
前日の18時に宗谷岬を出発し、オホーツク海側をひたすら走って道の駅「サロマ湖」で車中泊しました。

稚内を出てからここまで、紋別市内以外はスーパーのような大型店舗は殆ど無いので、私がいつも買う「半額弁当」や日帰り温泉施設もありませんでした。

かなりのペースで移動出来るのは良いのですが、本州の道路とはスケールが違います。

深夜はガソリンスタンドが空いていない事が多く、JAF等の救援も非常に時間がかかる所が多いです。
中規模の町を出発前に燃料とドライバーの最低限の食料(万が一クルマが故障して長時間車内で待つ場合もある)は常に持参する事をお勧めします。

サロマ湖を出発し国道経由で網走を抜けて、一気に野付半島を目指します。

一般の観光客なら原生花園や知床半島へ行くでしょうが、今回は私の思い出の地巡りなので、一般の人からは理解できないコースを走っている事になります(笑

途中で見かけた廃線跡。

これは国鉄根北線の橋桁の跡です。北海道にはあちこちに廃線跡がありますが、自動車が普及する前は鉄道での物資輸送で発達してきた名残なのです。

知床半島と根室半島の間に存在する「野付半島」を観光で行く人は多くはないです。

この半島は砂が固まって出来た地形で景勝地となってはいるものの、人は住める状態ではなく、近年は波の浸食によって陸地の幅が狭くなっており、護岸工事で何とかもたせている状態です。

半島の先端部には「トドワラ」と呼ばれる枯れ木が塩で風化した、独特の風景が見られます。

私が学生時代は奥までクルマで行けたのですが、近年は環境保護対策で手前の駐車場までとなってしまいました。

ビジターセンター近くにある遊歩道から見に行く事にしました(駐車場から片道徒歩25分かかります!)。

観光客が歩きやすくする為か、環境保護の為か不明ですが、立派な遊歩道が整備されています。
クルマで移動中は大雨に遭う事も多かったのですが、名所を見るときは天気に恵まれました。

ここで見る夕日は大変美しく、学生時代に凄く感動しましたが、当時はデジカメを持っておらず、写真は行方不明・・・(涙
思い出の中にしまってあります。

野付半島散策を終えて、今回の第二の目的地「北海道最東端」の地を目指します。
宗谷岬に続いて東の限界へ石垣島から来たフィールダーが向かうのです!!
距離はそれなりにありますが、道路が空いているのであっという間に着きます。
一旦根室のこの駅へ行きます。

JR根室本線の終着駅「根室駅」よりも、さらに東にある「東根室駅」。

勿論、記念撮影の為です。

稚内と同様に、根室の街から納沙布岬までは30km近くあります。根室市内から走る事40分ほどで到着!!

遂にこのフィールダーは日本の端っこを殆ど制覇してしまいました。
この後の話題も長くなるので、ここで区切らせて頂きます。
Posted at 2017/07/03 19:10:16 | |
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