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jumar1828のブログ一覧

2018年12月23日 イイね!

お気に入りの曲(続き)

先日 《The Power of Love》というタイトルのCDを購入しました。
クラシック音楽(声楽)らしからぬタイトルですが、ヘンデルのオペラ・アリア集
です。ヘンデルのオペラアリアから様々な愛がテーマのアリアのオムニバス
CDです。





アーティストはアマンダ・フォーサイス(Amanda forsythe),アメリカのソプラノ歌手です。
ヘンデルやバッハなどバロック音楽が主なレパートリーらしくMet.やヨーロッパの
歌劇場のデビューなどはさほど聞かないですが、切れのある素晴らしい歌唱力
がとても魅力的です。

そのCDに納められた一曲から、オペラ《Alcina アルチーナ》 から、魔女モルガーナの
アリア”Tornami a vagheggiar また私を喜ばせに来て”です。



曲の後半は始めの旋律を繰り返す典型的なダ・カーポ・アリアです。歌手の裁量で
装飾をつけた後半の歌唱はめっさ聴かせてくれます。ヘンデルのオペラは生で聴く
機会がそれほどありませんが、このダ・カーポ・アリアとメロディの美しさはヘンデルの
オペラ・アリアならではです。


以前購入したオペラ《アルチーナ》 のCDは、

ジョイス・ディドナート(Ms) カーティス / イル・コンプレッソ・バロッコのArchiv盤



《メサイヤ》などのオラトリオやオペラ作品を数多く残しているヘンデルのこのオペラは
かなり官能的、魔女姉妹アルチーナとモルガーナの住む魔女島で起こる愛憎劇、魔法で
男を虜にして島へ連れて来させ、その男に飽きたら魔法で石や獣に変えてしまうという。

アルチーナの魔法の虜にされた恋人を救いだそうと、男装をして島へ乗り込んだ
婚約者にモルガーナが一目ぼれしてしまうという。まるで、ベートーヴェンのフィデリオと
モーツアルトの魔笛を足して更にドロドロの展開のオペラですが、所々にちりばめら
れた”Verdi prati”など美しいアリアは堪らなく素敵であります。






今回購入したCDに関連する動画が、アメリカ議会図書館のYoutubeチャンネルに
あります。演奏も同じクリーブランドのバロック・アンサンブル Apollo's Fire です。





ピリオド楽器によるバロック・アンサンブルですが、モーツアルトやベートーヴェンなど
古典派や、アイルランド・スコットランドなどのケルト音楽とその移民をルーツに持つ
アパラチア地方の伝承音楽などクロスオーバーなレパートリーが持ち味です。

Apollo's Fire クリーブランド・バロック・アンサンブルのYoutube チャンネルです

その演奏スタイルも斬新ですし、アンサンブルの創設者で指揮・ハープシコード奏者の
ジャネット・ソレルはグスタフ・レオンハルトにハープシコードを、指揮はタングルウッドで
でレナード・バーンスタインに師事したそうです。メンバーには日本人ヴァイオリニスト
田辺恵美さんも活躍されています。


このコンサート・プログラムでは、マルコ・ウッチェリーニの《ラ・ベルガマスカによる
アリア》に始まり、オリヴィエ・ブロー (Olivier Brault)のヴァイオリンがいいですね。
コンサートは更に、CDと同じアマンダ・フォーサイスのヘンデルのアリアと、ヴィヴァル
ディの4つのヴァイオリンソナタとジャネット・ソレルアレンジによる"La Folia"などです。

アンコールがまたイイ。アマンダ・フォーサイスが甘美なアリアを聴かせてくれます。

ヘンリー・パーセルの《妖精の女王》”恋が甘い情熱なら ” と、田辺恵美さんの
ヴァイオリンはアイルランド・ケルトの音楽、アイルランド伝説のハープ奏者・作曲家
オキャロランの楽しい舞曲は観客も一緒になってハッピィなエンディングです。


Library of Congress. 日本ならば「国会図書館」   凄すぎますね。

Posted at 2018/12/23 14:09:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月23日 イイね!

