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ドライブへ行こうのブログ一覧

2017年07月16日 イイね!

小田原・箱根スナップ 七夕の箱根路(2017梅雨の箱根完) みんカラ夏季休暇取得中

小田原・箱根スナップ 七夕の箱根路(2017梅雨の箱根完) みんカラ夏季休暇取得中




         RX1 R
         RX100M4









家族とともに留まる熱波を感じる中に歩きながら、一瞬で水平垂直平行を目指す修行という散歩路。ときに「抱っこして、だって地面暑いから」と、結論から伝え、理由も付言しつつ、総合的にシンプルに述べることには好感を持ちつつ、抱っこしながら。




楽しい旅、であっても必ず旅の疲れというものを伴うかと思いますが、この旅の疲れ8割がこの熱された小田原での汗だくになった駐車場駅間でもたらされました。夏場の散歩は考えものです。これから二ヵ月少々、しかし二ヵ月程度、すぐに秋風を感じるようになりそうです、と思い夏をやり過ごすこの季節。





海に山、花火にゆかたday。夏の風物詩を味わう旅や遊びも楽しいですが、しかし現場で仕事している人や外回りをする営業の方などにとっては酷であり、内勤の人も都心では電車通勤がスタンダードであり、などなど、いかんせん近年の夏は熱すぎます。暑いを通りこし、まるでフライパンの上で炒められているかのようであり、字を変える時代かもしれません。




先頭の座席が空いていました。



ロマンスカー30000形の内装がブラッシュアップされたと家人より情報提供があり、カラーリングも多少意匠変更したようで、ロマンスカー制覇をしている我が家としては、見過ごせないところであり時刻も問い合わせて下調べもしましたが、新車両ではないので、またの機会とすることにしました。





写真を撮って、私は二列目の空いている席へ一人で移動します。そしてフレキシブルスポットでお茶に置きピンして待機写真。




箱根に着きました。



車両先頭に写り込んだ父と子、なるほどこのような撮り方もあると、事後的に気づいた一枚。もう少し露出を反射に合わせておきたくなります。




右下に写る無料マイクロバスに乗ることにしてみました。





箱根湯本駅で早々に手に入れた、玩具は買うものがなくなった級ゆえでシールブックを携えて。なおシールブックは消耗品ゆえ同じものであっても何度も買いますが、飛行機のそれは売っているところが少ない傾向なので、見つけたら即買いしています。





後姿を頂こうと思っていたら振り返って、と出発まで数分、写真も撮って待機。





無料送迎バス、途中下車の旅。箱根湯本駅から箱根北原おもちゃミュージアムまで、公称1分、体感30秒、バスに揺られる旅。



という駅から近いおもちゃミュージアムですが、来るのもはじめて、存在を知るのもはじめてでした。



この旅三度の出会いになる七夕の短冊。出かけにばぁばに届けた自作の七夕短冊も数えれば、四つ目の七夕。短冊の色には意味があるとのことで、見ているとクリネックスティッシュの広告が。色に意味を思いながら使うことになりそうです。




箱根北原おもちゃミュージアム。テレビでもお馴染みの北原氏が5つ運営するおもちゃミュージアムのうち、その一つです。羽田にもあるようで、これも知りませんでした。常設展もあるようで、含めれば六ヶ所というやり手感。




昭和23年生まれで京橋出身の同氏は、青学在学中の学生時代にオーストリアへスキー留学するなど、家柄もよさそうで、六ヵ所に展示するコレクション数と一方で博物館の収益性を思えば規模感や箱根から徒歩でも数分という立地などに不釣合を感じ、相当な資産家でもあると推察されます。伊香保や那須など、趣味的博物館は裕福な方達の究極の道楽、その一つなのかもしれません。



50年前の青学というと、お知り合いの女史は家に馬車があったという乗馬趣味の方いて、かなり裕福な方が集まっていたというイメージもあります。というバックグラウンドを持った方が留学時に「ものを大切にする現地の人たちの文化に触れ」古いおもちゃなどをコレクションし始めていくのですから、面白いものです。おもちゃに興じる、概ね好きなことだけに興じる人生、楽しそうです。




マクロモードでF8。まだまだ被写界深度が足らずで、簡易ながらマクロ撮影難しいものです。



英語のような単語で、なんとかバイクだ、間違えたスクーターだ、などと言っていたのですが、なんとかバイクが思い出せない、忘却の連続である子供の発する言葉に、子供との会話。記しておくと、あとで見返したときに、よい記録になる実感を思います。




一階の玩具売り場と外廊下を通って、隣のコレクション2と題された建物へ行くと、このようなミニチュアジオラマ、作りがいいので、



写真を撮って遊ぶことができます。一気に夜の新宿繁華街にワープかつタイムトラベルです。なお館内すべて写真可です。




北原氏を引き続き見てみますと、お金が底を尽きたこともあった苦労人であるという記述も目にしました。いずれにしても、能力ある方やリスクを取ってくれる方がいるおかげで、このように楽しめる時間や、子供が様々な経験をできる機会に恵まれることになり、感謝致す心境です。


