
こんばんは。
平成から令和に変わる瞬間を本土最南端の道の駅で迎えた七面鳥です。

平成から令和に変わった瞬間を車内のTVで見てから就寝するも、この日は鹿児島のみん友さん「4E-FE」さんと6時に待ち合わせしているので、早起きして支度します。

私がトイレでコンタクトレンズをはめて戻ってくる時には到着されていました。
4E-FEさんとお会いするのは4年前の東大阪オフ以来です。

挨拶もそこそこに佐多岬を目指してツーリング。
鹿児島県大隅半島の佐多岬は自走可能な本土最南端の地として有名で、全国からクルマ、バイク、自転車等の方が達成感を求めて訪れる地です。
以前は地元の観光関連の企業の私有地で公園となっていて、道路交通法が適用されない等の関係で自転車が入れなかったり、道路整備の資金不足で入園料を取るわりには酷い道路だった印象がありました。

今は土地を自治体に売却して、道路もきれいに整備されてクルマで行ける最南端までは料金がかからないようになりました。
GW期間中という事もあり、普段よりも多くの観光客が記念撮影に来るので早朝に行って、愛車との撮影が行えるようにしました。

早朝だけあって店が開いておらず、最南端到達証明が頂けなかったのが惜しまれますが、しっかりと記念撮影が出来たので良しとしましょう。

岬の展望台まで4E-FEさんとお喋りしながら散策しますが、景色の印象よりも会話に夢中になってしまいました(みんカラと地元限定食品の話題が殆どww)。
この後はフェリーを使って反対側の薩摩半島の指宿あたりへ行こうか迷っていましたが、指宿には2回ほど行っており、私としては今まで行けなかった霧島連山周辺の温泉巡りをしたいと思い、その旨4E-FEさんに伝えました。

この日も生憎の雨だったので桜島が雲で殆ど見えず、桜島近くの道の駅で軽く土産を買って北上しました。

お昼は4E-FEさんお勧めの霧島市内の蕎麦屋さんへ。九州で蕎麦のイメージは無かったのですが、この店は地元の車で混雑しており、観光客よりも地元の方に人気の店である事が分かります。

蕎麦と一緒に丼物も出て来るのが特徴です。
霧島周辺には沢山の温泉がありますが、有名な所へ行くと観光客で混雑しているので、4E-FEさんに調べて頂き、近くの「妙見温泉」へ。

到着した所は国道沿いの前近代的な建物で、本当に温泉があるのか不安になりましたが、B級感たっぷりの建物に入ってビックリ!!

完璧な源泉掛け流しで成分がかなり濃いめの良質な温泉でした!!
驚いたのがシャワー等の設備が無く、洗い場にも温めの湯が流されている不思議な構造で、これには地元の4E-FEさんも驚いておりました。
幸いにも他の入浴客はおらず、私達だけの貸切状態となりました。
私が九州の温泉に求めていたイメージ通りの所だったので、最高の気分でした。
ここから10分ほどの所にJR肥薩線の「嘉例川駅」があり、駅舎が110年以上前のまま現存している名所です。

ここへも私達が行った時には駅前の駐車スペースが空いており、無事に2台並べて停める事が出来ました。

駅の外観を撮影しにくる方は多いのですが、この駅舎で注目したいのは待合室の椅子が当時の物である事。
座面が低く、当時の人の体形が現代人よりも小さかった(身長が低かった)事も実感する貴重な資料でもあります。
肥薩線はローカル線なのでやってくる列車の本数は少ないはずですが、運良く10分後に肥薩線の観光列車「はやとの風」がやってくる事が分かりました。

黒い車体に展望室を備えた「特急列車」ですが、実はこの車両は昭和50年代に製造されたローカル線向けのキハ47を改造したモノ!!

内装は観光列車的に仕上がり、鉄道に詳しく無い人が見たら新車に思えますが、私のような鉄道マニアには一瞬で元ローカル線の改造車だと分かってしまいます。
エンジンとトランスミッションは改造されていますが、サスペンションはコイルリジットのまま。日南線のローカル列車と殆ど同じです。
素直に観光列車が来た事を喜ぶのが一般的です、私のようにこの列車は元○○線を走っていた車両だとか、薀蓄垂れるのはおかしいです(爆
そんなどうでもよいオタクな話題を4E-FEさんに振って申し訳ないですが、変わった列車が現れるとマシンガントークが始まってしまうのが鉄道マニアの性(さが)ですww

すると踏切が鳴り出し、今度は普通列車(上の画像は前日に撮影した同型車)がやってきて私の気分も落ち着くかと思いましたが、現れたのがキハ47の原型エンジン(かなり貴重)だったので、再び興奮してマニアトークを振ってしまいました(汗
私を熱くさせてしまう列車が去って、時間を見ると15時を回っていました。
早朝からここまでお付き合い頂いた4E-FEさんに感謝です。
最後に鹿児島空港近くのコンビニで見送りして頂きました。
みん友さんと一緒に居ると旅の疲れを忘れますね~

ここから私は次なる目的地「本土最西端」のある長崎県平戸市を目指して大移動します。
JR肥薩線に沿う形でえびの市、人吉市を通って八代市へ。

この日の早めの夕食は再びウエストで天丼(癖になりそうww)。

渋滞を避ける為に国道505号線を通り大牟田経由で佐賀県入り。
武雄温泉に入れたら良いなぁ~と思っていましたが、時間は21時を回っており、日帰り入浴施設は閉まっていました。
そのまま長崎県の平戸方面を目指しますが、無理せず道の駅で車中泊しました。
ここは沢山のキャンピングカー等、車中泊する車が沢山で奥の駐車場しか空いていませんでした。

この日は九州を縦断するような行程となりました。
本日お付き合い頂いた
4E-FEさん、本当にありがとうございました!!
Posted at 2019/05/11 22:17:26 | |
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