お気に入りの曲

『バロック音楽のたのしみ』という番組が昔朝のNHK-FM放送でオンエアされて
いた。朝の慌ただしい時間に一服の清涼剤のようなこの番組を聴くのが楽しみ
でした。解説者の皆川達夫氏がソフトな語り口でバロック音楽の楽曲をわかり
易く紹介してくれたのがとても印象に残っています。



番組のタイトル曲はヴィヴァルディ(のちにシェドヴィルと云う作曲家の曲だった
ようです)のソナタ集《忠実な羊飼い》の第2番でした。演奏者が誰かわからない
がフルートの調べがとても心地よかった。当時買ったこのソナタ集のレコードでは、
オーボエ、フラウト・トラヴェルソ、ドレーライヤーによる演奏でした。



70年代のArchiv盤です。久しぶりに聴いてみた。ドレーライヤー(機械仕掛けの
弦楽器)の音色ががなんとも牧歌的、セミの鳴き声のように耳に残るのには
参った。





聴くのも好きだったし自分でも演奏したくて始めたのもリコーダーだった。
まあ初めて手にした楽器はハーモニカかスペリオパイプの世代でしたから、
当時はリコーダーといえば名手フランス・ブリュッヘンの演奏がお気に入り
だった。バッハのブランデンブルク協のNr.4やテレマン、ヴィヴァルディをよく
聴いていた。






リコーダーの演奏で最近良く聴くのが、Musica Pacifica,ムジカ・パシフィカ という
サンフランシスコを拠点として活動しているバロック・アンサンブルです。初めて聴い
たのは2007年頃、WGBHというボストンの公共放送のポッドキャストだった。
リコーダー奏者はジュディス・リーゼンバーグさん、バロック・ヴァイオリンのエリザベス・
ブルーメンストックさんなど名手ぞろいでヨーロッパのアンサンブルとは一味違った
演奏を聴かせてくれます。

Musica PacificaさんのYoutube チャンネルです

エリザベス・ブルーメンストック(Elizabeth Blumenstock)さんは、Musica Pacificaの
他にもフィルハーモニア・バロック・オーケストラやアメリカン・バッハ・ソロイスツの
コンサートマスター、ソリストとして活躍中です。ドイツ・ゲッティンゲンで毎年開催
される国際ヘンデル音楽祭でも祝祭管のコンサート・マスターとして活躍されています。

ヘンデル:ジョージ2世の戴冠式アンセム HWV258

ローランス・カミングス指揮 the NDR Chor and the FestspielOrchester Göttingen,




Mi palpita il cor: Baroque Passions
Musica Pacifica

最近購入したMusica PacificaのCDは、YouTubeで以前から共演する動画が
公開されていたソプラノ歌手ドミニク・ラべルさんのヘンデル、テレマンなどのバロック・
カンタータ集です。ルネサンス、バロックのアリアを得意とするドミニク・ラべルさんの
澄んだ歌声がとてもいい。


エリザベス・ブルーメンストックとドミニク・ラベルの二人が共演する動画がYoutubeに
アップされています。ピリオド楽器によるアンサンブル「ヴォイセス・オブ・ミュージック」の
ペルゴレージ《スターバト・マーテル》です。


数ある宗教曲のなかでも最も美しいのがこのペルゴレージの《スターバト・マーテル》
だと思う。第1曲「たたずめる御母は悲しめり」から メゾ・ソプラノのメグ・ブラグルと
息のあったハーモニーは何度聴いても感動してしまう。全曲の動画もあります。

ペルゴレージ《スターバト・マーテル》全曲

CDがリリースされていないのが残念です。

レジーネヴァ,カウンター・テナー、ジャルスキー/ミンコフスキ―盤も所有しており、
あちらも完成度の高い演奏だが、どっちかと云うとカウンターテナーよりメゾソプラノの
ほうが聴きやすいかな。


「スターバト・マーテル,嘆きの聖母」という曲は、ペルゴレージに限らずハイドンや
ヴィヴァルディのも大好きでして、「スタバ」と聞くとあのコーヒーショップでなくて
「スターバト・マーテル」が脳裏に浮かぶ変わり者です。



Posted at 2018/12/23 12:30:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月22日 イイね!

