2月24日は奄美大島に上陸して、島の北部を周って中程の『道の駅・奄美大島住用』までの走行記録です。
遥々やってきたこの世界自然遺産の島が一日中雨模様とは・・・。
どちらかというと晴れ男の自覚がある僕だけど、何かのバチでも当たったか?
島で4ヶ所のドローン空撮を予定しているのに全部無理そうです。
『クイーンコーラルクロス』は定刻通り午前5時名瀬港に着岸するようです。
鹿児島湾を抜けた外洋に出るとこの日はシケ模様、乗り物酔い等した事が無い僕でも危機感を覚える程の揺れでした。
長時間のランダムにそしてダイヤゴナルの揺れは今まで乗った乗り物では経験の無い感覚です。
特に頭が下がる方向の揺れが効きますね。
シェル就寝の時も必ず車体の傾き(頭下がりにならない)に留意する僕ですから。
特に船酔いもせず、いつもより早めに就寝したので目覚ましが鳴る30分前の午前3時半に起きています。 暇なので朝シャワーでスッキリしましょう。
午前4時を過ぎるとそろそろ下船準備の乗客がロビーに現れ始めました。
中にはライダー姿の人が数人。
「あの人達に比べれば濡れずに移動できる僕はまだマシか」と自分を慰めます。
今まで乗船したフェリーは着岸前に車両デッキへの案内アンウンスが始まりましたが、この航路では着岸するまではクルマの場所まで移動させませんでした。
バイカーさん達は準備が大変ですね。
着岸後はコンテナの荷下ろしに少し待たされてからの下船となりました。
奄美大島の名瀬港に停泊している『クイーンコーラルクロス』をバックにパチリ。
港からすぐの『長浜みなと公園』で時間調整します。
この日の朝食を予定しているお店の開店時間を待ちました。
cw号と同じく下船した数台の車もココに来ている様です。
し、しまった! ついついシェル内で寝過ごしてしまい、目が覚めたら午前9時過ぎです。 慌てて市内へ向かい有料Pにcw号を停めています。
名瀬の町は思ったより栄えていて又道幅が狭く、路上駐車がし難かったので。
お目当てのお店は『サンドイッチカフェあまみ』です。
非常にクチコミ評価が良いお店だったので楽しみにして来ましたが・・・。
開店から1時間半も経っていたので人気メニューは売り切れ!
かろうじて残っていた『レタスツナ玉子サンド』にありつけました。
『ホットコーヒー/チキン』と併せて¥680はお得感一杯です。
流石な人気店の味! 『ロースハムエッグ』も食べたかったナ。
朝食終えたら海岸沿いを北上します。
国道58号から県道81号にそれるといきなりの急坂、時には3速から2速へシフトダウンが必要になる場面も。
一つ町を過ぎてまた坂を上がると『かがんばなトンネル』を通過しました。
春分/秋分の日にはこのトンネルに夕日がはまるそうですが、訪問が1ヶ月程早すぎました。
トンネルの先にはちょっとした駐車スペースにこの様な表示が。
西郷さんがここで打ち上げられていた鯨を捌いたそうな。
う〜ん、小雨模様では折角の海の色が・・・。
また、横殴りの風に持っていた傘がオチョコになる始末。
天気に文句言っても仕方がないので先へ進みましょう。
そこから25Km 30分で『打田原ビーチ』に到着しました。
とても綺麗な砂浜が見えていますが、晴れていたならと残念しきり。
まず1ヶ所目の空撮が中止となりました。
そしてこの先にある『崎原ビーチ』もキャンセルして更に北へ進みます。
島の最北端『笠利崎観光公園』までやって来ました。
端っこ好きの僕なので、やはりここは外せません!
『笠利崎灯台』がすぐ近くですが、濡れた階段を上がるのを避けてふもとからバチリで済ませます。 (このお天気だし)
『夢をかなえる「カメ」さん』
浦島太郎さんは全国神出鬼没ですね。
神奈川/長野/香川/宮崎/長崎/沖縄と各地に伝説が残っています。
北の冷たい海は苦手な様です。(笑)
てか、長野には海無いゾ!
この様なご利益があるようですが、現状で満足している僕はどこにもノータッチでした。 (笑)
cw号に戻ると?
