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七面鳥70のブログ一覧

2018年04月14日 イイね!

明治村は期待以上に素晴らしい所でした!!前編

明治村は期待以上に素晴らしい所でした!!前編
現代の日本の文化や、社会の基本的構造は明治時代に形成されたと言っても過言ではありません。
四民平等や内閣制度の整備、金融や通信・交通インフラの開発が行われたのも明治時代です。
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今の日本社会の形成を知る為には、明治時代の日本史を学ばないといけないのでしょう。

波乱万丈と浪漫に満ちた45年の重い歴史の中を、一つのダムカレーを目指して明治村の広い敷地を猛ダッシュした七面鳥です。
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まさか、明治村の中でダムカレーが食べられるとは思わなかったので、必死だった訳ですww

洋食文化の一般化と言う意味では、カレーライスは明治時代の食文化の代名詞とは言え、ダムカレーに固執するのは私くらいでしょう(爆

※ここから画像が非常に多く、とても長いブログになります。
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気を取り直して、明治村の北口から入りましょう。
北口は路線バス等が無いので、クルマやバイク以外で向かうには注意が必要です。

園内に入る際には「JAFカード」の提示も忘れずに!!
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北口から入ってすぐにSL東京駅があります。
正確には「陸蒸気」乗車口です。
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機関車だけでなく、使用されている客車も明治時代の2軸式。
鉄道は日本の近代化を進めた立役者である事をお忘れなく。。。
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車内に入ると明治の汽車旅が始まり、タイムマシーンの如く100年以上前の日本へタイムスリップします。
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SL東京駅を出発してSL名古屋駅に到着します。
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終点には機関車の方向転換をする転車台がありますが、手動式なので人力で力いっぱい動かします。
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終点では機関車を付け替えるのですが、連結器の形状が今の列車と異なります。

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両方とも明治時代の駅が再現されています。
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ここから市電に乗り換えましょう。
明治時代にも煙を吐かない電車は製造されていました。
現代でも路面電車は残っていますが、旧型の路面電車に近い形状になっています。
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車内もダブルルーフに白熱球。
台車は2軸ブリル式で、吊りかけモーターです。

途中の京都七条駅を経て、終点の品川燈台駅で降りましょう。
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実際には東京湾の品川沖の台場に設置されていた燈台。
一般的な岬にある灯台よりも小さいですが、当時は石油による光で、光の届く距離は18kmだったそうです。
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近くには西園寺公望別邸が。
これは明治でなく大正時代に建てられたのですが、現代でもこの様式の家が残っているようです。
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まるでリゾート地の別荘?ペンション?しかも車庫まで!!
「芝川又右衛門邸」は和洋折衷の洋館ですが、バブルの頃に流行った別荘やペンションのモデルになったのではないでしょうか?
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レンガ通りが見えてきました。色々と面白そうな建物(資料)があります。

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しばらく歩くと、先ほど市電が止まった京都七条駅(電停と言ったほうが相応しいかも)。
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電停の前には京都にあった派出所が。
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特別展示されている名電1号形電車。
先ほど乗った京都市電のように走行は出来ませんが車内に入る事が出来ます。
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札幌電話交換局。
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ここでは当時の電話や通信に関する資料が分かりやすく展示されています。
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当時はダイヤルして、相手先に直接繋がる事が出来ずに、電話交換手が出て繋いでいたようですが、解説の通り男性は言葉遣いが荒いとの理由で、採用されなかったようです。
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2丁目のレンガ通りには土産屋や喫茶店等が並びます。
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第四高等学校物理化学教室に入ってみましょう。
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何だか大学の講堂のような雰囲気。
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レンガ通りの奥で存在感を放つのは東山梨郡役所。
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一瞬「みんカラ」のロゴマークに見えてしまったのは私だけ?
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建物も立派ですが、館内には見どころの多い三重県庁舎。
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緊張感すら感じる知事の席。
当時の役人の威厳は強かったのでしょう。
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広い「彩の間」はあるアニメの舞台になったようです。
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応接室も重厚な雰囲気が漂います。
椅子の座り心地も良さそう。
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ここで私が最も関心を引いたのは「時計の展示館」。
当初は外国からの輸入品のみでしたが、ものづくりが得意な日本人は国産の時計を開発!
明治後期になると輸出されるほど、その技術力は高かったようです。

江戸時代まで鎖国を続けた日本。
明治の後期になると、機械の制作や建築技術、医療などでも飛躍的に成長を遂げました。
西洋に大幅な遅れをとっていた日本が何故?

