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radius-meganeRSのブログ一覧

2020年08月31日 イイね!

2020年 注目すべきホイール その2

ロードバイク機材ネタばかり続きますw
最近ハマってるのがチャリなのでしょうがない。

ホイールの種類に触れるのを忘れてました。
今回はソレをメインに説明しようと思います。

※素材の違い
特殊なホイールを除き、大きく3種類に分かれます。
・アルミホイール
アルミ製のリムを使い、一般的なホイールはスチールスポークを使用しています。
大抵は廉価ホイール(5~6万円台)のモノが多いですけれど、安いからと言って軽視はできません。
カンパニョーロのゾンダの様に、中級者~上級者レベルになっても練習用に優れた性能と耐久性を誇る製品もあり、名作・傑作ホイールもあるのが特徴です。
また、よっぽど尖った性能や何かしら拘りでも無い限りは手組ホイールの価格帯でもあります。
のむラボさんという関西屈指の名店であるお店で組んでいただいたら、4~6万円で購入可能です。
下手なホイールを買うより軽くて(体重にもよりますが、のむラボさんで組んでいただけるのむラボ1号ホイールなどは1240g~です!!)強いホイールが望めるのが手組の凄さ。
相談に行くと、自分の体型や体格を見た上で乗り方を聞いてくださり、スポーク本数から組み方まで融通していただけるのが名人の技。
しかし、のむラボさん本人のブログにもあるように、30万円を超える完組の性能を満遍なく負かすような物凄いホイールがその価格で組めるワケではありません。
同価格帯の完組ホイール相手に「何を欲しているか」をはっきり伝えると、それに見合ったホイールを組んでいただけます。
それが最大のメリット。

前回の記事でも書きましたが、リムブレーキモデルならこの価格帯のホイールを買う意義は大きいと思います。
リムそのものが消耗品だからです。(ブレーキによって摩耗する)
ディスクブレーキモデルでも、リムは消耗品ですが消耗劣化具合の進行速度が段違いなので、安いと言っても6万円近い出費になるので、ディスクブレーキモデルにお乗りなら最初から少し良いホイールを狙う方が個人的にコスパが良いのではと思います。
どうしても予算が許さなければ、ゾンダや手組ホイールが視野に入ります。

※アルミホイールその2
アルミリムにアルミスポークというホイールは、非常に限られた品物しかないのですが、定番中の定番名作ホイールなので別枠として紹介したいと思います。
有名なところでは、カンパニョーロのシャマル、フルクラムのレーシングゼロです。
このホイールのアルミリムは切削加工で強度と剛性と軽さを実現。
軽いと言ってもリム重量は単体で450g前後あります。
並外れた剛性と強度を実現した上で、この重量が凄いんです。
アルミスポークの特性は、とにかく堅いという事です。
漕ぎ出しのレスポンスや加速性は、この手のホイールならではの味です。
これが好きな人は、なかなかこの乗り味から抜けれない程です。
私もレーシングゼロを所有しております。
素晴らしいホイールですが、やはり上位モデルのカーボンホイールには総合性能で負けると思います。
使用するカテゴリー次第では、レーゼロやシャマルの方が有利な側面もあるかもです…が、やっぱりコレより上位ホイールはさすが上位に君臨するだけあって、やはり様々な面で感じるフィーリングも性能も違います。
乗り味と言った面で、この手のホイールは独自の楽しみがあり、できれば一度は経験しておく方が良いとは思います。
シャマル→体重軽い方向け。また、レーゼロより若干脚当たりが優しい。
レーゼロ→剛性の権化。体重ある方向け。豪脚向け。

