
コンデジよりも少しだけ特別な時間を切り取るムードを演出くれ、はたまた慣れていない被写体だと然もすると固い空気を作りかねない存在感を持ったデジ一レフ機のように仰々しい空気を作らず、予想しない盛り上がり感を作ってくれる程よいサイズと質感、存在感、それがミラーレスの隠れたる才能と言ってもいい長所の一つだと思います。

言うなれば
EOS M3は、オタクのカメラ好きではなくて、おしゃれなカメラ好きを演出してくれます。本当は根暗なおたくなのですが。
この日は「転居先を見たい」ということで迎えに来てくれました。帰りも甘えて送ってもらいました。な飲みへ。かなりお気に入りだった
BMW116i。

当然に一人はノンアルのまま、新しいお店で安いながらに仕事のお祝い。
EOS M3。飲み屋へ持っていくと、ストラップがこれまたちょっとした写真好きな雰囲気も周りに伝えてくれつつ、カメラ談義になったり、知らないお客さんとも盛り上がって、翌朝にみれば「えっこんなに盛り上がっていたのか」というほどの瞬間を切り取ってくれたりします。なM3デビュー戦。

そして何事もなかったかのような翌日の静寂。
お店の女の子もまったく嫌がらないほどよさが、そこにはあります、ということを知りました。いまのところ5軒ほど、内2軒が行きつけ、3軒が新規開拓でノークレームどころか積極的にフレームインしてきます。

コンデジだとポケットに入れたままか、テーブルに置いてあっても特段話題になりにくいところ、この小さめのミラーレスがテーブルに置いてあると、自然とカメラの話題になってきます。

話しの流れで写真を見せたり、
今年の中秋の名月と絡めた飛行機の写真を見せれば「こんなすごい月の写真みたことない」と言ってくれる人もいて飛行機には触れられず、「この太陽すごいですね」「えっ」とか、やっと飛行機についてのコメントかと思えば、「なんていうの、遠い!飛行機が遠い!」と屈託のない、そして的確な感想をくれる子もいたり、話も弾む時間のきっかけはいつもEOS M3。

この日は2年ぶりぐらいに会う、職場の女子も飲みに参加。沿線のとある駅。ここもたくさんのお店があって少しずつ開拓したくなるフロンティア。店員さんが可愛い女性でこの店がよかったな、次回かなと思い、

この集いはイタリアン続きだったゆえ、たまには和食が食べたいとオーダーしたので、予約された店へ行ってみれば絡みやすい店員さんが可愛くて、再訪したい気持ち。早めについて街を撮ったあと、M3と先に一杯やれば、このノイジーさ。ISOの上限設定が必要そうです。
同じM3とはいえEOS M3は、もちろんBMW M3と比べるとハイエンドモデルではなくて、カメラ全体から言うと入門系に近く、性能としては満足できない点も多々ありつつ、APS-Cにも関わらず、AF性能、描写性能も1インチのRX100系・SONY機にすら負ける、キヤノンさんこの点はもっとしっかりしないと、思う代物ですが、大変気に入っています。
RX100M4と比べると、値段もM3のほうが安いですが、3万円代の
RX100M1と比べても連射一つとっても勝てず、厳しいところも多いと思います。感覚としては「ありえない」そんなお茶目な一面もあるカメラです。
もし自分が学校の先生だったなら。クラスの出来ない子なんだけど、けして下地が悪いわけでなく、なんか気がかりでかわいがる、そんな存在M3と個人面談もして。

女子も連れだって新規開拓のお店へ。ここはけっこうよかったです、フィーリングが。夜のお店はカラオケないと乗り切れない歳なのですが、ここは終始言葉遊びだけでも楽しかったです。そういえばこの女子には、とあるお店で彼女のふりをして助けてもらったこともありました。危ないお姉さんに言い寄られたとき。この女子とも出会ってからもう10年になります。イケメン掴まえて、今じゃ主婦。

他の女子もキャバへ社会勉強に連れだったこと幾多も。No.1キャバ嬢は数多くのテクを持っています。(キモイ)お客さんに不愉快な思いをさせることなく、お客さんからのおさわりから逃げる術や、同伴中のエレベーターで不穏を感じれば、場を壊さず避ける忍法も。たくさんのNo.1キャバ嬢の様々な作戦を集積し、それらナレッジを若い子へ共有展開すると興味津々。