内容が非常に長くなるので一旦CMに入ります(後半へ続く)
Posted at 2018/04/24 22:52:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2017年10月08日 イイね!

秘境「秋山郷」で温泉巡り

秘境「秋山郷」で温泉巡りこんばんは。


子供の頃より地図を見るのが好きな私が、以前より気になっていた地域がありました。 
新潟県と長野県の県境付近にある「秋山郷」。 
地図を見ると群馬県側へ国道405号が途絶えた状態になっており、周囲を山に囲まれた秘境のようなイメージです。 

目立つ観光地ではないようで、訪れる観光客も限られているようです。 

今回はダム巡りでその近くまで行く機会が出来ましたので、連休2日目は念願の秘境へドライブする事にしました。 


予めネットで下調べしておいたので、道路が狭い事は分かっていたのですが、国道405号は普通のクルマ同士でもすれ違いに気を使いますし、見通しの悪いカーブが続き最高速度も30km/h程度しか出せません。 

このような道が延々と続くのです。 


地図上で一見すると行き止まりのように見えますが、最も奥の切明温泉から志賀高原へ抜ける林道(舗装路)があります。 


それでも道幅の広いバイパスなど全く無い所ですから、運転に自信の無い方は大変でしょうが、奥へ進むにつれて壮大な大自然に囲まれ秘境ムードが漂います。 

ここには町と言える集落はありませんが、泉質の良い温泉が点在しており、温泉好きな方は行く価値があると思います。 


まず最初に訪れたのは小赤沢温泉。 

鉄系の泉質で効能がありそうです。 
露天風呂こそ無いもののゆっくり過ごす事ができました。 


この近くに景色の良い池があるとの事で「池」へ。 
まさに「インスタ映え」しそうな雰囲気。


秋山郷の奥地にある切明温泉は、スコップで川原を掘ると温泉が沸きだす野湯で人気ですが、それだけに秋山郷の中でも観光客が異常に集中してしまいます。


私が訪れた時も観光バスやキャンピングカー、レンタカー、ツーリングチームのバイク等が沢山止まっており、秘境ムードが薄れてしまいます。 

静かな温泉の方が好きなので、他の温泉へ行く事にしました。




先ほど入浴した小赤沢温泉は鉄系の成分が濃い温泉でしたが、この屋敷温泉は硫黄の温泉です。 
秋山郷は秘境ムードに加えて温泉天国でもあるんですね!! 
私が入った時には誰もおらず、湯船の撮影が出来ました(上がる頃に他のお客さんが来て、同じように湯船の撮影をしていた)。 
入浴中も静かな時間を過ごせて、秋山郷へ来て良かったと感じます。 


秋山郷からの帰りのルートで、来た道を引き返さずに志賀高原方面へ抜けて、草津経由とも思いましたが3連休の中日で、相当な混雑と渋滞が予想されるのでやめておきました。

そんな訳で再び国道405号で津南へ戻り、十日町経由で・・・普通の方なら関越道や17号で関東へ帰りますが、私はもっとドライブを楽しみたいので只見方面へ!! 

このルートは2015年の8月に買ったばかりのスーパーカブプロ110でツーリングした経路です。 


当時は大雨で景色の撮影すら困難な状態で、走るだけで必死でした。 
今回はクルマで好天なので、気持ちに余裕を持って景色を楽しみながら走れます。 


途中の道の駅「いりひろせ」は豪雨で避難した思い出があります。 


気にはしていたものの、大雨で撮影すら出来なかった廃駅「田子倉駅跡」も見る事が出来ました!! 


更に途中の田子倉ダムのダムカードも入手出来たりと、前回のツーリングの時とは大違いです。 


災害の為、現在は長期運休となって、廃駅のようになっている只見線の駅も訪問出来ました。 
※JR只見線は会津川口~只見以外は運行されています!! 