※カーボンホイール
カーボン製のリムにスチールスポークという組合せがポピュラーです。
一部の商品などでカーボンスポークを用いる商品も出てきています。
軽さと性能ではカーボンスポークホイールの方が上なんだろうとは思いますが、データが少なくてなんとも言えません。
カーボンホイールの最大のメリットは重量剛性比です。
アルミリムだと重くなりすぎて到底踏めなくなるようなリム高さでも、アルミリムの最高峰ホイールであるレーゼロやシャマルのリム重量と匹敵する商品が多数リリースされています。
具体的にはリムハイト50mmまでの商品の多くはリム重量が460g前後で、非常に軽いです。
カーボンホイールのもう一つのメリットが、アルミスポークのホイールよりも優れた脚当たりの良さです。
また、上位モデルとなるので使用するスポークも良い品物を使っている場合が多く、ホイール全体の剛性バランスも優れた商品が多いです。
カーボンホイールのもう一つの最大のメリットして挙げられるのが、空力の良さも挙げられるでしょう。
アルミリムでは実現が難しい空力特性を備えたエアロホイールこそ、カーボンホイールを選ぶ最大のメリットとも言えます。
個人の相性もあるでしょうけれど、私の現在のフォームとクランクの回し方と、回す時のチカラの入力の仕方がカーボンホイールやリム高さがあるホイールと相性が良い為に、現在所有しているROVAL rapide CL50 discは実際に乗った際のストラバ上の記録でもレーシングゼロを超えますし、速い上に楽です。
ミドルグレードのカーボンホイールでこの性能なので、ハイエンドと言われるホイールはもうひとつ別次元の性能とフィーリングを持っていると思います。

ただし、基本的には脚力がモノをいうのは間違いないので、ホイール変えたから劇的に何もかもが良くなる…のは幻想だというのも、今ならわかりますw
あくまでタイムに拘れば…ですけれども。
タイムだけでは図れない良さもあるので、興味ある方は一度使ってみるべきだと思います。

次にホイールの重量なども決定づけるタイヤの種類について。

※クリンチャータイヤ/チューブレス
最近の傾向として、専用ホイールというのは随分減りまして、通常のチューブを入れてタイヤを被せるというクリンチャー構造と、チューブを用いないチューブレスの使用を両方見据えたホイールが多いです。
両仕様共に、ホイールフックにしっかりとタイヤを引っかける構造の為に、ホイールそのものの重量が重くなる傾向が強いです。

個人的には、クリンチャー仕様で使用するのが長い目で見てコスパとメンテ性の両面で優れていると考えています。
バランス取りが可能なのもクリンチャー仕様のメリット。
チューブレスは、耐パンク信頼性を高める為にシーラントを約40ccほど入れる関係上、タイヤ内でシーラントが膜を作り、余ったシーラントがタイヤ内でゴロゴロ転がる関係上、乗り味(フィーリングやバランスの面で)で不安がある為に個人的に採用した事がありません。
また出先でパンクした際の修理方法も非常に難易度が高く(スペアタイヤが嵩むw)ロングライドに出るならクリンチャー…だと未だに考えています。

※チューブラー
タイヤとチューブが一体式になった構造を持つタイヤを使います。
チューブラーは専用セメントなどを用いてホイールに貼りつける為に、ホイールのリム形状が単純になる為、専用ホイールは同銘柄ホイール同士を比較しても100gは言い過ぎかな…w
非常に軽くなるのが特徴です。
チューブラータイヤ自身はクリンチャーと比較して同等かちょい重くなる製品が多いです。
なので、優れた乗り心地とグリップ性能以外は、現在は研究の進んだクリンチャータイヤの方が上です。(軽量チューブもどれだけ軽いチューブを使うのかで、割り切る性能や耐久性問題が出てきますが、軽量チューブなどの飛び道具を使えばクリンチャー仕様は一輪あたり40~80gも軽くなったりします)
レースシーンではチューブラータイヤがまだ席捲してますが、2020年にリリースされた新作ホイールや、ホビーライダー界隈では選べるチューブラータイヤが非常に減ってきた事から、オワコンの流れが濃厚になりつつあります。
レースの世界でも、クリンチャータイヤを使用する選手が多くなっていくのではないでしょうか。
チューブラータイヤは専用セメントで貼りつける仕様上、出先でパンクすると交換が非常に困難です。
専用のリムーバーやスペアタイヤをサドルバック他で常備して…
と考えると、やはり非常にコンパクトに収納できてさほど空力の邪魔にもならないし、重量も嵩まないクリンチャー仕様が鉄板じゃないかと…
私の楽しみ方だとそういう考えになっちゃいます。

一般的なレースに出ない人目線で書きましたw
私の場合、レースに出る場合でもクリンチャーで走ってそうですけれど…
これは実際に経験してみないとわかりませんね。
一度、クリンチャーで鈴鹿とかレース出てみようかなとは思いますが、いつになるやら…
とりあえずソレは単身赴任を終えてからですね。
Posted at 2020/08/31 14:31:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2020年08月29日 イイね!

