さて皆様、「東北地方」の名物と言うと、どんなイメージが思い浮かびますか?

秋田のなまはげ

豪雪の八甲田山

「あまちゃん」の舞台になった三陸

「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった山形の名湯「銀山温泉」

グルメ通なら仙台の牛タン
・・・沢山の見所がありますが、首都圏の方からは遠い所と言うイメージが強いのではないでしょうか?

そんな、遠いイメージのある「東北地方」へホンダのスーパーカブでツーリングしてきてしまいました。それも、日帰りで(爆

いつもの「カブ仲間」で茨城県の「大洗イエローポート」にAM8:30に集合。一部の店舗は8:00から営業しているとHPに書いてあったので、早めに着いて名物の「蟹の味噌汁」で朝食兼暖を取ろうとしましたが、屋台等は全く営業していませんでした(泣

今回のメンバーはカブの中でも、ややハイペースで走れる(原付二種)ので、クルマ並みのペースでツーリング開始。一般道を北上し、常陸太田経由で竜神大吊橋へ。

絶好のツーリング日和とあってか多くのバイク乗りが集まっていましたが、スーパーカブ系は私達のみ。中型バイク乗りのおじさんに「こんな遠くまで、カブでツーリングに来たんですか?」と驚かれる始末。クルマ乗りの方には勿論ですが、中型バイク乗りの方から見ても「カブは町中をゆっくり走る原付」と言うイメージが強いのでしょうかね(汗

竜神大吊橋を10:40頃に出発し、今回の第一の目的地である「月待の滝」へ。一般的に「奥久慈の紅葉スポット」と言うと「袋田の滝」が定番だそうで、レンタカーや普通のバイク乗りの方も袋田の滝へ向かう方が多かったです。ここはあまり知られていない隠れた名所で、滝の裏側に入ることが出来る面白スポットと言った所。

ここの名物(って言うか、食事処が蕎麦屋しかない)の蕎麦を堪能します。メニューを頼んでから時間がかかるので、滝を観る前に注文して、待ち時間で滝を見物するのが良いでしょう。因みに、夏に来ると非常に涼しいですよ!!

ここで栃木のカブ仲間(今回はヤマハのYBR)が合流!!団子を食べてもらいました(爆

月待ちの滝で1時間ほど談笑し、いよいよ関東脱出!!カブ仲間のツーリングでは初の東北地方へ突入です。数キロ走行した所で県境に差し掛かり記念撮影。同じ県境でも、千葉と埼玉などでは、どこが県境か実感がわきませんが、関東と東北の境目である福島との県境は感動的!!千葉市からツーリングに参加された
ろっかさんは、カブで東北へ入るのが初めてとの事で大喜びでした。

県境から数分で「矢祭山」に到着。ここも昔から景勝地として人気があり、紅葉スポットにもなっています。今回は完全に紅葉真っ盛りとまではいかないくらいですが、吊橋から観る久慈川の景色は素晴らしいものです。

殆どの観光客は吊橋を渡っただけで引き返してしまうようですが、ここにはちょっとしたトレッキングコースがあり、奥まで行くと小さな滝があります。こんな発見があると嬉しくなりますよね~

「みちのくの旅」も時間の関係で、折り返しとなります。国道118号をやや北上し、里美方面へ向かう国道349号で茨城へ下っていきます。

再び県境越え。ここでも記念写真を撮ります。118号線と違って交通量が少なく、道幅も広いので安心してバイクを停める事ができました。よく見ると県境で道路の舗装が違っているんですね!!
不覚にも帰りは写真を1枚も撮っていませんでした(爆 「道の駅さとみ」で軽く休憩して県道63号で日立市へ峠越えし、今回のゴール地点である「道の駅日立おさかなセンター」に到着。遠くから参加された方も居るので、ここで解散となりました。一部のメンバーは日立市内の200円ラーメンへ行ったようですが、私は全員を見送った後、トイレ休憩し、帰宅の途に就きました。途中で千葉のメンバーに追いついてしまったのは気のせい(汗

そんな訳で無事にツーリングを終えたと思ったら、記念すべき「走行距離5,000km」の瞬間を見忘れてしまい、なんとも中途半端なメーターを撮影。その場所は、よりによって福島県境・・・頭の中で「東北へ突入!!」でテンションMAXで、肝心な「5,000.0km」を撮り忘れる、やっぱり「駄目な七面鳥」です。
Posted at 2015/11/02 15:07:15 | |
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スーパーカブ | 日記