只見線沿線にも素晴らしい温泉が沢山あるのですが、時間の関係で次回にしました。 


特に観光する事なく会津若松の近くのスーパーで値引き弁当を確保!! 
昨夜の反省を踏まえて食料確保を優先しました。 

会津若松の市街地は混雑するので、郊外を迂回する県道で芦野牧温泉近くまで移動。 


会津鉄道沿線を南下し、弥五島温泉に入浴。 

そのまま道の駅「たじま」へ移動して、ここが今回の車中泊場所になりました。
Posted at 2017/10/11 21:09:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2017年10月07日 イイね!

1日2食ダムカレー

1日2食ダムカレーこんばんは。
普段はクルマを運転する機会がない七面鳥です。

先週は土曜出勤等で遊ぶ時間が無く、クルマを運転するのも2週間ぶり。

仕事のストレスから逃れる為に、3連休確保して思う存分ドライブする事にしました。


自宅を出発してから30kmほど走ると、念願の10万キロ達成に!!
13年落ちなのに、ようやくといったところです。


新潟を目指しますが、高速道路は使いません!!
スキーや全国オフへ向かう時にお馴染みの国道17号バイパス(上武道路)をひたすら走り続けます。


先月の全国オフ前日ドライブで、新潟県に赤フィルが入るのは初めてでしたが、今回は上越国境を越えて越後湯沢へ。
この辺りはスキーで何度か来ていたのですが、最近は近場のエリアばかりになってしまい久しぶりに来ました。


スキーブームの頃はリゾート開発が盛んで、マンションが乱立しています。

石内を過ぎてから十日町付近を走り・・・


始めに訪問した栃ケ原ダム。


ネタ作りの為に、近くの道の駅で開店直後にダムカレーを食べます。
こうして見ると、ダムカレーは野菜が沢山入っているんですね!!


次に、近くにある鯖石川ダムへ。


管理事務所の方の対応も優しく、2種類のカードを頂けました!!


次に建設中の市野新田ダムへ。
かつて建設中だった八ッ場ダムを見た事がありますが、小規模なダムの建設中の場面は初めて見ました。


続いて川内ダム・・・

谷根ダム・・・





赤岩ダムを訪問して・・・


柏崎観光交流センターで本日2度目のダムカレー(笑
これら柏崎エリアのダムカレーはスタンプラリー終了に伴い、ダムカレーも近日中に終了してしまうとの事で、貴重なメニューになりました!!


柏崎フィッシャーマンズケープでダムカード3種類配布しています。

本日のダムカード集めはここで終了。

せっかくなので温泉へ入りましょう!!


やってきたのは越後の薬湯「松之山温泉」へ。

連休なので、観光客が多く駐車場探しに苦労しました。
数少ない共同浴場も家族連れ等で大賑わいです。


入浴後、飯山線沿線に行けばスーパーがあると思い、そこで半額弁当を買うつもりでしたが、こんな山奥にスーパーがあるのでしょうか?

予定では道の駅「信越さかえ」で車中泊するつもりでしたが、トイレが工事中で仮設のみで不安でした。
近くにはスーパーはおろか、コンビニすら無いので食料を求めて飯山方面へ向かい、ようやく見つけたスーパーは20時で閉店(泣

これ以上移動すると翌日の計画が狂うと思い、道の駅「花の駅千曲川」を車中泊場所にしました。
この日の夕食は不覚にもコンビニ弁当…

いくら便利な世の中になったとは言え、夜遅くまで開いているスーパーがあるのは都市圏のみです。

食料難民にならないよう、ドライブは計画的に(笑
Posted at 2017/10/10 22:24:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2017年09月16日 イイね!

ダム巡り始めました

ダム巡り始めましたこんばんは。

先日のオフの好天が嘘のように、悪天候となってしまった週末。


先日の全国オフで、あるみん友さんからダムカード集めの楽しさを語られて、一気に火が付いてしまいました。


三連休初日、台風の影響で悪天候を覚悟していましたが、スーパーカブで湯西川の道の駅へ!!


