フェーズ1からの続き・・・・・。
正直、これくらいで治るようなものなのか。
歴代の先輩達が難儀してきたウィークポイントが、1回のリペアで治るものなのか・・・・。
ガーニッシュをもとに戻し、元通りに戻った“たんたん”の後姿を見ていて、ふとよぎった不安は本当
でした。
数日後の夜に雨が降り、明けた朝、たんたんを見に行くと・・・・、
やっぱり、でした。
また、意気消沈。
さて、一番怪しい隙間をしっかりシールしたのになあ、と思ってたのに、そう簡単に治らないんだなあと。
BHの先輩であるマッハさんに相談すると、シャワーかけて見て、漏れる場所を確定してみたら、と。
そこで、次の方針を決定。
まず、再度、ガーニッシュを外します。
まず仮説というか予測をこうしました。
防水スポンジが劣化していて、水を含むようになり、それが雨水をガーニッシュ本体側のこのランプ類の集積部に通してしまうだけでなく、この内側に水をためるように働き、内側が満水してしまう、と。
というのは、外すと、防水スポンジの下端が、押さえると『ジュワッ』と水が出てくるのです。
なので、溜まり水を逃がすように、防水スポンジの下端を切って、排水するように、まずはしてみました。
さて、防水スポンジが原因だと仮説を立てたので、それならば、ガーニッシュの外側、つまり、赤色やクリアの板部分には問題はないだろうということを確かめるのに、いよいよシャワー作戦に移ります。
この、いわゆる、ほぼ菱形上の枠に囲まれた『ランプ集積部分』に・・・・
ラップをほどこし、しっかり防水します。
そして、お風呂に持って行き、シャワーを雨の当たるのと同じようにかけてみました。
結果、特にリアランプに水が溜まるようなことはありませんでした。
なので、この仮説は正しいかもしれないと、確信はないですが、とりあえず、この方針で防備を固めようと思いました。
そこで、ランプ集積部分にまだ空いている、ガーニッシュクリア板と本体黒樹脂を止めるトメのクリップの小さな穴たちをシールします。
ダメ押しでw。
ここらへんもみな。
ということで、前と同じように、車内乾燥させて、元通りにセットしました。
これで大丈夫だろうなあ・・・・・と、不安は消えませんが、あとは天に任す気持ちしかありませんでしたw。
それから1週間ほどした週末、家族での遅い夜の外出タイミングで雨がざあーっ!と・・・・。
もう出発のところで、雨って!
聞いてないよ~っ、と心配になり、リアランプを確認しに行くと、
ま、ま、まさかの水滴が。
まだ降り始めたところなのに、速攻で・・・・・。
とになく、すぐ出発せねばならなかったので、しかも運転中にリアランプがショートしてしまえば一大事になると思い、雨の中、リアハッチの内貼りをばらし、ブレーキランプ&バックランプの電球を外しておきました。
そして、翌朝見に行くと・・・・。
満水、というか、真ん中まで溜まってました。
じつは、リアのブレーキランプ(赤いストップランプ)部は、赤いクリアな板が二重になっていて、その二重になっている部分に水が溜まっているのです。
こりゃあ、参ったな~と、ほんとに頭を抱えました。
週末いろいろあったり、平日には対策立てて実行に移す時間もさらさらないし、雨の天気が続くので、錆びも気になったので、とりあえず応急処置として、マッハさんの勧めにより、こんな感じで上からの水をとにかく中に入れないというように、養生テープを貼っておきました。
さあ、どうしましょ。
そこで、これはもう、いわゆるカラ割をせにゃああかんだろうと、マッハさんのアドバイスも受けて考えたのと、防水スポンジもこの際替えようと。
ちなみにカラ割ってこと知りませんでしたが、つまりは、表面板と裏樹脂をばらすことだということです。
Dラーに防水スポンジ代を訊くと、材料費だけで約4,500円。
ちなみに、リアガーニッシュ本体は新品で約5.3万円。
その上のブリッツエン専用カバーは新品で約3.5万円。
しかし、もうブリッツエン専用カバーの在庫はないと・・・・。
ということで、新品調達には費用的に厳しい。
やれることはまだあるので、とことんやってみようと覚悟をきめました。
そこで、防水スポンジ替わりになるものはないかと、百均でこれを買いました。
スポンジ状の床材です。
もちろん、純正の防水スポンジみたいに、しっかりしているのに柔らかくかなりな薄さまでつぶれる、ようなものではなく、
結構固くて、つぶすのにも抵抗があります。
マッハさんとのやりとりで、気味が悪くなっていたのは、次のことです。
■ノーマルのレガシィは、ガーニッシュの赤透明のガラス状の表面は全面露出している。
■よく、そこを強く押したり、また当てたりして、すぐに割れたり、ひびが入ったりする。
■ブリッツエンは専用カバーで覆われており、ブレーキランプやバックランプだけが
露出しているが、もしかすると、カバー上から強く押したりして力がかかったことが
あり、カバーの内側で割れていて、そこから水が入っているのでは?
