こんばんは、17日の続きです。

青森県中央部を走りながら、まずは城下町で有名な「弘前市」へ。

弘前城の近くまで行き、CPを取りました。ここは春の桜の名所で、満開の時に来た事がありました。

今回は特に観光はせず、市内の外れにある桜ヶ丘温泉へ。弘前の住宅街にある何の変哲もない銭湯のように見えますが、実は良質な硫黄泉です。

浴室は撮影禁止(近年、各地の温泉で湯船の撮影が禁止されるようになってしまいました)ので、温泉の良さを画像で伝える事が出来ないのが残念ですが、打たせ湯などがある良い風呂です。
この日は秋田の湯沢市まで移動するのですが、その前に急に「ある場所」が気になりました。
その「ある場所」へ向けてナビをセットして向かいます。

碇ヶ関から国道へ分岐し、ますが奥州街道とは違って道幅は狭く、速度も控えなければなりません。

再び秋田県に戻りました。
急なコーナーの連続する峠道を走る事小一時間。

小坂の町に到着。ここは鉱山で栄えた町で、今でも多くの資料館や歴史的建造物が残ります。

私の目的は一つ!鉄道ファンなら大喜びしてしまう「小坂レールパーク」です。
ここでの一般鉄道ファンの目玉は「ブルートレイン(寝台特急)あけぼの号」が動く状態で保存され、実際に宿泊も出来るのです!
ここにかつて存在した「小坂鉄道」は貨物を主としつつも、旅客列車も走っていた事がありました。
広いヤードに旅客用ホームがあるのはその名残です。

入場券を買ってブルートレインの中に入ってみましょう!!

私も過去に何度か乗った事があるブルートレイン・・・「懐かしい!!」遠い所へ旅行した思い出が蘇ってきて、涙が出そうです。

園内の放送によると16:30に機関車が牽引して、ブルートレインを動かすとの事で、それまでじっくり機関車等を見物します。

昭和40年代のSLブーム(蒸気機関車が走っていた末期)の頃には、当時のSLファンから目の敵にされた「ディーゼル機関車」。今でもSLに比べると、一般人からの人気は無く、保存されている物も少ないです。
ところが、ここでは「ディーゼル機関車」の詳しい資料が多く、1両は動態保存されているだけでなく、運転を体験する事も出来てしまうのです!!
電車やSLよりも馴染みにくい存在と思われる「ディーゼル機関車」は、クルマ好きには萌え萌え要素が沢山詰まっています。

まずは、その構造。

排気量31,000cc直列6気筒ディーゼルターボのエンジンを2台搭載し、巨大なトルクコンバーターを通じて車軸に伝えているのです。クルマに例えるなら2ATです。

これがディーゼル機関車のピストン。

比較用に軽自動車や2000cc乗用車のエンジンのピストンが並んでいました。

右から軽自動車、乗用車、気動車と続き、左がDD13型ディーゼル機関車のピストンです。
これではフィールダーの1NZエンジンも玩具のように見えてしまいそうですね(汗

機関車の運転台に入ってみましょう!!

右がブレーキレバーが付いていた部分(普段は誤作動防止の為、外されている)で、左がクルマで言うアクセルになります。

ノッチを入れて運転士気分♪(しかし、エンジンがかかっていない(爆)

この鉄道資料館には様々な展示物が保管されており、興味深いものばかり。

「タブレット」と「携帯電話」です。
今、皆さんが持っているスマホの類とは全く別で、昭和の始めには存在していました!!
ブルートレインが動き出す時間になりました!!

楽しいですね!!

すっかりハマってしまい、2時間以上があっと言う間。
天気が良ければこの近くの「奥奥八九郎温泉」へ行きたかったのですが、時間の関係もあるので、今回は断念・・・と言うより、本日中に湯沢町まで行かないといけません(汗

ひたすらドライブ。そう、今回はクルマ旅!!
列車の旅と違って、自分で運転しないと先へ進めません(汗

阿仁合地区を通り過ぎながら・・・

関東では見る事のない「パワーコメリ」を発見し。

道の駅「おがち」まで一気に南下。(撮影は翌日朝です)
津軽半島最先端や鉄道パラダイスを満喫したりと、忙しいくらいの一日となりました。
今夜はここでお休みなさい(-_-)゜zzz…
ブログ一覧 |
鉄道 | 旅行/地域
Posted at
2016/07/21 22:16:33