2020年 注目すべきホイール

細かい内容は他記事に任せて、リスト的に書きます。

ROVAL Rapide CLXおよびROVAL Alpinist CLX
使えるフレームは限定されるが(リム外幅が大きい為、2世代前だと恐らく使えない)価格と性能を考えるとバーゲンセール。
空力重視ならRapide。
軽さがもたらすフィーリングとヒルクライム重視ならAlpinist

Campagnolo BORA WTO33
Campagnolo BORA WTO45
Campagnolo BORA WTO60
カンパが満を持してリリースしたBORAシリーズの新作。
カンパ/フルクラムは、わかりやすい性能だけでも突出していますがそれ以上に素晴らしいのがホイールバランス。
カーボンリムであっても、走行時に問題となるバランスの悪さが顔を出す個体は稀だそうです。
良くみると、あえて一本だけ太いスポークを使っていたり(WTOではないですけど)何らかの手段でバランスを製品で確保しておこうという何がしかの工夫が見てとれます。
WTO33がベストバランスで、WTO45が剛性の塊、WTO60が案外若干緩い。
という特徴があるとか?(伝聞ですみません)
この辺りは予想に任せずにしっかり試乗して決めた方が良いかも知れません。
ライド仲間の人はWTO45に履き替えてから清滝峠を11分で登れるようになりました。

Campagnolo BORA ONE50
代表でBora ONEの50を貼ります。
ボラワンは35、50、60?だったかな。
過去に80もあったと思います。
それとハブがUSBとCULT(上位性能ハブ)の二種類があり、CULTハブの製品はBORA Ultraという製品名に変わりますが、それ以外は同じです。
WTO33があるのでONEの35を買う意義は今は少ないかと思います。
それ以外のリムハイト50などですが、何故今でも紹介するかと言うとONEは優れた脚当たりの柔らかさがあり、素人が乗っても速いのに脚を削りません。
独特のバネ感があって、ONE特有のリズム感に慣れる必要はありますが、バネ感を利用して伸びるように加速するのも特徴で、WTOと甲乙つけがたい傑作ホイールです。
CULTベアリングの方が性能は上ですが、USBの方が乗り味は良いカモ。
というのが大方の評価です。(ライド仲間間でも大いにこのあたりは語られています)
ただしリムシェイプはひと昔前のモノ。
横風にはご注意。(そんなに酷くもないみたいですが、最新モデルと比較すると…ってヤツです)

Campagnolo SHAMAL CARBON
ディスクブレーキ仕様しかありませんが、シャマルカーボンは新作ホイールの中でも注目です。
ホイール重量は1600gを超えるという見た目に反して軽くないホイールです。
アルミリム+アルミスポークの元祖SHAMALの方が軽いくらいw(1540gくらいだったと思います)
しかし注目すべきは、リム幅。
今流行りのワイドリムを採用。(リム内幅で21mm)
ワイドリムの恩恵は説明省きますが、快適性含めて非常に良い寸法。
なおかつスチールスポーク。
これだけの内容なのにお値段がなんと17万円台!と非常にお値打ち。
ただし、ハブがUSBじゃありません。
しかし同様のカップ&コーン式ベアリングを採用しているのでメンテ性は同等。
また、将来的にコイツを気に入ってアップグレードしたい場合は、USBやCULTハブへVer UPも可能。
高いですけどねw(CULTハブで6万円くらい?w)
USBあたりへのアップグレードならコスパ良いんじゃないでしょうか。

もっと価格を抑えた名作ホイールはカンパのZondaですけどね。
約6万円であれだけの性能という意味では素晴らしい名作だと思います。
でも、ここで紹介しているホイールと比較すると、やっぱり差はあります。
私の個人的な主観だけで言うとリムブレーキのロードだったら、Zondaは候補に入りますが、ディスクモデルの場合はあまりそうやってアップグレードを刻んでいくべき理由があまりありません。
ブレーキでリムが消耗しないからです。
また、20数万円くらいの完成車についてくる鉄下駄も中には悪くないホイールが付いてる場合があります。
そこから明確に差異をつけるなら、どうせ安いと言っても6~7万円も払うなら…と、考えます。

