2018年09月17日
最近の車は、ちょっとした電気仕掛けで普段乗りで無用な出力や消耗を避ける為に普段乗り用のモードがあります。
981ボクスターなら、何にもボタン押してない状態がソレです。
そして、ちょっと飛ばしたい時やサーキットで本領発揮させたい場合は、「SPORTS」ってボタンを押すと、アイドルアップ(+200rpm)され、イニシャルでスロットルバルブの開きが少し増えるみたいです。
そして、点火時期の進角も同時に制御されるっぽい?(体感w)
ぶっちゃけ、ちょっと速くなります。
MAXは変わらない感じですけど、中間が太る為にトータルで速くなります。(あくまで体感w)
そんで、この通常モードとSPORTSモードの使い分けですが、その前に次の特徴があります。
通常モード
・水温は純正だと常に90℃表示w
・油温は街乗りでもわざと105℃付近まで上昇。高速走ってもそれを保とうとします。
(多少の上下はあります。恐らくサーモスタットで制御してるっぽい)
SPORTSモード
・水温は純正だと常に90℃表示w(でも、SPORTSモードになると多分ですが85℃にしてるぽい)
・油温は走行条件にもよりますけど、90℃~95℃前後になります(街乗り)
普段あまり平均時速上げられない街乗りメインの時や、高速での長距離移動の際は通常モードで走ってます。
あまり距離の出ない、回転をあげずに走る(私の場合はわざと3000rpm付近シフトにして駆動系などにも負担掛けないように、ちょい回し気味で乗ってます)と、エンジンオイルに水分が混ざる事があるので、その水分を飛ばすのに役に立つのかどうかwはわかりませんけど、水が飛ぶ100℃未満のSPORTSモードでブン回しもせず、負荷掛けられず乗り続けるよりは通常モードの方が先ほどの水分絡みの件もあって「マシかな」程度で通常モードにして乗ってます。
サーキットに行く際は勿論SPORTSモードです。
サーキットの周回に入っても、コース内のルールを守って「何かあってスピード落としてます」という意志を示しながら、みんなのラインを邪魔しない様にしながら1周程度暖気します。
1周暖気してクルマが温まったら、全開します。
サーキット走った後の車はいつにも増してトルクフルですよねw
そういう意味でも普段乗ってる時って車に何らかの負荷(スラッジなどの)をかけてんだなーと思います。
また、DOT5.1という規格だと非常に神経を使うので、DOT4規格でドライ沸点もウェット沸点もDOT5.1の最もポピュラーな規格を超えたレース用に近いサーキット用のフルードを使ってます。
DOT4だとサーキット走って熱入れたりしない限りは、3か月~はエア抜きしなくても性能上平気です。
サーキットを一度でも走れば、エア抜きは念のためにします。
フィーリングも良くなりますしねw
DOT規格から外れたモノホンなレース用フルードも安価に手に入りますけど、車屋さんでも勧められない通り、一般道走る車でメンテもそこそこ毎週だとか毎日しないような車にははっきりと不向きです。
吸湿性が異常に高く放置しているだけでどんどん性能落ちますし、中にはペーハー値がDOT規格外の為に高く、ブレーキシステム自体を劣化させるからです。
まぁそんな人いないだろうけどw(レース用フルード使う様な人って意味です)
それに現在はDOT規格内のこういった高性能フルードも実に安くなりまして、個人でネットで購入するなら1台分の量で2000円ちょいくらいで買える事も。
話しがブレーキフルードに逸れましたが、最近の車はモードが分かれていて電子制御感が増してますけれど、それも使いようかな?と思って使ってます、という記事でした。
ただ、二台の981を併用して、何の考えも無しにずっとSPORTSモード、そしてちゃんと使い分けて使用してみた…という実験をしているワケじゃないんで、気持ちの持ちようw
程度の内容ですみません。
どっかで検証できたらいいんですけどね…
こういうユーザーだと検証する事自体が難しいって内容を雑誌でしてくれたらいいのになぁ。
Posted at 2018/09/17 14:46:58 | |
トラックバック(0) | 日記