DSC03322
ミニチュアのジオラマで昭和のノスタルジーを撮ってみる、これがなかなかに楽しい時間です。




が、子供を撮ったり、家族はささっと先に行くわけで、ゆっくり観賞も撮影もできない時間でもありますが、




こうしてあとでじっくり見ても、作りが凝っていて、当時を思い出すかのようなクオリティに思います。ミニチュアカブのライトまで点けるこだわりよう。





ママにお使いを頼まれて、パパと玩具屋へ寄り「前に今度これ買おうね、ってパパが言ってた」とさりげない主張もし、コンビニへ行けば「ママが納豆買って来てって言ってた」と玩具誘惑の後でもミッションを忘れず、






帰りにパン屋さんへ寄り、少し遠目から見ていると、あんぱんとクリームパンを買い、一人で店主とお話までして、これが嬉しかったのか、ままに二回報告したり、こぼされては困るとコーヒーを棚の上に置いておくと「はぱこーひーあぶないよ!」との指摘に「大丈夫だよ」と返せば「絶対こぼすよ!」など注意も加速するようになり、ママが怒ると「ママ笑って」というのは従前からありましたが、最近は「次は悲しい顔して、嬉しい顔して」などコントールしはじめ、笑ったあたりで「ママ、そのままでいて」と、節々に成長を感じた2017梅雨となりました。







それもいつしか懐かしく思う日が来て、そしてこれも懐かしく思う造形。




ゲームウォッチ、小学校低学年の頃に、夢中になってやりました。




完成品も売っていますが、簡易的に作るブリキも販売されています。




登るには大変であろう、急こう配の坂を下って、丁度バスも来ましたが、あえて箱根湯本駅まで散歩です。



箱根のスポット、まだまだ知らないところだらけです。




家に帰って、結局ママが作ることになったブリキの玩具で遊んでいると「パパ、問題が起こった」なんだと返せば「止まらない」と、プルバックより走ることにそう思ったのかなかなかの走行距離。



下で箱根登山鉄道を見れば、近くにいた小さい女の子が「水が落ちて来る」と水滴が飛んできますが、エアコンの水で大丈夫なようです、というカメラを始めてから得た知識。ここら辺りでRX1Rの充電が切れて、




家人用コンデジを貸してもらいカメラ選手交代です。帰りは先頭車両まで歩く気力がなく、




改札最寄りあたりから乗車で一駅だけ鉄道の旅。




15時すぎ、小田原駅着。この中にも外国の方がいました。RX100M4と予め撮ったRX1Rとを、あとで見比べようと35mmにして撮り、




こちらは12時半頃、小田原駅を出発するときRX1Rにての一枚。同じような構図で撮り比べ。二時間半の時を経た割には、案外に同じような構図で撮れていました。ただし電灯が切れている辺り、構図の図り方が甘いのが分かる要素の気がします。





外国の方が現代的なゆかたで傘。絵になるかと思い撮りましたが、このようなときはズームと主題、水平しか気が行っていない状況で、構図という意味では建物などほぼ見ていないと思います。ゆえに再現性が低いですが、




先ほどの小田原駅大提灯の一枚など、構図を図ったときは、何をどう入れるか、を考えて撮ると再現性が増すように思いました。なんとなくイメージで撮っていると、1秒後でも構図の再現性がかなり悪化し、




画角が異なれば当然ですが、同じ画角で再現性が高いということは、裏返すと構図をきちんと隅々まで考えて撮っていることになろうかと最近発見しました。まだまだ甘いながら、やっと構図を考え出したゆえかもしれません。





こちらのポスター、撮るのも、加工するのも、その作業量に圧倒される思いを抱きました。なかなかの力作です。




行きにRX1Rで撮った、小田原城。日の光も異なり、レンズの美味しいところでもなく、不利な面もありますが、




解像感の違いを見てみよう、と思い立ちこちらはRX100M4の70mm、



         5DsR+EF35mm F1.4L II USM

こちらは5DsR35mm




を、それぞれ等倍級にトリミング。RX1R(35mm)



RX100M4(70mm)





5DsR(35mm)からそれぞれトリミング。「ここばぁばの病院?」「ここ曲がったとこ歯医者さん?」など久しぶりの道順も覚えていた箱根往路から、




「あ~ロマンスカー楽しかった」との復路で声を聞けば、そういえばいつの間にロマンスカーを「マーカー」と言わなくなったのか、それも忘却であり、疲れは吹っ飛び、蓄積疲労だけが翌日に持ち越される土曜日。




とりあえず傘を差している人を撮るという、ソールライター氏にも憧れるマインドだけときに持って、帰路に就きます。翌日に旅の疲れもあったのか、お茶漬けを作ってもらえば「Aちゃんも」ということで食べてみると気に入ったらしく、お茶漬けをお弁当にしてくれ、に加えて最近はとろろ食べたいという趣向とともにママへオーダー。





家に帰れば夜に「さっき高速で、ばぁばのとこいくって話ししたじゃん」とばぁばのところに行きたいと直談判を引かずも、しかし翌日ばぁばのところへ行けばお茶漬けとうめぼしと海苔が食べたいと渋いセレクトを見せた、2017年梅雨の七夕箱根路、楽しく終えることができました。






DSC03804 RX1R
プールからあがり着替えの時間。制服シャツのボタンもいつの間にか1人で全部出来るようになりと思い、幼稚園に迎えへ行った時の一枚。数日、ブログを拝見したあと一ヶ月近く、みんカラ活動家としての夏季休暇として動きが鈍くなる予定です。これから来たる猛暑、一足早く暑中お見舞い申し上げつつ、運転の安全と心地よい夏をお過ごしくださいますよう祈念して。








Posted at 2017/07/16 18:19:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | 箱根ドライブ | 日記
2017年07月15日 イイね!

