キーボードの埃汚れの掃除を久しぶりにやる。
Mac のキーボードそれも旧タイプのやつ、出番は少なくなったがまだ現役です。
クルマ用のクリップ外し工具を使ってキートップを外しますが、後で取り付ける時の
ためにキーの配列を撮影しておきます。ボードは歯ブラシや綿棒を使用して汚れを
ふき取り、外したキートップを洗剤で擦り洗いしてザルに入れてよく乾燥してから取
り付けて清掃完了です。
先月、かねてより探していた大画面のデスクトップPCをゲットしました。
馬流 星の23inchモニタ、Core i7 2.93GHz CPU, メモリ8GBのスペック。OSはメイン
ストリーム サポートが終了した窓7Pro、窓8アップグレートも付いてきた。
ソフトウェアはとりあえず使うfirefoxとiTunesとiCloudを入れます。ブルーレイ・ドライ
ブも付いているので、これでブルーレイディスクが見られる環境が出来ました.画面
が大きいのでGoogle Art Projectで世界の美術館巡りが一番の楽しみです。
ずっとサブ機になっているMacですが、お絵かきソフトやアナログ音楽データを取り
込んだのがMacだったので、今はほとんどオーディオ・プレーヤーになってしまって
います。
Mac OSは8.5からずっとOS Xまで自分用のメインで使っていたので、my iMacには
今でもユキヒョウがいます。
先日、
アップルのOS Xのサイト を訪れたら、
画面にドーンとヨセミテ渓谷のエル・キャピタン(El Capitan)の南西壁、それまでネコ科
Bigcatsのコードネームを使っていたMac OS は、いつの間にか米国の地名シリーズ
になっていました。
早速、壁の壁紙をダウンロードしてPCに設定しました。
エル・キャピタン 世界最大の一枚岩、壁の標高約900m 写真の南西壁、右リッジ
の頂上までほぼ真っすぐ引かれているルートが有名な”THE NOSE ” 取り付きから
登攀終了まで3~5日ほど要しますが、最近の最短スピードクライミングタイムは2時間
半ほどで頂上台地まで駆け登ってしまうという。ありえないようなスピードです。
アブミなど人工の登攀手段を使わないで登るフリークライミングで”The Nose”を初登
したのは、日本の機械メーカーのCMにも登場したリン・ヒルという女性です。それも
2度目(1994年)はわずか23時間というワンデイ・フリークライミングを成し遂げた。
Youtubeにリン・ヒルのThe Noseのすばらしいクライミング動画です。
VIDEO
20年前のThe Noseのフリー化記録、これはヨセミテクライミング史上最も重要な
功績のひとつだと思う。
最近ではこの壁に10日間張りついて完登した80歳のクライマーもいるそうです。
The Nose の隣には、「パタゴニア」の創業者・イヴォン・シュイナードらが1965年初登
したルート、Muir Wall(ミューア壁)がある。シュイナードは当時ロイヤル・ロビンスや
トム・フロストらのクライマーとヨセミテのビッグウォールクライミング黎明期に偉大な
足跡を残したクライマーであり、優れた登攀用具のサプライヤーでもあった。
こちらは著書と
捨てるに捨てられないG・P・I・W(Great Pacific Iron Works,シュイナード・イクイプメント)の
ナッツやピトンの登攀具と、今も日曜大工に大変重宝している頑丈な造りシュイナードの
チョックハンマーです。
ミューア壁のMuirとは、米国の「自然保護の父」と呼ばれるジョン・ミューアのことです。
シエラカップでお馴染みの自然保護団体「シエラクラブ」は、1982年カリフォルニア州
サンフランシスコで、ジョン・ミューアによって設立されました。ミューアの偉大な功績と
して、テディ・ルーズベルト大統領と共に現在につながる米国の国立公園の基礎を
確立させるなど今日の自然保護に多大な足跡を残しています。
アメリカ史上最も重要なキャンプ
VIDEO
野外食では定番のカップ、シエラカップ(シエラクラブのオリジナルではありませんが)と
ハーフドームとセコイア杉をデザインしたシエラクラブメンバーのパッチです。
The Noseのスピードクライミングの記録保持者でもあるAlex Honnoldの
クライミングスタイルは"Free Solo" つまり、ザイル無し・最小限のギアでの
単独登攀、強靭な精神力と勇気がなければ絶対不可能な登攀。これは
とても人間業とは思えない。
VIDEO
先月のヨセミテ渓谷です。左の壁がエル・キャピタン、右はカシードラル・ロックスと
ブライダルベール滝、ハーフドームが中央彼方に、
El Cap.
(画像は何時もバッジ処理で790ピクセルに一括リサイズしてしまってからアップして
いますが、この壁はちょっと大きめで貼ってみました。great roof やSalathé壁が良くわかります)