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二重の再確認試験に合格の怪。

　タイトル画像の「ムーブキャンバス」を最後に、国交省とダイハツが進めていた出荷停止車の再確認衝突安全試験で安全性能に問題は無かったとして、全車種の出荷停止が解除されました。　親会社のトヨタも入って第三者委員会が調査を進める過程でも、全車種の再確認のための衝突安全性能試験が実施され事前に問題は無かったとされているので、二重に衝突安全性能再試験が実施されたことになります＜汗＞。　メーカーにとっては、車種毎に性能・コストとのバランスをとって、全ての衝突安全性能項目に合格させのは大変難しい仕事です。　そんな中で２７車種ものクルマが、ラインオフ後の量産車の抜き取りでの再々試験で全車合格したことは、そのことの方が奇跡的かも知れません＜汗＞。・・逆にダイハツの技術力の高さと、クルマ（性能）には真摯に対応している技術者の真面目さを感じます＜笑＞。


　上の表は、ダイハツが昨年１２月２０日に認証不正があったことを公表し、同時に国交省指示？で出荷停止を決めていた、２７車種の再確認試験の結果で問題ないとして出荷停止が解かれた日の一覧表です。　約４か月かかりましたが、ほぼ無事に元通りの生産販売に戻れる国のお墨付きを得たことになるので、徐々に生産販売も回復するのではないかと思います。　トヨタもダイハツも、それに国交省も傷口を無用に広げることなく一番良い結果で終われたように思います＜汗＞。