スマホで撮る夜の白鳥(夜の街)  旅の一休み

スマホで撮る夜の白鳥(夜の街)  旅の一休み

いつもご覧頂いている方、いいねを下さる方、貴重な時間を割いて下さり、御礼を申し上げます。今般は後半、夜に働く女性の写真があります。過激と思われる写真はありませんが、光を捉えてみる練習として、加えて女性の生き様をぶらした光で表現してみる練習の一歩として純粋に思い撮った描写でありながら、多少の刺激的な写真はあるやもしれず、加えてスマホ仕様の関係であまりぶれずな写真もある等、ご覧下さる方によっては不快に感じられる方もいらっしゃるやもしれませんので、予めその旨をお断りをさせて頂きます。






         Xperia






家に居たくない、という友に夕方から付き合って夜も飲みに行った子供の日。なかなかハイクオリティな煌びやかなショーを見ました。





夜のヤマダ電気。





夜のビックターミナル。世界一、人が行き交う駅。




この数分後に要人が通るため、警官がコントールする長らく変わらない信号機と出会い、




丁度一年振りとなるフグをご馳走になりました。光陰、カブのごとし。




幼稚園からの帰り道、レトロを見つけ。




友との飲み、味のある街を見つけ圧縮効果を狙い。スマホのズームはデジタルだと最近しりました。あの薄さですから、そりゃそうです。



この日のスマホは後進との飲みに引っ張り出されたひと時を撮ってくれ。



カメラでひと時撮って、スマホで〆た日も。




ギター。



私の自転車に後進の鞄、そして後進の両手がハンドルがあるのに中年がどうやって撮ったか謎の一枚。



後進と久しぶりの広島焼き。



ヨドバシカメラでレリーズボタンを仕入れた日。



美味しい鉄板焼きスペシャルメニューでご馳走になり。




スマホで遊びながら、




実家に遊びに行っていた家族を迎えに行き。



つい先日、大先輩と夕方から一杯やり、


DSC_0353
二つ目の飲みに向かい、それを済ませて、



三つ目の飲みに向かい、



家人より飲み三つは詰め込み過ぎだと言われた飲んで待つ三会目に着座。



三会目の二軒目、すなわち3の2は長めで、さすがに疲れて、後進とタクシー。その後また飲みへ行った3の3。




この日もスマホ仕様で飲みへ。



お昼に女性二人のポートレート撮影をする機会に恵まれた日、その夜。撮影心に火がついたのか、二軒目、スマホで必死に何か光りを撮ろうと思ったようで、撮影開始。




二軒目を飲んで、次を物色していると「あら、どらちゃん」と馴染みの子に声を掛けられ、店に行くことにして一枚撮らせてもらいました。さらに写真心に火がついていきます。




フォトグラファー山内アキラ氏のあまりに美しい白鳥の写真に魅せられたばかりで、とにかくぶらす、光りを流すと試みるも、





スマホカメラのSSを変えられず、隣で後進が調べてくれれば恐らく「カメラ シャッタースピード」で検索したのであろう、「絞りというのを絞るそうです」と、この後進から「絞り」などという単語を聞いた意外な瞬間。



何かしている手を撮りたい、ではこれはどうかな、と提案を受けた瞬間。10年前に出会ったときは若い女の子だった元夜の女性。地球の裏側へ行き、遠い異国の地から時おりメールをくれます。



ぶらしたいものの、ぶれない時間。結局、スマホカメラの設定変更やり方が分からずも、とにかく撮影。楽しい雰囲気の中で、ネットへの掲載も承諾をもらい、撮影続行中。




手は撮り飽きたきらいがあるので、この日はおみ足中心で。多くの写真がぶらすために相当にカメラを左右上下天地前後、縦横無尽、あるいはぐるぐる回しかなり振りながら撮っています。この翌日知りましたが、最新機種でないとSSをいじれず、最新スマホでも遅くできてSS1秒程度までの設定だけのようです。スマホ撮りだとスローシャッターのニーズが少ないということなのでしょう。





承諾のみならず女の子達もこのポーズのほうがよいのではないか、などと協力的な撮影会への変遷をたどった時間。白鳥が水面下で必死に足を漕ぐかのような光景が見えないかと思い。



飽きたと思いきや、次の主観的会心作を目指して、手もの撮影も取り組むことに。昔は若気の至り、有り余るエネルギーで汚い飲みの数々を慣行し、それをスマホでスチルに動画に収めましたが、今は純粋に、いい写真を撮れないものだろうか、という気持ちだけで撮っています。などと私が幼稚染みて思い楽しんでいる一方で、その異国にいる女性、今では二人の子宝に、その地球の裏側で恵まれ、その根性を驚異的に思うばかりです。







先ほどの私服後姿の女性。同伴扱いにはなっていない良心を伴って、夜の白鳥になりました。けた違いの歌唱力とリズム感。昼は役者、夜も演者。夜の子の、その後。いろいろなケースを見てきましたが、この子たちはどのような道を歩んでいくのか、などとも思い。