そこでハイエンドではないホイールでおススメなのが
ROVAL rapide CL50
私も使っているCL50です。
20万円ほどで買えるコスパの良いホイールだと思います。
ハイエンドモデルのCLX50と全く同じリムを使い、ハブボディもCLX50と同じでスポークがCLXはエアロライトを使っているところ、CL50はコンペティションレースという丸スポークにグレードダウン。
ハブのインナーメカは240s→350sへグレードダウン。
ベアリングがCLXはceramicspeed社の最高峰セラミックベアリングを使用しているところ、CL50はDT SWiss純正のスチールベアリング。
これで価格を10万円と少し削って20万円になったホイールですが、ハブのインナーメカは重量面以外で性能差は皆無です。
ベアリングは実際に使ってみて、DTのスチールベアリングは評判通り割と良く回るので不満はないです(USBと比較しても、決定的に見劣りしない)
スポークに関してはエアロスポークの方が総合的に性能は上でしょうけれど、それを感じられる領域ってのは時速35km以上の世界。
なので、あらゆる場面で私が使っている領域だとデメリットが小さい。
性能的にはハイエンドに非常に近しいミドルグレードで価格以上の満足感があると思います。

DT SWiss ARC1100 DICUT
私が今、最も注目しているホイールです。
最新も最新の空力を備えたホイール。
もっともセーリング効果が現時点では高いんじゃないだろうか?
と思うホイールです。
ディープリムならではの恩恵に授かれるホイールですが、弱点があります。
リムハイト62mmのホイールが何故か最も軽くない。
1682gもあります。
なんででしょ。
それでもこいつは使ってみたい。
Madone SLRを買う際は、Bontrager Aeolus xxx6で購入するつもりですが、予算が貯まったらサブホイールとしてこのARC1100 DICUTを買おうと考えています。
スポークは新作のエアロライトⅡを使用。
リムハイトによっては左右異径組を使っているみたいで、異径の方はエアロコンプⅡを使用しているみたいです。→調査しておきます(`・ω・´)ゞ
ハブはもちろんラチェットEXP2.0
スポークの引き方だけが気になりますね…。
一度、実物を見に行って研究しようと思います。
スポークの引き方次第では買わないかもですw
※2020年の新型とそれ以前のが市場でもごっちゃになっているので、ご注意を。
世界では有名ですが、日本ではマイナーなだけに店も新型と旧型見分けつかずに売ってるところあるかもです。
ネットでは特に前型と謳わずに売ってるところがあるくらいですw

長くなっちまった…。
Bontragerのホイールも紹介したいところです…。
また、他にも紹介したいホイールがあるんですけど、この辺で…。
Posted at 2020/08/29 14:26:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2020年08月27日 イイね!

セーリング効果

いやー。
不勉強でした。

今どきのロードバイクって、UCI規定に縛られていないTTバイクだけじゃなく、UCI規定で縛られているエアロロードでもセーリング効果ってあるんですね。

まず、一言で言ってディープリムホイールと言っても三つの代表的な形状があります。


ディープリムが出た当初のV形状。
次に横風の影響を考えたU形状。
横も縦もどこからでも有利に空力が少しでも働くように考えられたUV形状。
と一般的に言われていますが、ほぼ特殊な事例を除き…
というかほぼこの理論に当てはまると思います。

それを検証した画像がこちら。



パッと見てわかりにくいですが、上からV形状、U形状、UV形状となります。
↑が打ってあるポイントから、リムの後端もしくはタイヤの先端までの距離が短いほどステアリングモーメントが小さいという結果になります。
※ステアリングモーメント
横風を受けた時にどれくらいハンドルを持っていかれるか。
画像を見ればわかる通り、V字形状は最も遠く、U字形状は前よりからの横風にはV字形状とさほど差異はありませんが、後ろ側(追い風側)からの横風に対してはV字形状に対して大きな差を生み出しています。
UV形状に関しては、どちらの方向からもV・U形状と大きな差を生み出しています。

この比較画像のBontrager と表記のあるリム形状は現在も売っているAeolus xxx時代のモノではなく、それの前モデルにあたるAeolus 5(D3形状)というモデルの形状です。
xxxシリーズはこれよりも、より進化したカタチとなっており良い比較画像が見つかりませんでしたが、これと同等か若干の進化がさらになされていると思われます。
また、最新のRSL37はさらにもう少し進化しているモノと思われます。

これだけ優れた横風の影響の少なさをもってしても、琵琶湖などを走っていて強い横風がドン!と来た時には少しハンドル持っていかれます。
(CL50 discで経験。)
UV形状よりも前身となるV字形状やU形状だったら…もっとドンとハンドル持っていかれていたんですねw
そう考えると恐ろしい。