「道の駅 湯西川」では2種類のダムカレーが食べられますが、私は形がユニークな川治ダムカレーを。


道の駅でもダムカードを貰えますが、現地で貰いたい所です。
「湯西川ダム」は見学ツアーもあるくらいの規模を誇ります。






高所恐怖症の方は足がすくんでしまいそうです。


続いて「川治ダム」へ。


川治ダムを見物してカードを頂き、次に「五十里ダム」へ。
ここは一部工事中のため、ダム全体をきれいに撮る事は出来ませんでした。 

特に下調べしないで、突発的にダムカード集めを始めたので、スマホで検索する以外手段が無く、スマホの操作が苦手な私は大変です。 

鬼怒川温泉の南東にある「佐貫観音」のそばにダムカードを配っている所があるとの事なので、鬼怒川温泉駅にSLが停車しているのを気が付いてもスルーして向かいました!! 


「佐貫頭首工」のそばにある佐貫観音も初めて来ましたが、日本では珍しい古代からの石仏です。 

よく見ると顔のように彫られた所があります!! 




その後は2箇所のダム「西荒川ダム」「東荒川ダム」を回り、カード配布時間も終わったので帰ります。 


翌日は台風接近に伴う大雨の為、フィールダーでダム巡り。 

前日と同様にダムカレーを食べてからスタート。 

ここのダムカレーはハート型で、味も3種類選べます!! 



渡良瀬遊水地の中にある「体験活動センターわたらせ」でカードを配っています。 

ここからが私には困難な街中ドライブをしないと行けない所へ・・・ 


利根大堰はネットで調べても何処でダムカードを配布しているのか分かりづらく、現地に行って行田市のバスターミナルに隣接した観光センターで配っているとの事。 

この近くは数ヶ月前にカブのツーリングで来たな(汗 


無事にカードを頂いた後は、前回見る事が出来なかった「忍城」へ(みん友さんが大好きな所)。 


ここから渡良瀬渓流のダムを目指しますが、そこからの移動が大変です。 

途中の太田市は異常なまでの渋滞・・・雨なので地元の方が車で買い物周りをしているようですが、街の規模が非常に大きくスーパーとファミレス、ドラッグストア、コンビニ・・・が無数にあるので、交差点では信号が青でも全く進まない所も沢山・・・。
地元の方には申し訳ないけど、ここは避けて通りたい街です。 

5kmの道を40分以上かけて、なんとか太田の街を脱出。 飛ばして走りたい訳ではありませんが、ノロノロ運転の車の後をひたすら走り続け、信号停車の繰り返しは疲れます(涙 


ようやく高津戸ダムへ到着するも、台風対応で職員は居たのですが「カードは平日しか配っていない」の一点張りで「特例で配ってしまうと、前例を作られて困る」との対応されました・・・私も大人なので抗議はしませんが、正直言うと役人体質で良い印象ではないですね。 

最後の望みを賭けて渡良瀬川の上流のダムを目指します。 


辿り着いたのは「草木ダム」。
ここは事務所の職員さんが対応良く配っていました。 

既に日が沈みかけている上に台風による雨脚が強まったので、私にしては珍しく高速道路で帰りました。 


三連休最後の日は、台風一過で晴れてきたのでスーパーカブで千葉方面のダム巡り。 

前日にPCネットで調べて見ると土日祝日に配っている所は千葉県では5箇所程度だとか・・・ 

とは言え、ダムカード制覇よりも土日で行ける範囲のカードは集めたいです。 

まずは亀山ダムを目指しますが、茨城からだと非常に遠いです(千葉市経由だと大渋滞するので、成田や東金経由で)。 




大多喜からショートカットのつもりで走った林道が、とんでもなく狭く荒れており、クルマで走るにはきついでしょう。
また、台風による木の枝が道路に散乱しており、ブラインドコーナーでは十分に減速しないと何が落ちているか分からずに怖い思いをしました。 