だんだん乗ってきたのか、このポーズはどう、という次回はカメラで撮ろうという話題にも。




このときはSSを変更できないとまだ知らない、SSの動かし方が分からない中、とにかく携帯を振り回しながら撮影。




ほらほら見てみ、



あ、これも面白いのではないか、などなど随時女の子に撮れた写真を見せながら、



表現行為中。



DSC_0467
合間にハイトーン縛りで、歌も入れながら。



そろそろ三軒目撤退。



四軒目、まずは慣らしでいつもの手から。



空中のおみ足を撮り、



こちらのお店でも「こんなのはどう?」、と提案を頂きながら、もっときわどいのも撮れた中で、掲載自粛中。



普通の女の子がいる普通の店ですが、のりです。女性が一生懸命に生きている現場を光で表現できないか、



あるいは人をぶらして撮るとどのような表現に繋がっていくのだろう、という邪まな気持ちは微塵もない、この日写真心に火がついたひと時、が終わりました。





もう一軒いきましょう、もう一軒、もう一軒と引っ張られた週末の飲みが終わり、自転車を取りに行き、ぶらすために携帯を薄暗い自転車置き場で、大きく振り回しながら撮っていると、呆然と仁王立ちして私を見ているマダムが近くに。素行の様子がおかしくて失礼を致しました。



追記。

子供用プールをSS3秒で撮りました。みんカラにてご教示頂いた通り、アプリでスマホカメラSSの変更ができました。使用感が合うアプリを見つけたいと思います。御礼を申し上げます。



Posted at 2017/07/15 21:39:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 街でカメラ散歩 | 日記
2017年07月13日 イイね!

七夕の箱根路。テイクとメイクな箱根スナップ  フォトグラファー山内アキラ氏から考え方の軸を探ってみるひと時。

七夕の箱根路。テイクとメイクな箱根スナップ  フォトグラファー山内アキラ氏から考え方の軸を探ってみるひと時。




         RX1 R
         5DsR+EF35mm F1.4L II USM
         RX100M4








これは駄作ではありません。なぜならば作ではないからです。駄です。という紫陽花の季節、箱根の朝。






空が飛んで、曇りのようにと意図したり、もしくは色を変えたりすればメイクなのかもしれませんが、単なる失敗です。いやメイクにも入らず、そしてテイクとしても撮れなかった一枚と言えるかもしれません。今般のブログ最後の結論に届いた視点からすれば、もはやこれは写真ではない、と言ってもいいかもしれません。




「あるものを撮る」「ないものを作って撮る」。





それを「テイクとメイク」で撮る、と映像作家、鈴木佑介氏(リンクはyoutube) は言います。





カメラをはじめてからここ最近まで、氏いわくの「テイク」で撮る、すなわち「あるものを撮る」かのような、



「そのままを撮る」というスタンスで写真を撮りたいと思ってきました。私のような初心者が陥りやすい感覚のような気がします。



いかに現実に近いかのように撮れるか、そのままを撮るか、あるいは目で見たように撮れる機材なのか、を気にするという初心路かもしれません。



伴貞良氏は英語圏ではフォトグラフというのが日本へ来たときに「写真」という言葉になり、これで日本人は「真実を写すのが写真である」などなど余計な方向であれこれ考えたり、誤解しやすくあまりよくない言葉なのではないか、という趣旨のことを言っています。



もともと置かれたままではなく、テーブルに対して平行に並べて直して撮ってみると、それは軽い「メイク」。当初はこのようなことも「やらせ」のように感じて、あるいは「どう撮るか」考えなくなってしまうような気がして敬遠していました。ありのままに魅力をどう撮れるようになるのか、という希望的模索を重ねようとしていたかと思います。



鉄道写真家、中井精也氏は「カメラは魔法の小箱」と表現します。カメラはそのままを写し撮るものではなく、自分を表現する道具であり、自分が好きなように色も変え、見る人が楽しめるようにしてしまう旨を話しています。全身で撮り、




近寄って、膝あたりから上を撮り、




みぞおちから上に移行し、



さらに上にフレーム移動し、かつアングルも変えてみる。というほんの一例ですがテイクだけでも幾通りも。あるいは子供が自然とこのようにすればテイク、このようなポーズを指示すればメイクなのか。その場合、そこに何の差が生まれるのか。考えすぎてきました。いや適正な通るべき迷路かもしれません。





一品子供に取られた後の和食。子供のメイクか私のテイクか。




同じく撮る前に一品持っていかれた私の洋食。




そもそもボケが入ればそのまま写してないではないか、という疑問が生まれてもいいかもしれません。色味を変えるのはだめで、ボケつまり意図した収差の乱れを作ることは許される、という道理を見つけることは難しいような気もします。



と余計なことを考えてみると、まず再発見したことは「テイク」たる「在るものを撮る」というのもいかに難しいか、と思いました。




そもそも素人がメイクするのも限界がありますが、メイクすることを否定してしまうと、つまりは絵画はメイクなわけで、絵画はだめなのか、という反論も用意されることになり、などは不毛な議論となりそうで、