そうなんです。
前回、シールしたのは、クリアガラス状ガーニッシュ本体と裏本体の黒樹脂との間。
ブリッツエン専用カバーとクリアガラス状ガーニッシュ本体との隙間はシールしていない。
もし、クリアガラス状ガーニッシュ本体が割れていたら、専用カバー裏に流れた雨は割れたところからはいってしまう、と。
そこで、まずできれば、ブリッツエン専用カバーを大事に剥がして、クリアガラス状ガーニッシュ本体を露わにして、確認したいと思いましたが、なにせ、このカバーは、かなり強力な両面テープでがっちりとくっついていてもう剥がれません。
無理に剥がそうとすれば、浮いたところだけがバキッ!と割れてしまいそうでした。
なので、あきらめ、カラ割をしてみようと、まず養生。
で、樹脂側からクリアガラス状本体に向けてねじが20か所くらいあるので、取ります。
ところが、このねじ、短くいスクリュー型で、とても、このねじでクリアガラス状本体を止めているとは思えませんし、外しても、クリアガラス状本体はびくともしませんでした。
カラ割も不可能と、判断。
あとでマッハさんに訊いたら、カラ割は、温めて接着剤を緩めて・・・・と、なんか大変な感じでした。
カラ割を諦める前に聞いていても、多分自分にはできなかっただろうと・・・・。
さて、カラ割をして、クリアガラス状本体の割れを見つけることもできない。
となれば、最後の手段は一つ。
健全な専用カバーで覆われているのだから、専用カバーとクリアガラス状本体とのすべての隙間をシールするほかにないと。
最後、この方針で行き、ダメだったら、新品の本体買うしかないと覚悟を決めました。
そこで、まずは、専用カバーの浮いているところを確実に接着します。
裏側の劣化した両面テープをはぎ取って、その跡を綺麗に拭いて、そこに新しい強力両面テープを貼ります。
幅狭の部分も、ソフトに扱わないと折れ曲がってしまうようで、気を遣います。
ばっちりくっつきました。
さあ、この状態なって、次は、この専用カバーの周囲を全部シールします!
今回のシールは、一発仕上げになるので、勝負は養生です。
少しずつ、これが仕上げと思い、焦らず進めます。
焦らず、焦らず・・・
100分で養生完了。
時間は現在22:30。
あ~、しんどっw。
さあ、これからシールです。
今回は、仕上げですので、シリコンはやめて、変成シリコーンのブラックで決めます!
写真をこまめに撮るヒマもありませんでした。
これは裏側になりますw。
これもw。
スクリューねじ部分もコーキングで盛っちゃいますw。
そして、ここも。
これは、リアハッチの鍵シリンダーが収まるところ。
なんとか、日付変わる前に終了。
そのまま家の中に置いておき、翌日、夜に、落ち着いたコーキングの状況を確認します。
小さな穴や、薄そうな部分をチェックし、さらなるシールを夜しました。
そして、翌日朝、車内へ移動し、2日ほど、車内の熱で、シールも、そしてまだ残っている水分を蒸発乾燥させます。
そして、いよいよもとに戻します。
ハッチも綺麗に拭いて。
取付完了。
シールはどんなになったでしょうか。
ちょっとピントがずれてますが、良い感じでした。
ここなんか、良い感じでしょ。
数日後の様子。
途中、雨は降りましたが、この通りでした!
ということで、めでたし、めでたし、パチパチパチ~っ、といきたいのですが・・・・・・
実は、今朝見たら、なんと、右後ろの白のバックランプの部分にほんのちょっと、曇りがあったんですゥ~~~~~(泣)!!!!!
さて、今後どうなるやら~・・・・・・。
ということで、ホントはこれで終わりたいのですが、また経過はアップします。
あ~、長くなってしまいましたが、最後まで、この説明がくどい、というか、しつこい弊ブログにお付き合い頂き有難うございました!