最近、流し撮りをちょくちょく街中でも。人での流し撮りもしたいところ、飛行機などある程度での速度で流し撮りばかりしてきている中、徒歩速度の流し撮りはまだ設定が固まらず。
女子が多いときはオカマバーなときもあったり、ホストも行きたいと要望あれば、どこへでも行きました。オカマバーは基本一軒をもう10年ぐらい、ずっと同じおっさん、いやもとい同じ子を呼んで。ちなみにそういう趣味は皆無です。オカマバーへ10年行って思うことは、整形技術のブレークスルーが3回あったかと。

この日は気持ちプラプラして帰りました。
仲間もだんだんとカメラに興味を持ってきてくれた人も増殖しつつあり、一人は共に旅してみれば、けっこう撮影に凝り始めて「カメラっていいですね、今までだと素通りしていたところも、一歩立ち止まるようになった」とシャカシャカメイト増殖中。

現代国家のすぐ下だって土。
私はA
PS-CをAS
Pとよく間違えるのですが「APSです、APS」と復唱系でダメ出ししてくれるまでに、後進がカメラに興味を持ち出してくれて嬉しい今日という人類の到達点。

この日は電車でM3、フレキシブル対応。線が細くて手すりは触れません。

ぽかぽかとした昼下がり、お弁当と足りない分は買い増して軽いピクニックなピンフではない平和。

そして飛行機。黒いボディ。
はじめ実用上問題があるほどにAFの遅さやAFの迷いには閉口しましたが、明るいレンズ24mmF2.8を付け、かつコンティニュアスAFをOFF設定することにより、なんとか使い物になるような気がしますが、それでも動体だときついところも多々。いじらしい子です。

思ったところにピントが合わない、そんなもどかしさ、と過ぎゆくここでの1分少々。

気付けば、設定が勝手に変わっている、国境なきボタン配置。けっこう困るのが、グリップ回りです。手の平で知らない間に設定が変わってしまうこと、数え知れず。

隠れたところにハンバーガー屋。本場の体に悪そうなグリル焼きハンバーガー食べたいです。
バッテリー持ちはあまり得意なほうではありません。軽く1,000枚は撮れる5D3、3,000枚近く撮ってもまだいける1DXと比べバッテリーの持ちはけしてよくありません。さして撮影しなければ数ヵ月放置も可能なX7と比べれば、天と地ほどの差も感じつつ、それでも300~500枚はいけると思いますが、知らない間に手の平でデータの保存形式もいつの間にか、Jpeg+RAWになっていたときは低感度な日中で三時間ほどしか充電が持ちませんでした。GPSもついてないのに。

ビールと野菜という異色のハイブリッドなコラボでタイアップ。
RAWだけになっていたことも。おかげで現像数百枚という経験をさせてもらったり。一括変換だからPC任せですが、それにしても時間もかかる。一枚一枚現像する人はすごいと思ったり。手がかかるところもありますが、愛嬌で許せます。

ショート保有で乗った
W212前期型。いいクルマでした、で譲渡品の回収に来てもらい、そのまま

後進宅へM3片手にお邪魔します。飲みに行く前の後進宅で、こちらの奥さんとも、もう10年、可愛い可愛い妹、とその愛娘も増えて、家族の写真を味を持ってさりげなく切り取ってくれ、せっかくいい写真なのにノイズがかなり乗っていても、なんとか許せる存在。このカメラ、実力が伴わないのに、カリスマ性だけでなんとか乗り切ろうとする、まるで劉備タイプ。魅力的です。

スナックから転じて、ガールズバーになったお店。多くのガールバーと異なり、スナックが前身な落ち着き在り。シングルマザーががんばっていたり、売れない芸人の彼女らしき子もがんばってたり。そんな「もうじきテストだ、めんどくさ~い」という会話はもう聞き飽きて付き合いたくない、中年という月日。

から、近くのスナックへ。ここは一等地の繁華街高級店で売れっ子だった女性の終着点。換言すればコスパよし。
ファインダーを覗いてもよし、あっファインダーは切り替えが敏感でちょっと使いにくいですが、タッチパネルでの撮影もよし。この写真はタッチパネルでピントが合わせられる説明をしているときのものです、とカメラに興味を持ってくれる人が増えたり。そして知らないお客さんもなぜか満面の笑み。