テイク、自然の形、自然の並び、構図を作るのが難しく、なかなか最適解が見つからないなかで、




旅のはじめ「旅館のヤクルト飲む」と言えば、家人が「あそこはなかったんじゃない」と悲観論を展開。「ううん、ヤクルトあったよ」とこちらの宿、意外と久しぶりな10ヶ月前の記憶があったのかなかったのか、真実の主張だったのが明白となった瞬間。なお先月あたり徐に「Mちゃんに会いたい」と言ったお目当ての女性は連休でおらず、また次の機会に。








これはテイクかメイクか。一つの基準としては撮影者やそのチームまたは補助者が手を加えるかいなかというライン。という意味ではテイク。




などなど、考えていると、大切な、重要な、素敵な、考え方に出会いました。




「Aちゃん、六番使う」。ついこの間までは突然大勢の人がいる脱衣所の籠に記された6を「〇ックス」と連呼して、私がたじたじなっていたぐらいだったのが、意思が前進し。




紫陽花と竹。みんカラで拝見したのを参考にさせて頂きました。加えて紫陽花は街スナップのときに茎を入れすぎたとあとで反省したので、花の上あたりだけを入れるように心がけた構図。





垂直の練習もし、しかし左右のバランスが悪く、なかなか難しいものです。



昨夜、月の写真にフレームインしていた外国の方。この日は箱根で外国の人が目立ちました。観光資源を考えれば、国際的に隣国に後拝で甘んじることはまったくない、素敵なこの国を思い。





私も見入ったアンパンマンの映画を、私に寄りかかりながら見ているとすっと眠りにつき、あっという間にお昼。「パパとママとずっとここにお泊りしたい」と言った旅館、チェックアウトの時間です。お風呂もぎりぎりに「また入る」とのことで〆的に入り、私は汗がしたたります。




この旅、さして出番がなかった、しかし夜の写真は大口径F1.4のレンズで手持ちにも応えてくれる5DsR+EF35mm F1.4L II USMのF2撮影。





同じ35mm、しかしこちらはレフ機と同じところに座ったまま、液晶を見るために手を少し前に出し、という意味では37mmぐらいになるのか、実際の使用用途感に従った撮り比べRX1Rの開放F2。



宿の優しいお兄様に、記念撮影もしてもらい、出発します。




RX1Rのバッテリーを温存したく、5000万画素の35mmで撮影し、




次の車両、座っていたおとうさんが飲んでいたポカリスエットもここまで分かり。50mm、ズームの70mmであれば、どれだけトリミング耐性があるのだという、怖い世の中という都度認識。



と、余談が長くなりましたが、素敵な考え方、それは映像作家、鈴木佑介氏の映像を見ていると知った、この写真家の方、








白鳥写真家・内山アキラ氏(リンクはyoutube) 。加藤氏の映像美とともに、内山氏のそれは美しい写真、白鳥の写真、あまりにも美しく何度も見入ってしまいます。前回掲載した子供の作品も、方向性が通ずるものを思い。





小田原に着きました。旅館の朝「今日どうする、ロマンスカーでも乗る?」と聞けば「そうしよう!」という子供の返答で即決めしたいつものコース。山内氏、従前はこのような白鳥の写真を撮っていた(リンクはyoutube) ようですが、最近手ごたえを感じる、という言葉通り、独自の世界観を作り上げるように昇華してきたのかと思いました。あまりにも美しい、と何度も思います。



この旅、二度目の七夕短冊。山内氏がいう写真を通じて表現できることを最大限に活かす、つまりはその被写体の魅力を最大限に引き出す、という軸を持ってさえいれば、テイクもメイクの是非論ではなく、奥行きがさらに深まり、写真を通じた被写体の魅力を引き出すために駆使できるようなればよい要素である、と思い至った観念論。つまりはテイクであろうと、メイクであろうと、被写体の魅力を引き出すことは非常に難しいゴールの一つかと思う机上の妄想のごとく、実践が難しいわけですが、



このような視点でカメラを撮りながら、そういえばそのような初心を思った頃も思い出し、今基礎知識が揃って来た頃に取り組んでみる面白さを思いました。と上述の写真家が言っていることを思い返すと、それぞれ同じ趣旨を言っていることに気が付いてきました。そして、もう一輪は自分をどう表現するか、これが核としてあるのか、ないのかが素人とプロの大きな差なのかと思い、写真に限らずとも同じかもしれず、




小田原の街へ踏み出します。単に、率直に、山内氏のような心底美しいと思える写真を撮ってみたくなりました。





つづく
Posted at 2017/07/13 23:32:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | 箱根ドライブ | 日記
2017年07月12日 イイね!

