今週末も濃かったですw
まず、水曜日から土曜日まで帰れずw
独りでやるのは無理あるてwwwwwwwwwwww
という規模の物件と工程の早さなのに、相変わらず図面屋はわたし独り。
所長とかも手伝ってくれるものの(非常にありがたい)それでも二人ですからね。
きっついのは変わりません。
孤独に頑張るよりかは、かなり精神的に助けられていますけれど。
そんな事もあって、楽しみにしていた日曜日のフィールド走行は、風がほぼない状態の灼熱地獄で中盤にも差し掛かれずに以前走破できたコースを走れず。
むっちゃ悩んだんですけど、このまま頑張ってみなさんに迷惑かけると申し訳ないんで…
断腸の想いでしたが勇気を出してリタイアを選びました。
そのおかげで、随分回復して今は元気です。
万が一、電波も入らない山奥で熱中症とかになったら…
ヤバイしかないんで勇気ある撤退をしました。
その代わり、駐車場まで帰る間に激坂二本あるんですけど、それを往復して今後の為に鍛えましたw(アカンってw)
トレイル走行の方の報告はこれくらいにして、土曜日は前日まで仕事追い込んで16:30に現場を出る。
電車の連携が非常に良い時間帯だったんで、お世話になっているショップまで17:15くらいに到着。
そこで、まずは日曜日の朝イチばたばたすると店長に申し訳ないんで、組みあがったMTBを受け取りました。
これがbeforeです。
シマノのマイクロスプライン規格の12速スプロケがハマっているんで銀色です。
ホイールも純正鉄下駄です。
after
シマノHGフリー規格に装着できる、SRAM製12速スプロケです。
11-50Tとロー側も1T及ばず、ハイ側も1T及ばず…というギア構成になるんですけど、ハイ側はまぁそんなに関係ないですけれどロー側が1T足りないのはどうなんだろう?とか考えつつ、まずは試走を兼ねて帰宅路につきます。
※フィールドでの写真は冒頭の事情で撮影している余裕がなかったんで、こういう写真しかありませんw
まず、変速ですけどハイ側は問題なく想像以上にスムーズに変速が決まります。
ロー側も舗装された平坦路や若干の勾配程度では全く問題なく変速ができます。
フィールドで激坂登りながらの変速はロー側の下から2枚目と3枚目で少しもたつく「癖」がありますが、これも操作に慣れたら問題なく変速できそうなフィーリングです。
そして、その「癖」は何度か経験すりゃ問題ない範疇の「癖」なんで、まぁ気にせずに使って私自身が慣れていけばOKかな?
というくらいの及第点を与えられる変速で、心配していた相性の問題はありませんねー。
使いたいハブ、使いたいホイールで悩んだ時にこういう懐が深い機材があるっていうのがわかったのは、今回非常に大きな収穫でした。
ロードバイクの方も、こうなっていけば良いのにw
11速時代までのおおらかさがなんか、なくなりつつあるんですよね。
そして、手組ホイール。
ここまで変わるのか!と驚きました。
まずは普通に剛性や良い意味でのバネ感が変わっているので、舗装路を走る分には普通に快適かつ速い。
ひと踏みで反応する「具合」が違います。
進み方自体が変わっています。
トップ側のギアが「10T」だったのが、「11T」に落ちているのは舗装路巡航で歯痒い想いをするかもなぁ…という感想です。
まぁ、もう舗装路をガンガンに飛ばして乗る事はあまりしないでしょうけれど。
そして、フィールド。
純正鉄下駄に装着していたタイヤをそのまま手組ホイールに移植したので、全く同じタイヤです。(摩耗具合などもそのまんま同じですw)
それを踏まえて読んでください。
暗峠か!?
という斜度のグラベルを登っていくんです。
なのでローギアでタイヤが路面を掴む具合に合わせて踏み込んでいくんですよ。
タイヤの回転とクランクの回転をシンクロさせるように登るんですけど、純正鉄下駄の時と同じ感覚で踏むとトラクションが違い過ぎて、前回走った時は前輪浮かない程度の踏み込みでもMTBの車体ごと「グイッ!」と伸びるので、前輪が若干浮くんですよ…!!
浮いちゃうんですよ…!!