4人の家族連れ観光客にお声掛けされました。
横浜から空路で訪れてレンタカーで島を周っているそうでした。
「埼玉からコレで来たの?」「この中で寝るの?」「中見せてください」
空撮も出来ずに持て余していた僕は「どうぞ、どうぞ」となる訳で。
特におかあさんの食いつき具合が凄かった!
40代の娘さん二人の両親への孝行旅行だそうです。
4人旅なのに大型のレンタカー、かなり裕福なご家族とお見受けしました。
(普通なら軽自動車ですよね)
15分位楽しいお話してから「ではお先に〜」とお別れしました。
島の東岸を南下して『あやまる岬観光公園』に到着しました。
奄美十景の一つで、とてもオシャレな観光地化されていました。
ここも空撮はキャンセル。
ここではほんの霧雨程度だったので無理すれば離陸できましたが、なにせこの空模様なので綺麗な映像は撮れそうにありませんから。
これで4ヶ所空撮が全てダメになりました。 残念っ!
ココのトイレ、僕が経験した中で一番眺めの良いトイレでした。
正面に人が居たら恥ずかしいけど・・・。 (笑)
さて時刻は午後1時、土曜日のこの日の観光客ラッシュを避けた時間に昼食としました。
奄美空港を横目に見て、有名な『ハートロック』をパス(オジンが一人で行ってもね〜)して国道58号を少し戻って行きます。
奄美大島で有名な『けいはん』¥1210を食べない訳にはいきません。
丁度ラッシュが一段落したタイミングだったのでしょう、待ち時間なしで着席出来ました。
直営農場/養鶏場からの具がとても美味しく、地鶏からとった出汁がこれまた美味でした。
思わずご飯のおかわり・・・は遠慮しておきました。(ダイエットダイエット)
サイドメニューに『焼鳥盛り合わせ』¥770もオーダーしています。
これもまた美味美味!
締めて¥1980で満腹満足な昼食でした。
食後は夕食材の買い出しにと、名瀬の町まで戻る事に。
当夜の宿泊場所近くには外食可能なお店が見当たらないので。
町内のいかにもな地元スーパーを覗いてみると? 手頃なお刺身が見当たりません。 皆、盛られた一種類のお魚のボリュームが多すぎです。
それならと『イオン大島店』で物色、そこそこの量と種類のお刺身が購入できました。
次に向かったのは『2つの海が見える丘』でしたが、
先の『ひさ倉』からは地図上ではすぐそこ。 しかし、途中に通行止めの箇所が有り延々と遠回りして到着しています。
ここはパラグライダーのスタートデッキにもなっています。
実は我工場向かいの社長さんとの旅前の会話で、ここで飛ぶ予定が有ると聞いていたので参考写真を沢山撮っておきました。
標高130mは低め? 右に太平洋、左に東シナ海を見渡せます。
間違ってあの岩場に着陸したら大怪我?
来た道を戻り、本日3回目の名瀬の町を通過して島の中部へ移動しました。
32Km50分で『奄美体験交流館』到着して本日の入浴です。
本来なら海沿いルートが一筆書きに対応していたのだけれど、地図上で確認すると夕暮れ迫る雨模様の状況ではチト危険を感じたので安全策を取りました。
途中に長〜いトンネルが二つ、これがなかった頃は山越えがとても大変だった事でしょう。
施設の主目的は体育館?
島では数少ないお風呂で、料金も¥310(シニア割引で¥210お得)と格安でした。
高温サウナ(90℃)・ジェットバス・水風呂・薬草風呂 があります。
予想を裏切る内容でゆっくりと疲れを癒すことが出来ました。
6Km10分で当夜の宿泊地『道の駅・奄美大島住用』に到着したら、冷蔵庫より食材を出して夕食の準備です。
『へだい』『めじな』『かんぱち』『そでいか』計¥1503が今夜のおかず。
レンチンご飯とうどんも添えて。
大満足して満腹の僕は食後にネット映画を見てから午後10時には就寝となりました。
明日の予報も雨・・・。 しかし、奇跡を信じて!
○ 走行距離178.4Km 総走行距離1826Km
○ 立ち寄り道の駅 奄美大島住用
○ 入浴 奄美体験交流館
※ こうして雨の奄美大島の1日目が終わりました。
翌日は時計回りに島の沿岸を巡る予定ですが、かなりの難所が待ち受けている ので気合を入れねばっ!
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