我が家の先生作、あじさいと供に七夕の箱根路、箱根登山鉄道編、と宿の夜。

我が家の先生作、あじさいと供に七夕の箱根路、箱根登山鉄道編、と宿の夜。





         RX1 R
         5DsR+EF35mm F1.4L II USM
         RX100M4







ちんけな写真。




薄々気が付いていましたが、いや明確に自覚しているからこそ、数をこなし練習してきましたが、




結果として相も変わらずそれを量産することになる、紫陽花と箱根登山鉄道を楽しみに来ました。



あれから一年、紫陽花と箱根登山鉄道をどう絡めるか、これで食べていくと決めた以上、事業計画も立て、一睡もせず思案してきましたが、あっという間です。





人使いが荒い、ときに画伯、ときにフォトグラファーな我が家の先生も、後にして思えば、このときイマジネーションが湧いてきたようです。




サブバッテリーもない中、富士屋ホテルで写真を撮りすぎ、知らぬ間に動画ボタンも押してしまい、充電する隙もないまま、私は充電メモリが減ったRX1Rを握りしめ、





このとき既にバッテリーライフがさらに減り、共通する規格たる、家人のRX100M4のバッテリーを使う、使ってしまえ、という腹づもりで、確認すればそちらも心細く、




箱根登山鉄道と紫陽花をどう絡めるか、腐心の結果、いや腐心そのものを結局実を結ぶことがない儚い遠距離恋愛のように写し、




心のスイッチバックで、なんとか気持ちを立て直します。




そして気が付けば、紫陽花すら絡んでいない、箱根登山鉄道を撮っていました。




紫陽花と箱根登山鉄道、一本で食べていく。江の島海の家の方々のように、本業を持ったり、副業をすることは、遊びがてら手伝いに来るかと声をかけてもらうのは有り難いながら、私の哲学に反します。




昨年24mmで撮った写真とさして変わらずどころか、35mmで存在感だけが不要に増してしまった2017梅雨。



そんな私の心が空梅雨なのを見透かして、背中で励ますかのように、先生がズームを意味していると思われる「ずーみんぐしたい」と発しながらセットをし始めます。




DSC09573
そして生まれました、我が家の小さな巨匠、その作品。凝り固まった既成概念をぶち壊すかのような光の芸術。私のおかげなどと、小さなことを言う人間ではありませんが、デジカメの充電をしたのは私です。






その横で駄作を筆ペンで描写してしまっている私がいました。






先生は一仕事終えて、地球というルームランナーで一汗流します。ここで融通が利かない筆ペンの充電が、まるで私をあざ笑うかのように、終わります。




機材なんて関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、小島よしお氏のネタをやったら、ばぁばに叱られました。そんなくだらないことやってはだめですと。それも薄々思っていました。言い訳です、何もかも。






早くに寝て、ぐっすりゆっくり9時間寝た先生がすっきり目を覚まし「もう三時になっちゃったよ」と発している深夜「これは午前三時に起こった出来事である」と冒頭に言いたかった丑三つ時の二つ後、虎一どきに、このブログを記しています。いつもとリズムが違います。



9時間寝て「トイレいく」と起き、そのまま寝るかと思いましたがだめでした。案外に、今のところ寝ている中でのトイレ、つまりはオネショはしません。起きると大量に先生の膀胱から水分たちが、まるで朝のターミナル駅のごとく下車を始めます。



私は先生の機材を譲り受け、思想なきプロパガンダを垂れ流すかのような写真を撮り、




電車をぼかせば、それは中井メソッドなのではないのか、話が違うと責任者を探します。いや、食べれないのは紫陽花のせい。見切りをつけはじめているのかもしれません。




紫陽花の疾走感を捉えるために、紫陽花の流し撮りはどうだろう、先生の作風をヒントに新境地が生まれます。ちなみに、先日栗の流し撮りをしましたが、失敗しました。蟻の流し撮りは構想からもう三年を数えるのか、まだ成功していません。




そして私の地平線が傾き始めた音が聞こえました。




一旦先生がまた機材を握ると何をどう触ったのか、アスペクト比まで変わっていました。



宿に着くと充電開始、宿のUSBケーブルもあり、二台同時です。仕事はストイックに進めるほうです。寝ずに充電する覚悟です。なぜならば時給が上がるかもしれないからです。充電は今の私の本業であり、充電のやり方を語れば私の右に出る者はいないほど長くなりますが、割愛します。




宿のおかし。「これ食べな」と先生が気遣いを下さります。しかし優しさの中に厳しさも忘れません。「ちゃんとすわってたべてください」と言われ、袋を「やさしくあけるんだよ」と指導も忘れず、さらには「みつあきてぃーびー、じゃーすてぃーす、これからもよろしくねー」、アカペラのオーケストラ独唱でBGMまで奏でてくれます。




先生はお風呂も上がり、上機嫌です。




私の後輩であるまだ駆け出しのもう一人の助手、その誕生日祝いも忘れません。




さすがは先生、人格者です。三時に目を覚まし、明るくなってきた今この日報を記している横で明けて来た空を見ながら「もう朝になっちゃうよ」と、時を俯瞰します。




先生の創作活動は止まりません。




次はTHE箱根タワーの構想です。と、トーマスを見ていた先生が000000000000000000000000000000000000000000000000000000000002とまるで私をプッシュオンしてくれるかのように一つひとつ丁寧に連打してくれたので、記念に残しておきます。




「痛い」と言いドライアイスも入っていたのも経験となった建設現場。タワーが完成しました。分譲開始です。




数えてみれば、一粒だけ品種が異なるぶどうも含め9種類、「はんばーぐちっちゃい頃はすきじゃなかった」と生い立ちも語ってくれ、




こちらのも合わせると11種類のフルーツで疲れを癒した先生は、




2M7A4894
月夜を見て、そろそろ眠りにつきに向かいます。



念のため持ってきた機材も、筆ペンが充電中は活躍し、



一日の締めはファンレターへの返事も書き、「ぱぱ、おやすみ」と電気を消してくれたこの日、今これを記しているこの瞬間にも聞きたい単語です。



空中浮遊術の練習もした朝を迎えました。


4時45分、ジープのおもちゃを六台持ってお風呂も入り、明けの月と飛んでるカナブンも見たこのひととき、合間にこの日報も作りながら、レゴでも遊んですっと寝てくれたので、ひと時眠りにつきたいと思います。



つづく


Posted at 2017/07/12 04:48:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 箱根ドライブ | 日記
2017年07月11日 イイね!