明るいレンズを付けて開放でも、ISOも上がりたい放題でノイジーなのに、SSも遅いので、流し撮りし放題。

スナックは一時期若い人の間でも流行があったようですが、最近はどうなんでしょうか。近年のスナックは大きく二分類できると思うのですが、昔ながらの年配ママが一人でやっているようなお店と、30歳代のママがいて若い子が数名紐付いているお店と、があるように、新旧の世代交代期中。

一旦移動。
屋台のたこ焼き屋、ラーメン屋、よく顔を出していた店主ともカメラ談義。ラーメン屋店主が「ルークオザワなにそれ?」と言うのを聞けば、この前説明したのに・・・と思いぐっとこらえたのも忘れつつ、次の訪問時、三回目のルーク談話では「
ルークオザワ?なんか聞いたことあるな」と伸びしろも感じさせる成長を見せる店主。大切なメッセージは何度も伝え、そして確認も。重要な役割の一つです。

そして舞い戻る。
ここ近年一番飲んでいる焼酎、三岳。新宿の居酒屋でマスターに教えてもらいました。美味しいだけでなく、屋久島のエネルギーももらえそうな気持ち。一時期は品薄なときもありましたが、今はセブンイレブンでもおいています。赤霧島はそのおいしさがまだ分かりません、たぶんずっと。かつ最近は原酒系じゃないと物足りない。

この子はもう4年ぐらい。一回り以上、下な20代、なのに落ち着きが。はじめは冷めてむすっとすらした感じで、かなりとっつき難かったのですがだんだん人格破壊神により、「こういう生き方気持ちいいね」というほどのくだけキャラに。そしてカメラがお店の中を出張もします。つまりいろんな人がカメラを手に取って、翌朝こんな写真も撮っていたんだ、だれが?と思うような写真もたくさん切り取ります。女の子も入った集合写真もあったり、気が付けば飲んでいる間、カメラが手元にない時間のほうが多い気がします。もちろん多くの場合、厚い化粧もばっちり写しだしてくれますが、くすみまで写せない女子にとっていい子です、M3。

つい最近の出来事なのに、なんだか懐かしい良い思い出に感じさせてくれる、そんな一瞬を切り出してしまうカメラ。その秘密はノイズが乗りやすいからなのか、とカメラオタクは思いながら。でもそれも許せてしまう、魅力。タクシーのおじさんと話すのも好きなタイプです、というより必ず世相をヒアリング。分母が多い方が正確性が増す割増料金。と言いつつこの日は行先をつげて二言三言言葉を交わしてシンデレラの馬車で爆睡。

ちょっとした散歩にも随行。

このような一枚もピント合わせるのに一苦労。

散歩は一杯、だって年だもの、みつを。

夕食後にも関わらずダブルチーズバーガーお持ち帰り。セットのポテト、食べるプラスチックなトランス脂肪酸は日本人は摂取量が少ないからたまになら大丈夫、みつを。

荒天後半戦な強風はどら三つ3回目の東風戦。麻雀で朝帰りした日々を思い出し、麻雀したい。ここまで銀杏ロードを走るのは初めてでした。

おかげでタイヤハウスも、黄金色。まだ洗車していません。

西新宿のロータリー。もう50年ぐらい経つのでしょうか、この形になってから。けっこう耐用します。

小田急の屋上にて。社もあるものの、創業者も祭っているとのことで、さい銭箱がありましたがお金持ちにお金をあげる必要なしと、お参りせず。

千駄ヶ谷のあたり、

南青山、絵画館前の銀杏並木。落ちている銀杏を持ち帰って食べてみると、美味しい。
葉があると危ないです。葉ですべってバイクが転倒していました。強風でヤマトの台車がクルマに激突も。

ちなみにこちらが、前掲の写真一週間前の南青山、銀杏並木。B級フード展も開催されすごい人出の駐車場も渋滞で一枚撮って退散。今年はタイミングがいまいち、銀杏が並木で色づきながら、同時に地面がふさふさに黄金色に染まることはありませんでした。
以上、最後の1枚を除いては、すべてEOS M3でした。
いろんな可愛らしい欠点も抱える本機ですが、なんと言っても最大の長所はキヤノンEOSシステムのレンズを全部使えることにより、ほどよいサイズ感を維持したまま、様々な場面への拡張性があることです。先日の城南島では、このM3に望遠レンズを付けて撮影している方もいました。
時折持ち出して、もっと使えるようにしたいと思います。
ドライブへ行こう。