ホイールひとつとっても、これだけの研究がなされています。
製品を見ると単純な形状に見えるんですけど、物凄い労力が払われているんですねw
感心しました…。

次にリムハイトの違いによる比較です。



DT Swissのホイールによる比較です。
上から順にリムハイト 50・62・80の比較。
ここで注目すべきポイントは前寄りも後ろ寄りも横風15℃くらいからセーリング効果が出ている結果です。
リムハイト62と80は風の抵抗がマイナス(前に押し出す)の結果が出てますよね!
スゴイっす…。
リムハイト50mmは、風の抵抗が5Wまで減っていますが、まだ抵抗を発生しています。
しかし、5Wまで減っている。
そういう事実。
リムハイト80に至っては、-5Wまでセーリング効果が発生しています。
17℃くらいの横風になると-7Wもの効果を発揮し、それ以降キツイ角度になると少しずつ抵抗が増していきます。

ステアリングモーメントを最も小さくするには、タイヤ幅に対してリム幅を105%の幅にすると最も優れている(※現時点での解析および技術力だという前提です)らしいのですが、それを踏まえて次の画像を見てください。



現行のRoval Rapide CLXのリム形状です。
フロントのタイヤをひっかけるフック部を中空にしてまで(!物凄い技術力!)軽さを実現しながら、Specialized自社の26Cのタイヤを装着時にタイヤ幅の105%を超えますがタイヤとの段差を小さくする事でさらに優れた空力特性になるようにリム幅が35mmになっています!
(タイヤを嵌めるインナーリム幅21mmに25cタイヤで実測28mm=1.25。26cタイヤで約30mm=1.16となります)
また、横風の影響を受けてもステアリングモーメントが発生しないリアホイールは走行中に最も抵抗を減らしたい方向の空力に優れた限りなくVに近いUV形状となっています。
現時点で最高空力は、やはり評判どおりRoval Rapide CLXじゃないでしょうか。
フロントはセーリング効果が発揮されにくい51mmのリムハイト。
しかし、この形状に秘密があって恐らくセーリング効果を得ているのではないでようか…Specializedいわく前モデルのCLX64と同等の空力と発表しているので、-5W近く達成している可能性があります。
リアホイールの61mmリムハイトは、恐らくセーリング効果を発揮しているでしょう。
こちらも-5Wかもうちょいの効果を得ている可能性が高いです。

今どきの自転車ってすんごいですね…w

私が次に買うロードはMadone SLRでもう決まっています。
Madone SLRにRapide CLXは嵌りません。
クリアランスが小さくなりすぎる為です。
万が一、少しリムが振れた時(コーナリング時など)に、リムとフレームが接触するかも…です。
それくらい極少のクリアランスになってしまう為に、MadoneにCLXは流用できません。
(前モデルのCLX32・50・64と私も持つCL50はリム幅29mmなのでOKです)

そして、Bontragerのホイールも所有して経験しておきたいので、Bontrager Aeolus xxxを買うのですが、これらの結果を読んで…
割と横風も喰らう地域を良く走るので、今回購入するホイールはxxx6にしようかな!と思いました。
試乗車のAeolus comp5という重いホイールでも、Madoneの優れたフレーム性能でまるでハイエンドホイール履いてるミドルグレードのロードバイクと同等…どころじゃねーな。
もっともっと進むし、速い!
というのを経験してしまったので、xxx6がリムハイト60mmあって重いと言ってもホイール前後で1540gですよ…!!
リム重量単体で見てもcomp5より相当軽い。
Madone SLR+xxx6なら、現在私が所有して乗っているロードよりも登るし速いし、楽しいんじゃないだろうか?と妄想が止まりません。

フレームでもセーリング効果が出ているところに、ホイールでもセーリング効果を得たら、相当フィーリング良いんじゃないだろうか?と思いました。
やっぱりゴリゴリのエアロロードも体験しておかないとですね~。
今後、もっと出てくるであろう軽量系エアロによるオールラウンドモデルは、Tarmac SL7を見てもわかる通り、軽くする為にフレームも若干細身です。
前方向からの空気抵抗はVengeなどと同等でも、あらゆる方向からの風に対しては…ホイールのリム高さ検証によってもわかる通り、ある程度の前後方向の高さが必要です。

Tarmac SL7によって、ゴリゴリのエアロロードが若干時代遅れっぽいトレンドになってますが、個人的に思うのは前時代と言われればそれまでですが、やっぱりその時代その時代で最先端を行っていた技術ってのはスグに色褪せるモンじゃないと感じました。
まだ、エアロロードにはエアロロードのメリットや楽しさがあると思います。

ゴリゴリのエアロロードで長い距離を走るってのが今から楽しみです!
Posted at 2020/08/27 11:58:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2020年08月24日 イイね!

