
逆走事故が連日のように報道され、大きな社会問題となっている近年、いつ遭遇するか?と、皆さん心配ですよね。逆走事故は命が奪われる可能性が高いため非常に気になります。
前職で30年程舗装業界におり、ネクスコのコンペで逆走防止を真剣に考えたことのある私…あらためて思うことを語らせていただきます。
高速道路では確認されているだけで年間200~250件ほどの逆走が起きており、その2割ほどが事故に至ってます。一般道でも起きてますが…調べても正確、新しいデータが見つかりませんが…

間違いなく、一般道でも日々起きてます。この事故、正確には反対車線飛び出しだろうが…
6/11、中央道下り線恵那山トンネルでに起きた逆走事故はマスゴミで大々的に報道されたので皆さんご存じでしょう。
原因はもちろん、99歳老人の認知症…99歳でも運転してるとは恐れ入った(-.-)

チェーン脱着場ででる方向を誤って、3.7km走り続け…

ドカン!

逆走車を運転していた99歳老人と衝突された40代男性…いずれも軽傷だったのは幸運としか思えません。損傷具合からすると衝突速度が低め?40代男性はほぼ停止していた?逆走車がノロノロふらふらだったという話も…
さて、この10年ほど社会問題として侃々諤々されてる逆走…関係者は何もしていないわけではないのに増える一方です。何故でしょう?
国土交通省はじめ、関係者は昔から調査検討を続けてます…

立派な調査分析と対策です…
でもね…
こんなの役に立たないんですよ
関係者の苦労は知ってますが、ハッキリ言わせていただきます!
視覚に訴える…

無駄です…認知できませんから(-_-;)
衝撃で知らせる…

無駄です…認知できませんから(-_-;)
走行不能にする…

無駄です…そのまま走っていくでしょう(-_-;)
でも、低速走行させて、大事故(死亡リスク)を減らす効果はありますね。
罰則を厳しくする…

役に立ちません…事故後のお話ですから
罰則を認知して気を付けられるなら、逆走なんてしないでしょ
(ちょっと言い過ぎました…減少もしくは増加抑制には役に立ってます)
だって増えてるでしょ…逆走も事故も死人も、結果は不十分、NGということ
防止策ではなく、抑制でしかない
国土交通省は2020年までに逆走防止ゼロを目指すと宣言してました
(私の記憶では2017ごろだったかな)
今は…2025年、どうなってますか!?
これが現実です(-_-;)
と言っても、あきらめるわけにはいきません…いつ自分の目の前に現れるか?分かりませんから。いや、絶対いつか現れるでしょうから…マジ怖い。
一番問題なのは…逆走を続けること、だと思ってます。
誰しも、逆走しそうになったことはありませんか?
・侵入する前に気づく
・逆走してすぐ気づく
・逆走に気づいて止まる
これができればかなり防げるのですが…走り続ける老害は突っ走ります
対向車が正面から近づいてきても、すれ違っても…止まりません
ナイフもった殺人犯と狭路で対峙したのと同様では?
そんな狂人を止める…至難の業です
・逆走車をミサイルで破壊しますか?
・念力で止めますか?超能力者かよ(笑)
非現実的なことでしか止められないのでは?
偉そうなことを語ってしまいましたが…私にいい考えがあるか?
ないです
すいません
数年前に業務で考えた時点で諦めモードです
(上司にももうやめろって言われました)
唯一思うのが1つ
運転支援技術の活用
例えばスバルのアイサイト
運転者の状態を把握して、異常を感知すると警告を発し
解消されないと、ハザードを出して、路肩に車をとめるようにします
逆走開始してから発動するので逆走防止にはなりませんが…
逆走、運転者の異常を感知して車両制御すれば…事故はかなり減らせるかと
問題は…
・コスト…買換え
・時間…普及まで10年?20年?
一昨日、スーパーの駐車場でお年寄りがぶつけるのを目の前で目撃しました

おばあちゃんの軽が修著なくスムーズに前入れして脇の車とバンパー同士がドカン!バキバキっとバンパー脇がめくれあがってました。
ぶつけた後、普通に店舗へ行こうとしたおばあちゃんを目の前で見ていた男性が指摘しました。
派手にやっといて、このおばあちゃんはぶつけたことを認識してませんでした
日常、周囲にこんな輩がウロウロしてるかと思うと…怖いを通り越してしまいます。
海外でも老害はたいへんな事を起こしているようです
以前にあげたブログです↓

こんな山道をナビの言う通り突き進む…認知症老人
(これアルピナB3ツーリングですよ…1300万?)
世も末か…(-_-;)
Posted at 2025/06/15 18:24:22 | |
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