
こんばんは。
四国の旅の2日目は松山市内観光に重点を置きました。

渋滞の無い、早朝のうちに松山市内へ入ります。
松山市に限った事ではありませんが、お城や博物館などの観光施設が開くのは10時頃が多いので、
あまり早朝過ぎると何も出来ない場合がありますが、道後温泉は朝6時から入浴出来ます。

朝の早い時間だと市内のパーキングも余裕で停められます。
今回は松山城を見るので大街道停留所付近に停めました。

ここからは路面電車で道後温泉に向かいます。
古い吊りかけ式の電車に揺られていると、凄く旅情を感じます。

終点の道後温泉に到着。

路面電車の線路を観光列車「坊ちゃん列車」が運行されています。

松山城と並び、松山を代表する名所の道後温泉。
有名な小説「坊っちゃん」は、夏目漱石本人がここに滞在して、自身の体験談が元になって書かれたそうです。
ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルにもなり、建物だけでなく上等の料金を払うと、お茶や団子でもてなしてくれる様子が映画のストーリーと似ています。
単純に銭湯感覚で共同浴場に入りたい方は410円で入浴だけ出来ます。
坊っちゃんの主人公やジブリ映画の気分を味わいたい方は、休憩付きの切符を買いましょう!!

一番上等の「霊の湯3階個室(1,550円)」では、2か所の浴室を利用出来て、3階の個室で休憩し、更には皇族が利用された「又新殿」や「坊っちゃんの間」を見物する事が出来ます。

「又新殿」など撮影は出来ない所もありますが、それだけの料金を払う価値はあります。
坊っちゃん団子を食べてお茶を飲んでいると、80分の利用時間もあっという間に過ぎてしまうくらいです。

早朝は何とか人が写らない状態で撮影出来ますが、昼近くになると大勢の観光客が押し寄せて「撮る人を撮る」状態になりますし、外国人観光客が目立ちます。
次に松山城へ向かいましょう。

先ほどとは違って新しいタイプの電車が来ました。
揺れが殆ど無く快適ですが、旧型の路面電車独特の豪快な乗り味は全くありません(汗
クルマを停めた大街道停留所に戻り、徒歩で松山城入口へ。
松山城はかなり高い山の上にあるので、ロープウェイやリフトを使って行くのが定番です。

スキー場以外でリフトに乗るのは違和感があります(笑

リフトを降りてからも、天守閣まではかなり歩きます。

過去に何度か松山市に来ていますが、時間の関係で行けなかった松山城。
市内から見ると山の上に見えるので、天守閣まで辿り着くのが大変です(この大変な理由は天守閣の中に入ると分かります)。

数多くの城壁と門、階段があり体力も使います。
松山藩の藩主「加藤嘉明」が強固な守りの城として築いたそうで、敵が攻めて来ても凄まじい攻撃が出来るようになっています。

天守閣からは海が見え、当時は敵が船でやって来るのも見る事が出来て、城に着くまでの間に敵の兵士の数が分かるような構造になっており、設計の凄さを感じます。
現存天守閣はこのように凄く急な階段があるので、脚の悪い方には辛いでしょう。
天守閣内部も見応え十分。
戦争体験も無く、戦国時代も知らない平和ボケした私はみかんジュースを飲んでから帰路に帰ります。
この日の話題も長くなるので、この辺で一区切りさせて頂きます。
Posted at 2018/12/03 23:01:37 | |
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