無事に「亀山ダム」に到着し、これで3日連続のダムカレーです(爆 


ここではダムカードの配布は無いと分かっていたので、写真だけ撮って次の「高滝ダム」へ向かいます。 


こちらでは事務所は閉まっていますが、観光センターでダムカードが配布されており、本日始めてのカードGETです。 

簡単に写真を撮って次の「長柄ダム」へ。 
ここもダムの事務所の代わりに別の場所なのですが、配布場所がよく分からず右往左往してしまいました。 
近くにある「ロングウッドステーション」と勘違いしてましたが、その反対側にある「長柄町都市農村交流センター」で配布されています。 

時間も迫っていたのでロクに写真も撮らずに、次のカード配布場所を目指します。 当初は潮来方面を予定していましたが、渋滞の凄い所を抜けるため時間に間に合わないと判断して、印旛沼をこの日の最終目的地にしました。 

渋滞の酷い所は避けたのですが、スイスイ走れる郊外と違って信号が多く移動に凄い時間がかかります。 

印旛沼には2種類のカードがあり、それぞれ別の場所ですが、土日対応の場合も事務所ではなく観光センターや協賛店になります。 


西印旛沼のカードは佐倉ふるさと広場で・・・ 
ここは風車がシンボルで、窓口の方の対応も良かったです。 


本日最後の場所は北印旛沼のカードを配っている水産センターへ。


ここは高級な国産うなぎの店なので、普通に食事すると3,000円以上になってしまいますが、カードを頂くついでに申し訳程度に「うなぎの骨せんべい」を買っておきました(貰ってばかりでは申し訳ないので)。 

利根川水系のカードは後日に回しましょう。 


最後にカブの撮影をしてダムカードツーリングは終了。
この3日間でカブとフィールダー合計して1,000kmくらい走ってしまいました。 

14枚のダムカードを集めましたが、平日に回らない限り数は稼げませんね・・・

とは言え、ドライブやツーリングの楽しみが増えたのは嬉しい事です!!
Posted at 2017/09/20 21:51:45 | コメント(6) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2017年09月09日 イイね!

全国オフ前日ドライブ2017 後編 ~高原リゾートの面影を訪ねて~

全国オフ前日ドライブ2017 後編 ~高原リゾートの面影を訪ねて~こんばんは。

2017年9月9日のブログの続きです。


戸隠から山を降りる形で国道18号へ。 
少し走ると「新潟県」・・・このクルマで新潟県へ入るのは初めてです!! 
市町村合併で今は「妙高市」になりましたが、私がよく来ていた頃は「妙高高原町」といかにも高原リゾートな名前でした。 

私は今でも冬スポ(スキー)は続けていますが、ここ近年は近場の日帰りが殆どになり、泊まりで滑りに行く事は数年に一度あるかないかです。 

(ここから回想シーン) 
私が高校時代に、友人らとスキーツアー専用列車「シュプール信越号」で初めて来たのが、妙高高原でした。
 
その列車は東京駅からの夜行列車で、終点の妙高高原駅には早朝に到着しますが、車窓に写る雪景色に感激したものです。
 
スキー専用列車から雪のホームに降りると大勢のスキー客が改札へ向かっていました。 
普段の改札口では乗客をさばききれないので、臨時の改札口を通されると地元の観光協会が暖かいコーヒーやお茶、サービスで「おやき」配っていました。
 
駅前のロータリーには旅館やホテルの送迎バス(リアにスキー板を積むキャリアが付いている)が沢山停まっており、友人らと乗り込みました。 

予約していたペンションの送迎バスはマイクロバスでしたが、雪国仕様なのか、車高が高めの4WD車でリアには金属チェーンを装着させているので、ゴリゴリ音を立てながら妙高温泉の上り坂を上っていったのを覚えています。

当時は高速道路どころか国道18号もバイパスでなく、スキー場付近に近付くにつれて、積雪量が多くなり妙高高原のペンション村に到着。 
お世話になったペンションではスキー道具の一部を貸してくれたりと、オーナーの暖かいサービスが印象的でした。 
スキーウェアに着替えたら、再びオーナーさんの運転で「妙高杉ノ原スキー場」へ向かいました。 


