28日日曜日、桐生市民文化会館の4階から撮影した赤城山です。
右の峰から、主峰の黒檜山、駒ケ岳、地蔵岳、荒山、横を向いたゾウのような
形の鍋割山です。こちらからは富士山も見えます。

↑が、 桐生市の富士山(ふじやま)標高164m です。 以前チャリを担いで
登頂した事があります。こちら→
上電@以前のブログ
群響の第44回東毛定期を聴いてきました。
ジョン・ウィリアズ;映画《ハリーポッターと賢者の石》組曲から
プロコフィエフ;ピアノコンチェルト 第3番 ハ長調 作品26
休憩
コープランド;バレエ組曲《アパラチアの春》
ガーシュウィン;パリのアメリカ人
ジョン・ウィリアズと云えば映画音楽の巨匠、「スターウォーズ」シリーズ、「ET」
「インディジョーンズ」「スーパーマン」などの映画の音楽でお馴染みの作曲家・
指揮者。群響の定期演奏会プログラムを見た時からこのアメリカ音楽の公演は
とても楽しみでした。バレエ組曲《アパラチアの春》もガーシュウィン《パリのアメリカ人》も
アメリカ音楽、プロコフィエフもこの曲を初演したのは亡命先のアメリカのシカゴだから
アメリカ音楽にしまいましょうか。
そのプロコフィエフの協奏曲の中でいちばん有名な第3番 ハ長調、そしてこの日の
目玉は、”ピアノ王子”こと牛田智大クンの群響との共演です。 前日の定期も
すごい評判だったようです。
プロコフィエフはどうも苦手でしたが、評判どおりの力強く素晴らしい演奏で聴き
入ってしまいました。アンコールはプーランクの即興曲「エディット・ピアフを讃えて」
王子は現在18歳ですがその表現力はずば抜けてすばらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=PhJFY9ekTzM

休憩後の後半プログラムは、コープランド《アパラチアの春》、ガーシュイン《パリの
アメリカ人》どっちも好きな曲です。バレエ組曲《アパラチアの春》はアパラチア山地で
キリスト教プロテスタントの一派シェイカー教を信奉しつつましく暮らす開拓者たちの
祈りと生活を抒情豊かに描いたバレエの音楽。その7曲目ではシェイカー教の聖歌
としてお馴染みの"simple gifts"が演奏されます。
神様からのささやかな贈り物とでも訳されるのでしょうか。最近ではオバマ大統領の
就任式におけるイツァーク・パールマン(vn),ヨー・ヨー・マ(チェロ)らの演奏が記憶に
新しいですが、アメリカの偉大なフォークソングです。
《アパラチアの春》の終曲は讃美歌のような静かな祈りの調べで終わります。マエストロ
が指揮を終えると、飛び出し拍手も無く1秒ほど感動的な静寂がありました。ちょっと
判りにくい曲の終わりかただからかもしれないが、この静寂は予想外の感動でした。素晴
らしい演奏後の余韻も音楽の一部ですからね。
こちらのダンスパフォーマンスも”simple gifts"の旋律に新たな歌詞が付けられた
賛歌がアイルランド・リバーダンスのショーで演奏されています。マイケル・フラットレー
の《Lord of the Dance》です。

アイリッシュダンスのダンサー、マイケル・フラットレーは昔
ザ・チーフタンズのツアーの
メンバーでした。頂き物の青いディスクなのでずっと観る事ができません。DVDディスクは
もっぱらPCのDVDドライブで観ているが、TVの傍にあるレコーダーの操作がさっぱり
わからないアナログジジイです。
Posted at 2018/02/03 23:32:28 | |
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赤城山 | 日記