9月14日は本土を南下して自宅へ向かうルートです。
早朝スタートして高速道を使えば当日中に自宅までおよそ720Km。
変態体質(笑)な僕は当日中に戻る自信は有るけれど、まだ日程的に余裕が有ったので日本海沿いをなぞる『ニホンノカタチ』ルートを選択しました。
そうなればやっぱり先っちょを目指すのはお約束です。(笑)
文章少なめで写真で語ってもらいましょう。
何故か気合が入っていたのか、アラーム設定忘れしていたのに午前5時前に目が覚めました。
外へ出ると綺麗な朝焼け空です。
この道の駅駐車場は後ろがすぐ駅でした。
ココは大型トラックが居なく、アイドリング音に悩ませられる事が無かった。
たまに近接して停める時が有り、かなり防音効果の有るcw号でも困る場合も・・・。 (お仕事柄エンジン止められない事もありますよネ)
ストックしておいたハンバーガーがプラスされたいつもより豪華?な朝食。
(笑)
食後にお散歩します。
国道を渡って“道の駅・浅虫温泉”をパチリ。
最上階のガラス部分が展望風呂になっています。
コロナめっ!
海べりまで出てみたら“岩木山”がうっすらと見えました。
すぐ目の前に“湯の島”が浮かんでいます。
午前6時にスタートしたcw号はちょっと先へ寄り道。
“裸島”も撮影しておきました。 島と言うより岩。
青森市内を抜けて国道280号線(通称かかしロード)を北上します。
成る程沿道にかかしが沢山立っていました。
外ヶ浜あたりまで走ると? あれが昨日フェリーから見えた塔なのかな、と思い行ってみると?
でした。 こんな小さかったっかな? どうやら違う様です。
陸奥湾フェリーをバックに記念撮影。
実はここから青森湾を横断して下北半島の脇野沢へ渡るルートも往路の選択肢に有ったのです。 (お値段高め、と海沿いを辿る事を優先して却下)
10分程走って給油しました。
427Km走行して30.5Lの給油は14Km/Lの悪燃費!
前日の有珠山SAから殆ど平坦路を巡航したのに・・・。
余りに駆使したのでエンジンがヘタリ? と運転席で計算していたらSS所長さんが「中見せて」、続いて給油しに来たお客さんも混ざって内覧会が始まりました。
このお客さん、この先のペンションのご主人さんで、「お昼ご馳走するから寄って良く見せてよ」とお誘いされました。
が時刻はまだ8時半、お昼まで滞在してしまったら予定の宿泊地まで辿り着けなくなってしまう。 有難い事でしたが丁重にご挨拶して先を急ぎました。
“道の駅・たいらだて”で一休み。
件のご主人さんのペンションはこのすぐ裏だそうでした。
10Kmも走って給油に行くのですネ。
ふと前方を見ると! 巨大な建造物が! さては・・・。
これが前日フェリーから見えた塔でした。
帰宅後に調べてみました。
高さ89mで北海道との通信が光ファイバー化されるまで運用されていた通信塔でした。 通称『津軽コンクリートタワー』
謎が解けた僕は満足して先へ進みます。
すると今度はこんな標識が! 行くしか無いでしょう〜。
駐車場にcw号をちょこんと停めて。
展望台は線路をくぐった先に有る様だ。
通過時刻表が有ったので確認してみると、幸運にもあと数分で下り新幹線が通過し、しかもその後10分後に上りも通過すると言う偶然。
10時10分下りが函館方面へとトンネルに消えて行きました。
想像していたよりは速度は出ていませんでした。
アッと言う間に通り過ぎるのを予想していましたが。
10時20分上りが青森方面へと通過して行きました。
通過時はビデオカメラで撮影したので静止画は無し。
この時、展望台で同じく撮影していた福島から車中泊旅中のご夫婦に話しかけられ、cw号に戻った時点でまたですヨ! (笑)
ボクシー(だったかな?)で車中泊していて、まったくのフラットにならないベッドでの就寝に不満が有るそうで。
軽自動車のキャンパーに興味が有る様です。
農作業用に軽トラを所有しているとの事だったで市販されている同様な『箱』を数品紹介しておきました。
次の目的地寸前の急坂です。
重い荷物を背負ったcw号は2速ベタ踏みで頑張りました。
やって来ました“龍飛崎”
有名ですね。 ボタンを押すと大音響で曲(2番)が流れます。
北海道がすぐそこに見えます。
福島町か知内町あたりかな。
全国唯一!
龍飛漁港まで70m下るとか。
すると帰りは登り、ウトロの“オロンコ岩”より標高差が有る・・・。
途中まで行って勇気ある決断して戻りました。(笑)
“竜飛崎灯台駐車場”までcw号で上がってみました。
竜飛or龍飛? どっちかに決めて! (笑)
先の休憩所/売店はコロナ休業してました。
苫小牧へ向かう新日本海フェリーでしょうか?