七夕の箱根路、紫陽花と供に。 富士屋ホテルでランチ編 全身、膝上、腰・みぞおち、バストアップ、顔という基本を思い。

七夕の箱根路、紫陽花と供に。 富士屋ホテルでランチ編 全身、膝上、腰・みぞおち、バストアップ、顔という基本を思い。





         RX1 R











箱根路前日。籠にジープを詰め込んで、




「ジュウクンチから行くんだよ」などと、次の旅の説明をばぁばにし、素人がシャッターを押しただけでは案外に質感を出すのが難しいお米を、簡単に綺麗に描写してくれ、さては中でダビンチ氏が内職でもしているのかと勘繰り、




この機材は動体、ことに蝶やトンボは至難級かと思いますが、これもちらっと捉えてくれた翌日、




そのようなカメラを携えて、ばぁばのところに七夕の飾りを届けて、七夕の箱根路スタートします。




ゆりかごと化したクルマをPAに止め、そういえばと思い確認すればカメラの充電器にサブバッテリー、間違えてαシリーズFE用を持って来てしまいました。フルサイズゆえFE用を連想していたのか凡ミスです。が、しかしそこはSONY。多くのシリーズ、モデルでUSB充電ができる上に、RX100系のUSB充電器を家人が持って来てくれていたので、



シャッターを押す、レリーズを切る、後者はシャッターを開け放つという語源的かつ広義の意味合いと、リモートレリーズでシャッターを切るという狭義の意味合いとがあると思われるところ、カメラ史としては狭義での用法メインだったのではないかと感想を抱きつつ、ネット社会ではシャッターを押すこととして常用化されている節があり、音も悪くないので使うことにすれば、容赦なくレリーズを切ることができます。




分かりやすく伝えるためには、短くシンプルなセンテンスという王道。がんばっています。



コンデジおよびそのスタイルで、気軽に腕をワゴンの上空に突き出して撮ることができます。






カメラとしての最速SSは1/4000ながら、F3.2までは1/2000、次にF5までは1./3200までの制限がつく仕様。開放F2、ISO100、SS1/2000の晴天下でどれだけ飛ぶかテストです。晴天下直射日光開放撮りの肌も何回か撮りましたが、日の当て方によっては白く飛ぶか、ぎりぎり踏ん張りなんとかなりそうな所感です。




同じくF2、ISO100、SS1/2000というこのカメラの限界値その一つで、いっそのこと白に包んで飛ばしてしまいましょう、というテスト。



バッテリーライフに不安な性能の中、無駄打ちできるのも車中で充電できるおかげです。むくっと起きてスマホを徐に見たかと思えば「3分前にドクターイエローが大磯あたりを通った」と演説する家人。よほど見たいようです。



カメラをはじめた頃は、SS、絞り、ISOを動かすと元に戻せなくなると怖くて動かせず、



やがて望遠に興味が出て、月でも撮ろうと思い、ネットを見ながら数値を調整し、想像以上に月は明るく、アンダーにしないと撮れないと驚き、



あるいは晴天下、もしくは直射日光下の花、殊に黄色や白い花びらも、思いのほかアンダーで撮らないと飛んでしまい質感がまったくでないことも知り、




そして白米も蛍光灯ごときで、思いのほか飛んだり、かと言ってアンダーにすると美味しそうに見えなく、簡単な被写体ではないと知りました。




やがて身の回り、日常に色々と目が行くようになり、一通り撮ってみれば落ち着き、



重ねて機材にも興味が出て、被写体の質感を撮ってみたくなったりし、




もしくは機材ごとの違いを知りたくなった中で、収差やMTF曲線を知り、絞り、SS、ISOを順番に少しずつ、体で覚えるように取り組み、




やがて被写体を主人公として考えるようになり、つまり共演者との関係性に着目するようになったり、光や、やっと最近構図に興味を持ち始め、もしくは背景との関係性も考えるようになり、



通して、どうやって子供のよい写真を残していこうと遊び心も持ちながら彷徨って、




カメラ小学三年生、留年の恐れもありましたが、もう少しで四年に進級できそうです。





子供が生まれる前にEOSkissを買いフルオートの日々でしたが、この頃は言ってみれば幼稚園だった位置づけにしたい考えです。理由はとくにありません。




F2、1/2000、ISO100だと空が飛んでしまいます。




F3.5、1/2000、ISO100。F3.5にして光を少し減らすと陰影とほんのり空の色が戻ってきました。



デジカメが普及する前、私の世代たる団塊ジュニアが中高校生の頃に友との思い出を撮った90年代は、デジカメへの一歩手前な時代、庶民の味方写ルンですがスタンダードでした。



DSC02396
当時は意識もせずでしたが、慣れ親しんだ写ルンですの画角32mm。元来使いやすい画角であることに起因し、加えて慣れた画角に近似しというのもあるのか、コンパクトなボディに35mmの固定、迷いもなく非常に使いやすく思います。