それくらい進み具合が違います。
寝不足で体力が万全ではなかった。という事実と、風もなく暑い日であった。
という事実と、ホイールがあまりに違うんで慣れるまで以前よりも筋力と体力を無駄に使っちゃった…という理由から冒頭のリタイアに繋がっちゃったんかな。
と思うところはありますが、一番の理由は寝不足でしょうけれどw
とにかく、今回のMTB用手組ホイールはとっても良い印象でした。
とりあえず、寝不足にならんように仕事こなしてライドに備えるのが一番ですけれど普段乗りでもMTBに乗って、こいつの踏み方に慣れていかないといけないなぁ…と考えるくらいには、大きな変化でした。
リアサスを持たないハードテイルMTBで、リアのトラクションが上がったのは大いなる進歩です。
MTBホイールは完組ホイールも魅力的な製品がありますけれど、まずは手頃な価格で自分の体格に合わせた+目的に合わせた手組ホイールを組んでもらうってのはとても良い手段だと思いました。(ホイールは58000円で組めます)
次に…
そう、いよいよ妻のドグマを構成するコンポをSRAMに組み替えです。
画像の箱はRED AXSのクランクセットが入っていた箱です。
Madone SLRを買った時は、TREKでProject oneを使って購入したのでこういう化粧箱は付属しておりませんでした。
シフトレバー+ブレーキ関係+フロントディレイラー+リアディレイラーを納めていたグループセットの化粧箱です。
妻が「そんなにお金掛けんでいい!」→RED(ハイエンド)は要らんという意訳
と言ったので、セカンドグレードのFORCEです。
ぶっちゃけFORCEでも十分に高価なんですけれどね。
ふざけんな!とおっしゃる人もいらっしゃると思うんですけど、今回は妻の一言もヒントになって、以前までのブログを読んでいる方ならご存知でしょうけれど結構調べたところ、FORCEがむしろベストバイ。
という結論に達したんですよ。
シフトレバー+ブレーキまわり+FD+RDという組み合わせは、ほぼREDと遜色ない構成です(変速含めて重量面でも。重量面に至ってはこの組み合わせで比較すると56g差でしかありません)
そして価格は半分以下。
しかも、モデルチェンジ控えているのか「ピー」(自粛)
な事情プラス、お店のサマーセール割引をのせてくださって中古品買うのがばからしくなるような価格で買えたんです!
つまり、かなり妻の意向に沿った購入方法に!
そして、スプロケは店長が「いつでも買えますから、予備なんて買わない方が良いですよ!(もったいないという意訳)」と、珍しく反対されたのを押し切って発注してもらって、コロナ禍以降の怒涛の値上げが実行される以前の適正価格で買えたスペアのスプロケをそのまま利用。
つまり、33000円で買えたスプロケ。
今のお値段知ってるだけに、この時に二つくらい買っときゃよかったなぁw
と思わなくもないですが、当時66000円も出してスプロケ買う胆力も勇気もなかったですけれどね。
RED AXSのクランクセットは、値引き対象ではあらず。
ここは渋い。
売れる。と確信しているパーツは輸入元がビタ一円もまけてくれません。
うまい商売しやがって。
確かにREDクランクは良いんですよねー。
マドンで使ってますけれど、マジで良いんですよねー。
シマノのデュラエースクランクの踏み心地や進み方知ってますが、REDクランクの方が私は好きなんですよねー。
なので、高くてもここは妥協したくなかった。
そして、チェーンはRED AXSグレードのチェーンで組んでいただきました。
そうです、グループセットで発生したFORCEとREDの重量差異そのまんまでしかないフルREDと56g差しかない構成で組めるんですよ。
スプロケが買い置きがあった。それも安いお値段の時の出費で済んだ。
という事実があるので余計ですけれど、REDクランクセットを定価で買っても
正に「ピー」な価格でREDとほぼ遜色ない構成で組めたのは僥倖です。
48-35Tのチェーンリングに167.5㎜のクランクです。
RED AXSの10-33Tスプロケです。
REDなのでクロモリ鋼の色そのまんまです。
実測値で213g(公表値212g)で、ワイドレシオなスプロケなのに驚異的な軽さ。
そしてビレット鋼からの完全一体型となる削り出しで生産されているので、剛性もかなりのものです。
かつ、SRAM12速純正のフラットトップチェーンが強度も耐久性も兼ね備えている為に、チェーン寿命が異様に長いSRAM。
そのおかげで伸びたチェーンで走らないので、チェーンリングもスプロケも驚異的な寿命を誇ります。つまり、変に削れないので長く使えるのです。
スプロケは変速多い箇所で削れる要素しかないんですけど、堅いクロモリ鋼で作られているのでそういう意味でもタフ。
そして、FORCEのリアディレイラーには、私のREDにビッグプーリー組んだので外して置いていたREDのプーリーとゲージを移植してもらっています。
