3日目の8/12、ついに荷物キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
もう荷物は届かないものと思ってダイビングショップにマスク(度付きもあった)やフィンを借りたり、TAMA氏がGoProでもなんでもいいから水中カメラ買う!と電器店の開店を待っていたら、タイミングよく荷物到着の連絡が来たのでした。
あと数分ズレてたら、ムダに水中カメラ買ってたかもw
台風のすき間を縫って11日の夜に貨物船が運航され、今朝届いたばかりとのことでした。
しかし、TAMA氏の荷物が到着したという連絡は来ない・・・。
問い合わせてみると、数日間止まっていた荷物が一気に集配センターに来たため、荷物の仕分けそのものがその日のうちにできるかどうか・・・というレベルだったそうです。
自分の荷物はたまたま朝一番で連絡が来ましたが、TAMA氏の荷物は残念ながらその日に連絡はありませんでした。

▲上手く写ったのはちょっとだけ(;^ω^)
TAMA氏の水中用カメラ機材は届きませんでしたが、自分の水中コンデジ(オリンパス TG-2 フィッシュアイ付き)を共用してなんとかしよう!ということで泳ぎに行きました!
まあ、泳げたけどやはり台風の影響でかなり海中は濁ってました(;^ω^)
しかし相変わらず奄美大島の海はサンゴの状態がいいですねー。
沖縄本島周辺はほとんど見られるところはないらしく、宮古島でもここ数年で一気に減ってしまったそうです。
主な原因は年々上がる気温に合わせて海中の温度も上がり、サンゴに共生している微生物が死んでしまう(もしくは離れていく)ことで、サンゴも生きられなくなると言われています。
奄美大島は沖縄地方よりもやや北にあるということと、海流の関係でサンゴにちょうどいい状態が保たれやすいということなんでしょうか?
ただ気温上昇がこのまま続くようであれば、奄美大島のサンゴも長くはないかもしれません。
もしかしたら、数十年したら九州や和歌山県、伊豆あたりにサンゴが居着くかもしれませんね。
ちなみにウチらはダイビングと言っても、ボンベを背負わないスキンダイブ(素潜り)です。
ボンベを使うとなると機材レンタルのために時間やお金の制約があって自由度が減るし、自分はあの圧縮空気とレギュレーターがどうも苦手で・・・。
体験ダイビングを何回かやりましたが「今レギュレーターを離したら死ぬ」感がどうにも慣れませんでした。
今年は自転車トレーニングの成果で体脂肪率が激減し心肺能力が強化されたことで、ものすごく潜りやすくなりました!
今までと違い、スーッと入っていける感じですね。
しかも海中での活動時間も段違いに長くなりました。
ただ・・・体脂肪率が減ったせいなのか、海水温30度でも3時間くらいたつと寒くなってしまい、海から上がってしまいました。
まあこまめに上陸して体を温めるのがいいんでしょうけど、サンゴの良いポイントってビーチから500メートルくらい泳ぐことが多いんで、いちいちビーチに戻るのめんどうなんですよね。

▲3日目の夕方、またビーチで撮影とかしたり。
4日目の8/13はいよいよ曇り空でときおり雨がパラつく天気。
まあもともとの天気予報だと一日中ザーザー雨のはずでしたが、そこまでではありませんでした。

▲フツーに観光を楽しむ
カーナビを見ていると、何もなさそうなところに細い道が描かれ、集落名が書かれていることがあります。
沖縄地方の島はサンゴ礁の島なので外周をぐるっと回る道路がありますが、奄美大島は山岳的な地形のため険しい海岸線がかなり多くぐるっと回ることはできません。
今まで走ったことのない地域へ行ってみよう・・・とウロウロしてみたら、自衛隊の新しい駐屯地が建設されていたり、あまりに僻地の集落から伸びる道はもはや廃道に近くなっていてジムニーでないと不可能な感じだったので引き返したり・・・w
ところどころに廃集落もあるようで、奄美大島の険しさを実感しましたねえ。
奄美大島は治山工事が完全ではないので、毎年何回も通行不能になることがあり、孤立する集落もあるようです。
台風が来ると物資も届かなくなったり、道路が寸断されたり、電線が切れて停電したり・・・ということですが、僻地の島民たちはそれも生活の一部だという感じで対応しているようです。

▲都会から来た人が始めたラーメン屋かな?
美味しい!んだけど、わざわざ奄美大島に来た観光客が食べることはないか!
地元で昔からやってる食堂にすればよかった。
いや、美味しいだんけどね。

▲奄美海洋展示館でウミガメを見てきました!
5日目の8/14は暴風雨の予定なので、天候の様子を見つつ水族館とかウロついてみました。
奄美海洋展示館ではウミガメにエサやりを体験させてくれました。
思ったより噛みつく勢いあるな!
そういやスッポンとかは指を咬みちぎるパワーがあるとか?

▲アマミホシゾラフグがスゴイ!
1995年になるまで謎のミステリーサークルが発見されず、さらにそこからフグが産卵のために作っているのだと判明するまで16年かかったというのもスゴイ!
もしかしたらこのサークルが作られる海域はサンゴもなさそうななんの変哲もない海のため、観光のダイバーがほとんど潜らないからこそ今まで誰にも気づかれなかったのかもしれませんね。
巣が作られてから産卵が終わるまで1週間チョイという短期間なのも、今まで気づかれなかった理由でしょうね。
▲奄美大島・ミステリーサークルを作るアマミホシゾラフグ
たった10cmの小さなフグが2メートルもの複雑な形状のサークルを作ってしまうって、不思議。
魚類でこのような産卵のための模様作りをするのは、アマミホシゾラフグだけという話も・・・?
実際、こんなの聞いたことありませんね。
ぴちぴちぴちっとヒレを動かして巣作りする姿が実にカワイイw
数が少ない上などの理由で飼育されていませんが、奄美海洋展示館ではプロジェクターで巣作りの様子がわかりやすく放映されてます。
youtubeの動画よりメチャわかりやすかったですよ。

▲居酒屋「むちゃかな」
夜は予約していた居酒屋「むちゃかな」で夜光貝の刺身、大和村産の猪の塩焼き、喜界島産のヤギの刺身など、地元ならではの料理をいただきました!
サイッコーに美味かったですねえ。
実は居酒屋に行く前に航空会社から
帰りの飛行機が欠航というメールが来ました。
台風の進路などからして帰りの飛行機は大丈夫だろうと思っていたんですが・・・。
台風10号、強力すぎる!!
まあ各地の観光地や交通機関にも多大な影響を与えて通過していきましたからねえ。
自分もその一人になってしまいました。
奄美大島→鹿児島空港までは飛ぶようなので、TAMA氏と相談して鹿児島で一泊して新幹線で帰ろうという決断をしました。
自分は公共交通機関での旅に慣れていないので、こういうとき別の手段ってのがなかなか思いつかず途方に暮れていたかもしれません。
それに鉄道ってどうしても慣れなくて、未だに時刻表の見方や乗車券の買い方がよくわからない( ゚д゚)
宿泊が1日伸びたうえに新幹線などで予算がさらにオーバーしてしまうのは確実ですが、致し方ありません。
しかし逆に考えると、
鹿児島中央駅も、九州新幹線も初めて!
それはそれで楽しみになってきました。