当時は友人らも含めて、みんな初心者でしたのでスキー場では転んでばかりですが、体力は今よりもあったので疲れを忘れて滑りとお喋りしているうちに夕方に・・・ 

指定の時間にペンションのバスが迎えに来てくれて、宿に戻ると一旦ベッドで仮眠して、向かいにある温泉に入って戻ると美味しい夕食が用意されてました。 

高校を卒業してクルマの免許を持つと当時の金持ちボンボン君の「日産テラノ(カーナビ付きのフル装備)」や、夜勤の仕事で必死になって買った私の愛車第一号「ランドクルーザー70(ナビ無しのパワーがいるウインドウ)」等に乗り合って行くようになりました。 

その後は一旦は諦めた大学進学で、私は北海道へ引っ越す事になり、妙高高原へ通う事も殆ど出来なくなってしまいました。 

大学を卒業して、東京の会社に就職したので、再び地元に戻り一部の友人らと妙高高原へ行くようになりましたが、多くの友人がスキー(スノーボード)をやめてしまい、末期の頃は2~3人で行く程度になり、友人が家庭の事情で神戸に帰る事になり、高校時代の仲間による妙高高原通いは無くなってしまいました。 

(回想シーン終わり) 

今は地元の茨城のスキー・スノボ仲間と年に数回行くのと、一人で突発的に行くくらいです。


今年の2月には大学時代の友人らと山形蔵王へ行きましたが、それが数年ぶりの「泊まり」でした。 

そんな経緯もあり、思い出は沢山あるものの、来る機会が無くなってしまった妙高高原・・・今はどうなっているのか、この目で見たかったのです。 

7年ぶり(冬以外はあまり来なかった)なので、妙高高原駅へ向かう道が変わりすぎて、ナビを見ながらでも迷ってしまうくらいです。 


駅前に着いて唖然としました。 


あれほど賑わっていた土産物屋が殆ど無くなっているのです(涙 

予めグーグルのストリートビュー等で見てはおきましたが、すっかり寂しくなってしまった駅前を見て、ショックと言うかしばらく現実を受け入れられない状態でした。 


駅もJRの駅ではなくなって、当時のようにリゾート列車どころか特急列車も停まっておらず、駅の売店も無くなってました。 


当時の面影を探してみると、私が通った臨時改札がかろうじて残っていますが、その前にはベンチが置かれ、もう二度とここをスキー客が通る事は無いのでしょう。


駅前に居ると悲しくなるので、スキー場の方向へ向かいます。
以前に比べて寂れた印象がある妙高の町・・・


お世話になったペンション村は健在!!


今でも営業されていて安心しました。


ここのスキー場に通ったのです。




夏は高原リゾートの雰囲気があって良い所です。


ところがスキー場周辺は廃業した店舗が目立ちます(涙


雪の無い時期のリフト乗り場は、寂しすぎて不安になります。

高速道路の開通や新幹線の開業やオリンピックの開催等で、本来であれば更なる賑わいを期待出来たのですが、実際にはアクセスが良くなった事で日帰り客が増えて、宿泊する観光客が減ってしまった事、スキー・スノボ人口の減少や景気の動向等、様々な要因が重なって高原のリゾート地が寂れてしまっているようです。

妙高高原に限った事ではありませんが、日本国内のリゾート地の魅力を再発見し、その存在の有難みを考え直してみる必要があると思います。

高速道路や新幹線の開業の裏で、失われていく大切な「何か」があります。

堅苦しい内容になってしまいましたが、本音を言うと安心して休暇を過ごせる場所を求めてる私です。


妙高高原の隣にある「赤倉温泉」に来ました。
ここは温泉街として、今でも観光客は訪れるようです。


露天風呂でゆっくり湯に浸かりました。


色々と考え事しながらこの日の車中泊スポットへ向かいます。


毎年の定番「道の駅 マルメロの駅ながと」に到着し、温泉に入ってくつろいでいると・・・


北海道から来られた「ユータ@さん」も到着。


笹ずしをつまみに、色々な話題で話し込んでしまいました。

明日は全国オフ。
寝坊は許されないので、日付が変わる前にお互い車中泊しました。
Posted at 2017/09/13 21:29:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域

プロフィール

七面鳥です。よろしくお願いします。 鳥・鶏言ってますが野鳥などに詳しい訳ではありません。 以前に乗っていた「ランクル70」と高校時代のあだ名「にわとりさん」...

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