上野にて(続)

クリスマスシーズンには良く演奏されるヘンデルのオラトリオ《メサイヤ(救世主)》を
今年も聴いてきました。指揮:高関 健 管弦楽:藝大フィルハーモニア管弦楽団
合唱:東京藝術大学音楽学部声楽科学生による演奏会です。





マエストロ高関 健さんは群響の演奏会でお馴染み、素晴らしいソリストと合唱団
は170名位か、さすが音大生レベルが高いです。「藝大メサイヤ」の愛称で親しまれ
ているこのチャリティコンサートは1951年戦災孤児の救済公演が始まりで、今年で
なんと68回の演奏会と云う事です。収益は社会福祉事業に充てられる。

オラトリオとはクラシック音楽のジャンルで独唱、合唱、管弦楽による聖書や神話を
題材とした声楽曲ですが、オペラと違い演技は伴わない音楽劇です。《メサイヤ(救世主)》は
特にクリスマスのために作られたオラトリオではないですが、全3部からなる第1部
はイエスキリストの生誕を輝かしく歌い、第2部の「受難と復活」の最後に歌われる
「ハレルヤコーラス」が特にお馴染みです。いまではクリスマス定番の演奏曲として
になっています。

第1部の合唱(For unto us a Child is born)や、ソプラノ・アリア(Rejoice greatly.
O daughter of Zion)さらには合唱パートの多い第2部には10分超えのアルト・アリアも
聴きごたえあります。第3部でのトランペットの素晴らしい伴奏による救世主の復活を
讃えるバス・アリア(The trumpet shall sound,) そして終曲の合唱(アーメン)を高らかに
歌い上げる声楽科学生さんの合唱などエネルギーあふれる素晴らしい演奏会でした。



 《メサイヤ 》HWV56  (ひとりのみどりごがわれらのためにうまれた…)
 サー・コリン・デイヴィス指揮 ロンドン交響楽団,テネブラエ合唱団




Posted at 2018/12/22 16:56:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月22日 イイね!

上野にて

フェルメールの作品を観る機会が数年ごと訪れますが、その都度脚を運んで
おります。この日もかなりの混みよう、日本人の多くがフェルメールの絵が
好きなんだなぁ と、 展覧会の度に感じてしまいます。


上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」では、フェルメールの9作品が
一堂に公開されている事には驚きです。こんなに多く観られるのは初めてなの
ではないでしょうか。

"9/35" とは現存するフェルメールの油彩の作品数です(37と云う説もあります)。
デッサンや下絵などは残っていません。精緻な空間構成と独特な光の質感をあわせ
持つ作品の数々は観る人を魅了してやみません。



図録 入館料は9作品が一堂に観られるとあってちょっとお高め 一般¥2,700です。



過去に訪れた展覧会では、


2011年にはBunkamura で《手紙を読む青衣の女》《手紙を書く女と召使い》
       《手紙を書く女》
2012年には西洋美術館で《真珠の首飾りの少女》
       同じく東京都美術館ではマウリッツハイスの《真珠の耳飾りの少女》





こちらの《牛乳を注ぐ女》所蔵:アムステルダム国立美術館の画像は、

フェルメール・センター銀座の過去の展覧会で許可を得て撮影した「リ・クリエイト作品」
です。最新のデジタル技術で制作当時の色調で再現された複製画です。


同じ展覧会が先日訪れた恵比寿三越2階で開催中です。

「フェルメール「音楽と指紋の謎」展」
こちらでは、オランダ本国のフェルメール・センター・デルフト公認のフェルメールの
リ・クリエイト全37作品が鑑賞できます。

入館料はなんと¥1,000 お手頃です。

Posted at 2018/12/22 16:31:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月16日 イイね!

うめはら で

ラム酒のかほりが癖になる美味しさです。


今まで作ったパウンドで一番美味しい(自画自賛)





妻が職場の同僚ともぐもぐタイムで食べると、ラッピング


Posted at 2018/12/16 17:53:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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