2024年04月10日
ロードバイクを初めて買ったのが2018年。
最初に買ったのはリムブレーキモデルでした。
それからハマリにハマって、ディスクロードとエアロに興味が出てAllez sprint comp discを購入。
初めて乗ったロードのホイールはリム内幅15c
次に買ったホイールはリム内幅17c
Allez sprint comp discにエアロホイールを装着して乗ってみたい!
その興味から選んだのはROVAL Rapide CL50 disc
リム内幅21c
※このホイールはいろいろ欠点もありますが私にとっては、とても速いホイールではありました。
初めて使った時に、清滝峠のPR更新を果たしたのは事実。
軽くてエアロなホイールはすげぇな!と感心したものです。
ですが、スポークの張り方が問題で…というのは何度かブログで書いたので割愛。
単純に凄かったのはリム内幅21cがもたらす転がりフィーリング。
これからの時代はワイドリムだな!と感じたものです。
それから、Madone SLRを購入。
ROVALと同じリム内幅21cですが、Aeolus RSL37(RSL系は当時37しか販売されてなかった。旧知のxxx4やxxx6を買う選択肢はありましたが、どうせ高額なホイールを買うならば、周りで体験している人が少ないホイールを買いたかったのと、私と合わなかった場合は妻へ転用すると体重の軽い妻には良いんじゃないだろうかとも考えて購入)を体験。
同じリム内幅21cでも、こんなに違うのか!
今までまっすぐ走っていると感じていたが、慣れていただけで割とこまめに修正舵をあてながら走っていたんだ…という事を認識できるくらいに、とてもまともに走るホイール。
そして速い。
そして、楽。
下りの安定感も半端ない。
それに気を良くした私は、Aeolus RSL62が発売されたので即購入。
こちらは、純然たるロード用ホイールでフック付きリムとしては初のリム内幅23c
今でこそリム内幅23cや、それを超えるリム内幅を持つホイール(23cを超えるワイドリムホイールのほとんどはフックレスリムですが)が出てきていますが、それは昨年あたりから出だした印象。
それまでは、Aeolus RSL51や62や75しかロード用ホイールとしてはリム内幅23cはありませんでした。(グラベル用やMTB用は除く)
リム内幅23cを体験して、さらに驚く。
購入しているタイヤ幅自体は、そのころはずっと25c
つまり変わっていません。
ただ、リム側がワイドになることで有効実効幅が太くなってエアボリュームも僅かな差ではありますが、増える。
絶対的なタイヤ幅が小さいんで、ここでいう2㎜差がもたらす差は結構な差に繋がりますけれど。
グリップは落ちてないのに、転がり抵抗が減ってるんですよ。本当に。
という感じで、2018年から2023年、2024年の間でめまぐるしくロード界隈の機材の進化と、ちょっと前までの非常識が今の常識!
というほどに進化と変化がありました。
あまりの変化にとまどう声も少なくなく、本当にそうなのかよ、などの意見を見かけます。
これは実体験してみないとわからないと思います。
Madone SLRでは28cまでしか試してませんが、28cの使い心地は想像を超えていました。
タイヤは太ければ太いほど(限度はありますがw)良いなんて。
空気圧も適正な範囲でちょっと前の常識のように高圧運用なのではなく、適切な範囲で低圧運用の方が良いなんて。
これからも、どんどんと常識は変わっていきます。
いまや、世界選手権を戦う選手の機材はタイヤ幅30cで空気圧3.5Barで走られているようです。
2018年の時、私が初体験したロードはリム幅もタイヤ幅も小さい上に、私が体重重たいっていう理由もありますが、空気圧は7.8Barでしたよ!
そんな重い体重の私が、メインで乗っているMadone SLRに至っては5.12Barの空気圧で運用しているんですよ。
その差は2.68Barも空気圧が違います。
それがもたらす乗り味の差や、インピーダンスロスの差は大きいです。
何が言いたかったのかと言うと、素人でも体感できるレベルでの機材の進化と技術や理論の進化が凄い!
という事です。
ロードバイクは高価になり過ぎて、このままではオワコンになるのでは。
と危惧される意見も散見されますが、確かにこのまま無謀な高価格路線を突っ走ると危険な領域ですが、エントリークラスを見直すなどの工夫をしていただいて
現状のこの楽しさをもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。
そして、速さに拘るのも楽しみ方のひとつですけれど、そうじゃないのも自転車の楽しみのひとつです。
現状、一昔前みたいに高圧、細いタイヤで厳しいスパルタンな乗り味こそロード!
みたいな路線から一転して、タイヤは太く、空気圧も低く…
気楽に楽しまれる方向きな要素もどんどんと増していってます。
いまから始める、もしくはこれから始める!
という人がとっつきやすい傾向に機材の進化は向かっていってるんですよね。
それだけに、今の高価格路線は門戸を狭めていてもったいないなと感じています。
これからの輪界も盛り上がっていって欲しいです。
Posted at 2024/04/10 13:56:26 | |
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