レフ機のようにAFを手足のごとく思い通りに素早くというには、二人羽織的なもどかしいときもあり、あるいは動体へのAFが弱かったり、弱いというよりもAF-Cもなくですが、さらに暗所ではAFが彷徨いやすく、というウィークポイントらしい性能も含み、歩留まりは確実に悪くなりますが、それが許せる楽しいカメラです。



寄れる上に、マクロモードでさらに寄ることも可能で、コンパクトと相まって食事中やテーブルフォトもスマートかもしれません。



このような場面でもAFは使いにくいですが。



座ったままチルトしない液晶を垣間見ながら、平行がうまく取れませんでした。




旅のはじまりから「ハンバーグが食べたい」とのことで、オーダーに応えるも、さして食べず。私が代わりに召し上げれば、これはあまり美味しくない、という子供プレートその壇上。



我々は名物とされるカレー、ビーフとチキンとに手分けして頂きます。




食後のこれをどう畳むかでメッセージとする。というマナーがありましたが、一時代の全盛期は猫も杓子もフランス料理フルコースをデートで頂くという時代だったかと思いますが、フランス料理も立ったまま気軽にフレンチという時代に、バイト氏が急いでテーブルも片付けるのでしょうから、思えば近年はもうあまり慣れ親しむというようなマナーでなくなったようにも感じますが、鈍感なだけかもしれません。




食後の小さな探検家。



私も冒険に便乗。



ポートレートも同じかもしれませんが、子供撮り、被写体の部位をどう撮るかで分けますと、



DSC02533
まず全身。この場合は、特段に意味がなければつま先や靴が切れないようにしてあげるとよいと思います。少しでも大きく撮りたいと近づき、表情に注視しているので、ファインダー倍率が大きいほど、とくに立て構図では足先が切れてしまったり、さらにレフ機はAF枠が狭いので、カメラをパーンしても足りないときも少なくありません。加えて、子供は成長してきますから、画角の距離感も変動値として捉えたいところです。




この点、面白いと思うのが、飛行機写真家です。飛行機写真家はどの方も飛行機が好きだと思うのですが、中でもチャーリー古庄氏は、多くのカットで部分的に飛行機を切ることなく、あるいは機体が分かりにくい写真というものが少ない傾向で、機体全体を写真いっぱい適切に入れる構図が際立って多いと思います。五平さんが語弊があるというかもしれませんが、どちらかというと正統派、あるいは超一流で上質な記録写真、という傾向かもしれません。



この旅、一つ目の七夕飾りに願い事を。




被写体愛、つまり飛行機への愛を「この子の姿もちゃんと残しておいてあげたい」という言葉とともに、切れることのない胴体に翼、垂直尾翼の写真を見れば伝わってきます。



撮っているのは頭の形です。



ときに被写体愛は、よい写真という要素と相反することもあるかと思います。思い切った構図が撮れない、この子の姿を残したい、とよい写真という要素より被写体愛が優先するときが多いかと思います。




その気持ちが分からないわけでもないような気がして、チャーリー氏の写真に、際立った被写体愛を感じる次第です。




私も未だによくやってしまいますが、つま先だけ切れてしまう写真は、飛行機に例えると、離陸する機体をフレームいっぱいで撮り、垂直尾翼の一部だけ切れてしまった写真に相当するかもしれません。




という失敗をカバーするためにも、数だけは撮ってきました。



全身の次は、膝辺りから上を撮るという定番です。



その次が腰やみぞおちあたり、



もう少し寄ったバストアップ、



顔、




これらを子供撮り基本系の構図と考えて、そのうえで、手や指などの部位、という風合いでしょうか。私が目を通して来た本にはこれらの分類が記してあることがなかったですが、




なんとなく会得的に知った中で、もっと早くに知っておけばよかったと思う子供撮り基本要素な気がするゆえ、ここに展開共有をしておきたく失礼を致します。




これらを子供撮りの基本として考え、全身を入れつつ、被写体としての大きさを考えてみたり、全身を入れて撮ったからこそ、思い切った構図で顔は残して頭部を思いっきりフレームアウトしてみたり、





さらには結局的に写真上で何センチなのかで、存在感が変わってくると思いますので、小さい8切り6切りサイズの写真、A4サイズの写真、ともに10cm被写体の大きさがあれば、十分に存在感が出て来るかと思うところ、



つまりはプリントする大きさでも適切な構図が変わってくるように思います。




小さいと思っても、大きくプリントすると案外に存在感があり、写真としても見栄えもよいと思え、という関係性、なども考えながら、いろいろな写真を撮っています。これがいつも見る画面だけに固定して考えていると、あとでプリントサイズの柔軟性に欠けて来るとことに繋がりかねないとも考えています。といったそばから靴が一部切れてしまっています。




カメラの充電が心配になりつつですが、




宿にクルマを預けて、宿のクルマで送ってもらいお出かけです。


つづく

Posted at 2017/07/11 15:37:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 箱根ドライブ | 日記

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「先日大雨で車線が見えにくい中、前車5thレンジ車線はみ出たりフラフラしてました。本格SUVは重心の関係かハンドルアシスト非搭載/未実装または本当に軽いアシストもしくは酷い代物な車種が大勢かと思いますが2千万3千万出す合理性みたいなものを思ってしまいました。メーカーがんばってくれー」
何シテル?   06/13 22:36
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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