若干、FORCE純正のゲージとプーリーよりREDの方が軽かったのと、プーリーの形状も若干違ったそうです。(店長談)
なかなか、この色のドグマにSRAMコンポは似合っていると手前味噌。
妻の体調が夏風邪の為に優れなかったので、私が受け取りに行ってちょっと乗り回した感想を。(念のためにPCR検査受けても陰性でした)
元々、ドグマとマドンを比べた時の印象として、ドグマに乗ると「えらいもんに乗ってしもたw」と思わず考えちゃうほど、脚に来る嫌な堅さではないんですけどイカツさがあったんですよ。
私自身使っていたBontrager Aeolus RSL37と、その時と同じ銘柄のタイヤとチューブ使っているにも関わらず、フレームが違うだけでこんなに印象が違うのか…という印象だったんですね。
そういうイカツさが、より悪くない方向で少しマイルドに。
そう、シマノ製コンポのハイエンドクランク(妻のはR9100デュラでした)は、堅いんですよね。
その堅さが良いんでしょうけれど、とにかく堅い。
堅いだけに良く進むんですけど、乗り味や足当たりなどを考慮してカーボンフレームやホイールを構成するスポークはスチール(ステンレス)に限る!とかおっしゃってる人が多い中、最近になって私は「なんでコンポはアルミで良いの?w」って思わなくなかったんですよ。
マドンでSRAM経験したから…でもあるんですけれど。
そういう想いもあって、ドグマにSRAM組んでみたかったんですよね。
本当にチョイ乗りでしかないので、そういう第一印象しか上手く言えませんが、マジに以前よりもさらに乗りやすくなった。
そして進み具合が良くなったような気がします。(脚に嫌な感触がないから?プラシーボ効果は否めませんけれどw)
あと、フィールド走った後で受け取りに行ったので暑さと寝不足でヤラれたとは言えロードで登るのは避けるほどの激坂を何本か登った後、食事と涼しい部屋で回復した後だったんで脚にパワーがあった。
要するにウォーミングアップ終わったようなものw
状態で乗っていたというのもあるかも知れませんが。
とにかく踏んだ時の感触はとても良い。
クランクでもこんなに印象変わるんだ…というのが正直な印象です。
そして、ちょっと軽量化につながったみたいです。
体重計での測定なのであまり参考にならないですけど、以前は7.0kgでした。
今は6.85kgでした。
ちゃんと実測しないとアレですけど。
なんで150g軽くなったんだろ?
おかしいな。
まぁ誤差でしょうか。
誤差だろうなw
そして変速。
ファームウェアアップデート前なので、私のアップデート後のREDと比較すると前の変速は、結構良い変速をするもののREDには及ばず。
しかし、これはファームウェアアップデートをすれば同じくらいになりそう。
そう思うほど、リアの変速が素晴らしい。
ケージとプーリーがREDになっている。
チェーンもスプロケもRED。
という事実も大きいファクターかも知れません。
それくらい、スパスパ決まります。
あれ、こんなに変速決まるならFORCEでいいやんw
と思うほどにスパスパ決まります。
私のはCeramicspeedのOSPWを組んでいて、ビッグプーリーなのに純正とそんなに遜色がない!というのは事実ですけど、こうやって久しぶりにRED純正ゲージとプーリーを使ってみて思うのが、やっぱ純正って偉大だなw
というのが正直な感想です。
私のREDも、もう一度調整してもらおうかなw
なんて思いました。
まずは一回。
この状態で妻に乗ってもらってから、ファームウェアアップデートしてもう一度乗ってもらおうと思います。
ファームウェアアップデートすると、オートトリム機能がリセットされるのか、特定のギアを選んだ時にフロントディレーラーのブレードがチェーンと触れて「チャラチャラチャラ…」って音が鳴るんですよね。
走ってるうちに、オートトリム機能が学習するのか
その特定のギアを選択すると、変速後にFDのブレードが「シュッ」と動いてチェーンとの干渉をクリアするんですよね。
いきなり、その状態を経験して妻を不安にさせるよりも
まずは今回、ローからトップまで変速してみた感じ、そういう「干渉」がない状態に調整されていたんで、このまま乗ってもらう。
ちょっとフロント変速がアレですけど。(それだけアップデート後のフィーリングが良いんですよね)
一度か二度ほど、経験してもらってからアップデートを施して、それから習熟走行じゃないですけど「チャラチャラ」干渉音がなくなるまで乗りこめば…
もう問題なし。
ですね。
今回のコンポ組み替えは完了です。
日曜日のトレイル走行は残念でしたけれど、MTBもドグマもとても気持ちが上がるカスタム結果でした。
今週末はマカンのメンテでロードもMTBも乗れないんで、来週末が楽しみですね~。
早く乗りたいなぁ。