※画像が沢山あり、文章が長いです
こんばんは。
給料日前の金欠状態で滑りに行った七面鳥です。
今年も暖冬の傾向はあるものの、この週末は週末は全国的に大雪との予報が出ており、私もそれを期待して滑りに行きました。

いつものように早朝に出発。
仲間と行く時は高速を使いますが、一人で突発的に滑りに行く時は下道で行くのが基本です。
一般的にスキー・スノーボードはお金のかかるレジャーと思われがちですが、私の場合はスキー道具一式全て持っているので、滑りに行く時にかかる費用は「リフト券」「ガソリン代」「食事代」くらいですので、高速代が発生しなければ一回の滑りで8,000円以下で済んでしまう事もあります。

群馬方面の滑りに行く時に通る国道17号バイパスの通称「上武道路」。
毎回感じる事ですが、前橋から渋川までの最後の事業区間が一向に完成する気配がありません
ヾ(*`Д´*)ノ"彡

沼田を過ぎると雪景色になりました。

月夜野を過ぎて、スキー場近くになると雪の降り方が激しくなってきます。

スノードライブが好きな私はこれくらいの積雪があった方がテンション上がります!!

実はこの先の三国峠を越えると日本有数のスキーリゾート「苗場プリンス」があるのですが、今回は三国峠手前の「みなかみ町営 赤沢スキー場」を選びました。


一般の観光客スキーヤー(ボーダー)がイメージするリゾート型のスキー場とは全く違い、町営なのでオシャレさは殆どありません。
ガイドブックに載る事も殆どなく昭和な雰囲気すら感じさせてくれる、ある意味貴重なスキー場です。

午前中しか滑らないのですから、リフト券も午前券で十分。1,500円と他の民間経営のスキー場に比べて格安です。チケットフォルダーが市町村合併前の「新治村営」のままなのはご愛嬌(笑

この日のコンディションは「大雪・吹雪」
ここのスキー場は有名な選手が練習しにくる事も多いようです。
客層は地元の家族連れが多く、子供をソリ遊びさせに来る人が目立ちました。

多くのスキー場が「クワッドリフト」「フード付き高速リフト」を使っている中、ここは「シングルリフト」が2本と「ロープ塔」があるのみです。

昭和50年代のシングルリフトが使われているのも貴重ですが・・・

ロープ塔は大変珍しくなりました。

ゲレンデの規模は小さめですが、初心者コースからエキスパートコースまで揃っており、観光客が少ないのでガンガン滑りたい人にはお勧めです。

それにしても、この日は群馬北部も大雪警報が出る状態で、全体的に深雪が多く、板が埋もれてしまう状態に・・・

超上級者の人(スキーヤー・ボーダー)が何人か凄い勢いでカッ飛んで行きましたが、私にはそんな真似できません(怪我して仕事に穴を開ける訳に行きませんので)。

降りしきる雪はたちまちゴーグルの機能も果たさないほど酷くなり、数本滑って休憩する事にしました。

このスキー場をチョイスした目的は「昭和レトロ」なモノを見る事です。

先ほどお見せした貸しスキーの小屋やロープ塔もそうですが、休憩所(レストハウス)の中も昭和時代のスキー場のイメージが漂っています。

食堂の椅子がいかにも「お役所」的なパイプ椅子

展示してある昔のスキー板(有名な選手が使っていたのかもしれません)。

テーブルを「専用」しないでと書いてありますが、「占用」と書きたかったのでは(爆

食堂のメニューも至って質素です。まるで学校給食のような牛丼。
お値段も普通のスキー場よりもリーズナブルです。
しばらく休憩していると多くのスキーヤー達がヘトヘトになって入ってきました。「今日の雪で滑るのは難しいわ~」「足がガクガクだから、もう引き上げよう」等と、相当大変な状況だったと思わせる会話が聞こえてきました。
そんな訳で、今日は私もこれで滑りはおしまい(汗

休憩を終えてクルマに戻ると、楽しみにしていた状態になっていました。

みんカラのフォトで「愛車と雪の風景写真を投稿して下さい」とのテーマに相応しいくらい雪だるまになった愛車。

雪下ろしをする前に色々な角度で撮影し、雪下ろしを済ませてスキー道具を積んでいるとサプライズが!!

神奈川からはるばるやってきた
「たなっち」さん。しかも新しい愛車がまさかの
「クロスフィールダー」!!
フィールダー仲間の間では「16後期のMTを買ったようだよ」と噂は聞いていましたが、クロスフィールダーとは思いませんでした!!

この並びで、たなっちさんの新しい愛車がみんカラ仲間に初公開となったようで、本人が「何シテル?」でアップした瞬間に大反響だったようです。
本人も板を積んで来たので滑りたい様子であったのかもしれませんが、凄まじいコンディションだと説明すると納得してくれたようで、私の予定に合わせてくれました。

予定通り数キロ離れた「法師温泉長寿館」へ、一緒に雪道爆走ツーリング(サイドターンしたりと、ちょっとだけ遊んじゃいました)。

この法師温泉は私は過去に何度か来ていますが、以前の愛車「ランドクルーザー70」や「シボレーブレイザー」と4WDのクルマだったので、雪道は楽勝でした。
2WDのフィールダーでは不安もありましたが、ドライブテクニックで何とか到着。

昔の建物が残る湯治場のイメージが、今では有名になり映画のロケにも使われるようになっています。

古くは有名な文豪小説家も滞在したとの事。

ポスターの写真ではありますが、風呂場はこのような趣があります。
雪深い冬に訪れる人は少ないのか、館内は比較的空いていました。

温泉でくつろぎながらクルマ談義。たなっちさんと合うのは去年の10月のカブツーリング以来ですからね~

私はこのまま帰るだけですが、たなっちさんはこれから新潟へ行くか水上界隈のスキー場巡りするかで迷われていました。
三国峠を越えて上越エリアの方が大規模なスキー場が沢山ありますが、群馬の水上エリアはそこそこ楽しいスキー場があるのに加えて魅力的な温泉が多いですので、遊ぶなら水上エリアも良いでしょう。
私も彼がいつも開催してくれる大黒オフに参加したい気持ちはあるのですが、この時期は雪山メインなので、なかなか顔出し出来ずに申し訳ないです(汗

つもる話も沢山ありますが、雪が降る中での立ち話も辛いので、寒さに負けて退散。
久々に会えただけでなく、仲間内で謎とされていた新しい愛車を見る事が出来て良かったです。

帰りも下道で・・・

ここまで雪深いドライブは初めてかも。

須川宿の面影が残る「道の駅たくみの里」周辺。雪景色が似合います。

国道17号のこの景色も好きです。

渋滞を避ける為に殆ど裏道を走行しました。

途中で走行距離が90,000kmを超えました。
自宅には21時頃到着。
新しいスタッドレスにしてから結構なペースでドライブしています。
今シーズンもまだまだ滑りに行きたいですね~

たなっちさんの新しい愛車にもジバニャンがぶら下がっていましたが、もはや雪のお化けのようになっていましたww