべて北米マーケット向けの商品となっていました。スカイラインのシート(革仕様)一つとってもふかふかでアメリカンです。巨大マーケットである北米重視はどのメーカーも同じですが、とくに日産はもう日本をほとんど見ていないのでしょう。
強靭なリーダーの長期政権後、この組織はどうなるのか気がかりです。

QX80、の内装。
など、
30車種前後展示されています。
北米マーケットは新車販売台数で見ると日本の2~5倍(分類の仕方による。もう二倍まで縮まることもないでしょう)、ベンツやBMWなどのプレミアムブランドに限って言うと日本で1年かかって売れる台数が、北米では1か月で売れていました。
売れていましたと過去形なのは3シリーズやCクラスなどのDセグメント以上で比較した場合で、近年は日本においては1シリーズやAクラスなどのCセグメント以下がよく売れるようになったので(北米ではCセグメント以下は展開されていないケースが多い)、これも含めて単純にブランド別販売数で比較すると、近年は日本で売れる1年分を北米では2か月で売れることになります。
欧州車をはじめ日本メーカー車も北米のほうが安い、とネットでも散見することがありますが、そもそも台数が多く出るので当たり前なことといえそうです。競争原理もより強く働きます。セールスも強気です。
日本仕様と同じようにオプションをつけて行くとそれなりに価格もUPしますが、日本で車両価格1200万円のベンツと同等装備車を1000万円ぐらいで買える印象です。20%前後安いのは大きいですね。
北米ではむしろディーラーオプションとして買う、板金修理パック・プランみたいなものにお金がかかります。任意ですから入らなくてもいいのですが、それでもトータルで相応に安いのは事実です。円安でだいぶ差異を感じなくなっていると思いますが。

何しろ雑な国なのでドアパンチは駐車スペースにゆとりがあるのであまり心配はないのですが、代わりにスーパーの駐車場ではカートを平気で人のクルマに当てるようなこともある国です。板金メンテパックは入っておいたほうが無難です。
更にいうと、クルマのエンゲル係数が高い。つまり向こうのお父さんの立場になってみれば自分の分、奥さん、子供用と最低3台は買うか、買い替えるかをしていかなくてならず大変だと思います。家計のトータル支出としてはメーカー・ディーラーに支払う代金は多くなります。
そうした中でも欧州勢は日本マーケットにも力を入れ、確実に販売台数を上げてきています。
ベンツもBMWも、廉価な派生車種の増大で「ブランド力を切り売りしている、安売りしている」という指摘もありますが、私はそう思いません。
視点を広げて相対的にブランド力を考えると、ブランド力を向上できているメーカーはトヨタ(とレクサス)ぐらいなものです。事実上トヨタグループインしたスバルも北米で順調ですね。
つまりは競合まで考えれば、まったくブランド力が減退しているなんてことはないと評して差し支えないと考えています。
ちなみに米国で新車を買うとだいたいBMWやベンツでも、多少の傷がついています。言えば無償補修してくれますが、日本では考えられないことです。雑、いや細かいことは気にしないのでしかたがありません。そしてこれでプレミアムブランドを構築しています。
なお高級住宅や高級アパート(日本でいうところの高級マンション)でも、内装は隙間だらけで、水回りはすぐ壊れるし、上の足音はうるさいし、ドアや窓も立てつけ悪くて当たり前です。見てくれはいいのですが。
そうしてみると、やはり日本という国はインフラも衛生面も医療も、何もかも整い非常に恵まれた国であることを実感するばかりです。温室に育ちすぎてしまいましたが。
ちなみに異なる視点からではありますが、メーカーとして消費者目線ですばらしいと思ったのは、キャノンとパナソニックです。
まず
キャノンの修理システムがすごい。ネット(電話も可)で申し込んで、履行補助者たるクロネコヤマトが取りに来てくれて、キャノンでの修理が終わると、クロネコヤマトがまた配達してくれます。
納期も短い。家にいながらにして手間をかけることなく修理が完了します。タイミングによっては集荷・配達も無料キャンペーンまであります。
この仕組みを作ったキャノンの人は天才だと思いました。もともとはプロユースの仕組みから発達させてきたのでしょう。
パナソニックも家電の修理体制が非常によく整っています。
携帯から電話するとナビダイヤルで有料のところが多い中、パナソニックは携帯からでもフリーダイヤルというのもポイントが高いです。
話はだいぶそれましたが、続いて日産の隣、三井横浜ビルにある
原鉄道模型博物館へ。
こっちのほうが人が多くいました。地元の方はわかっているようで、と言ったら言い過ぎでしょうか。

昔のデザインは、独創性を感じます。
模範する相手がないぐらい、黎明期というのもあったり、空力がまだ未熟だったり、法規が緩く自由度も高かったりしたのでしょう。

ずいぶんと高級なカメラで記録を残してきたものです。

たくさんの模型に、昼夜を模したイルミネーション付き巨大なジオラマに、鉄道好きにはたまらないのでしょう。
子供向けかというと、触れるものも少なく、古い模型が多く、かといってこれを懐かしがる人がもう天国に召されている年代と思われ、またカメラ好きにとっては撮影しにくい配列となっているものが多く、この辺が改善されると、もっと多くの人が楽しめる施設になりそうです。
ターゲットがいまいち不明確な博物館でした。

続いて、クルマで10分ほどのみなとみらい
、トミカ博へ。

私が子供のころは
プラレールはメジャーではなかったような気がしますが、
トミカはメジャーな存在になっていました。
近年はプラレール人気に押され気味なのかもしれませんが、トミカは時代を超えて愛されています。

45周年。

横浜の首都高からベイブリッジ。

ちょっと大黒ふ頭へ寄って、

ボロさNO1、一番崩壊の危険性がある横羽線で帰りました。
芝浦あたりのマンション群。
夏休みはイベントが目白押し。
楽しいところに
ドライブへ行こう。
本日は北米から帰還する同僚と飲んできます。