松前沖の“小島”も見えています。
下の駐車場まで戻ると何やら目に付く光景が
名物“たっぴの母さん”の移動販売車でした。
そう言えばTVで見た記憶がある。
お薦めお土産を数点購入しました。
聞くところによると当日は滅多に無い晴天/無風で運が良いとか。
『風の岬 龍飛崎』って位ですからね。 そう言えば襟裳岬でも微風だったっけ。 もしかして僕って無風男?(笑)
因みに前日は強風で開店出来なかったそうです。
それにしてもまあ楽しく賑やかなお母さんで、ネイティブな津軽弁で「アレで来たの?」「ちょっと見せて」(翻訳済み)となりました。
今まで何回も内覧会しましたが、シェル内まで乗り込んで来たのは初めてです。 (笑)
詳しい構造話なんてしても意味が無い(通じない)ので、一方的にお褒めの言葉を頂戴した数分間でした。
「また来てね〜」とお見送りされました。
龍飛から竜泊ラインを走行して日本海沿いを南下しました。
今降りて来たルートを振り返ってパチリ、このコースが又とっても素晴らしかった! 山肌を縫う様に見えています。
低/中/高速コーナーの連続と登っては下るが連続するジェットコースターの様なルートです。
普通の峠道は一方的に降ったり登ったりするのが多い印象ですが、ここはアップ・ダウンを連続的に繰り返す変化に富んで魅力的でした。
まったくノーマークだったけれど『今度はバイクで走りたい道リスト』に追加されました。
車載ビデオ画像を見せられないのがもどかしい。
海べりを走行したcw号は“道の駅・こどまり ポントマリ”に到着しています。
このあたり
もしかして本土最北端の道の駅かな? 調べたら下北で立ち寄った“わきのさわ”の方が北でした。
眺めが良くすぐ近くにオートキャンプ場も有る道の駅です。
こんな感じの施設内。
ここで昼食、先ほどのお母さんお薦めの『めばる』を戴くことに。
竜泊定食です。
めばるのお刺身美味しい、初めて食べました。 フライもサクサク。
お値段高め(¥1800)だけどここまで来てケチれないですよネ。
途中“道の駅・十三湖高原”に立ち寄り(撮影忘れ)、“わさおのいえ”(もういない)を右に眺めて通過したらここで休憩。
“道の駅・ふかうらかそせいか焼き村”(長い!)
家族からリクエストされていたイカが丁度有ったのでお土産ミッション達成出来ました。 ホッと一安心!
もう氷は必要ないので冷凍庫を冷蔵に切り替えて持ち帰ります。
1時間程走行して“道の駅・はちもり”に休憩で立ち寄り。
ここで長野ナンバーのエリーゼを発見、これから竜伯ラインを走行するのかナ? いや〜羨ましい。 スピスタでも走りたいけれど・・・。
途中に見覚えのある場所が!
2012年、北海道旅帰路で立ち寄り林道走行したCRF150で休憩した場所でした。
同様な画角で撮影したかったけれど、先のミニバンさんが腰据えて休憩始めたので諦めてパチリしました。
その後は時間的に厳しくなって来たので“道の駅・みねはま”はトイレ休憩のみで能代南ICより秋田自動車道を走行する事に。 男鹿半島は2012年にAX-1で走行済みだからパスしても良いでしょう。
途中秋田手前で渋滞(久しぶり)にハマりながら到着しました宿泊地“道の駅・岩城”に。 出来れば夕景(素晴らしい)の時間に到着したかった。
ここは以前、ハイエース仲間と訪れた事が有りました。
この道の駅には温泉が併設されています。
が、ラストオーダーが近かったので入浴前に夕食を取りました。
“鳥海選び丼”で海鮮丼とローストビーフ丼を組み合わせを選択。
うどんもついてボリューム満点、コスパ良く大満足しました。
露天風呂が工事の為に利用できなかったのが残念だったけれど、ゆっくりと長距離走行の疲れを癒せました。
翌日は更なる長距離走行の予定なので早めの就寝(午後10時)です。
北海道がメインの旅だけど、帰路にだってまだまだ見所/走りどころ有り!
下北半島の路面は厳しかったけど、津軽半島の特に龍飛から南下する“竜伯ライン”は天候に恵まれたお陰もあって最高な爽快ルートでした。
撮影忘れてしまう位の。
○この日の接触者(会話)数
給油時 2名
青函トンネル入り口広場 2名
龍飛崎 1名
なかどまり昼食時 1名
ふかうらお土産 1名
岩城夕食/入浴 2名
の9名。
○立ち寄り道の駅
こどまり
十三湖高原
ふかうら
はちもり
みねはま
岩城
の6箇所
○cw号内覧会
外浜SS
龍飛崎
※走行距離386Km 合計走行距離4483Km
本土だって捨てたもんじゃない、下北よりは津軽かな?
【^_^】