Roval CL50のスポーク変更

Roval Rapide CL50 discのスポークカスタマイズは、ショップと相談して今回は見送る事にしました。

Madone SLRのフレームが届いて、メインで使うBontrager のホイールで組み上げてから、Rovalを当て込んでみてキャリパーとのクリアランスを確認してからホイールをカスタマイズするか否かを決めた方が良いとの事。

RovalはハブのインターナルメカはDT Swissの350s

Bontrager Aeolus xxx6もxxx4もハブボディ自体がDT SWissの240s(以前は350sだったみたいですが、今は240sなんですよね?ちょっと情報はもう一度集めます)

同じDTハブを使用しているのですが、かたやRovalはオリジナルボディ。
Bontrager はDTのハブボディを使っています。

その関係でわずかな誤差ですがRovalとBontrager でディスクローター位置が合致しない可能性があり。

フレームのキャリパー位置を毎回調整するのか、ホイール側にワンオフでシム板を段取りし、両方で使えるようにするのか。
ホイール側にシム板を段取りするにしても、コンマ○mmくらいの板厚のシムになると経年による劣化含めていろいろメンテなり問題が発生する可能性は捨てきれない。

という事で、スポークカスタマイズはマドンSLRのフレームが来て一度現車合わせしてみてからの判断の方が無駄な費用を抑えられる可能性が高いです。
=流用できない・しにくい場合は無理にマドンにRovalを使うようにしなくても…
という判断です。

むー。
いろいろ難しいですね~。
今回はショップの判断に従う事にします。
マジ、ロードバイクのディスクとキャリパーパッドとのクリアランス、極僅かですからね。
Bontrager のホイールでまずはフィッティングを行い、そこへRovalを嵌めてみてクリアランス計測などをして簡易な手段で流用できるならOKなんですが(マドンで完全に合わせ込んだら、アレスプのフレームとRovalが合わない。ってなるとかなりメンドクサイのでw)そうじゃなければ、流用は諦める…可能性が浮上ってワケです。

とりあえず、マドンのフレーム来てからにしようかなと思います。
今回は軽量リムテープと軽量チューブだけ施工しようと思います。
Posted at 2020/08/24 16:02:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2020年08月21日 イイね!

正規品のススメ

自動二輪界隈の話題は、私自身がやってない為に知りません。
クルマ界隈では、タイヤくらいでしょうか?
タイヤと言っても中華製品じゃなくアジアンタイヤを使うくらい。

ロードバイク界隈は、割と多く出回っているのが実情です。
分母自体はとても少ない…んだろうとは思いますが、私のまわりに使っている人が居ないだけでネットで記事やブログを見る限り結構な割合で中華製品を使っている人がいらっしゃいます。
半分ネタで、中華製品使ったらこんなんなったーw
とか、そういう記事が多いのも事実ですが。
中には初期費用を抑える為にあえて中華製品を選んで使ってる方もいらっしゃいます。

中華製品を使うとどうなるのか?

中華製品自体がとてつもなく悪い。
という事はありません。
あくまで、品質に問題のある部品を作るメーカーは何年経っても問題のある部品しか生産できません。
中にはパクリだけどパクリなりに精度良く「作ろう」としている努力が見られる製品もあるらしいです。
しかし、ロードバイクって自分の命を預けて乗るモノです。
場合によっては他者も巻き込む危険性もあるでしょう。
だから私は信頼性が必要な部位には、中華製品が安くてパッと見、綺麗で正規品と変わらないように見えても「買わない・使わない」方が良いと考えます。

一例がこちら

中華製のアイウェアを着用して落車した人が、本来なら身を守るのが目的のアイウェアが酷い破損の仕方をして、守るはずの顔面を負傷したという一例です。
このツイッター記事には、同様な経験をされた内容が書かれていたりします。
(中にはきちんと画像付きのモノも)
そして、これらの記事に触発されて「私は正規品を使っていたので、このようにアイウェアに傷は入りましたが破損せずに身体を守ってくれました」という貴重な報告も。

他にも、中華製品は数多く日本へ入ってきております。
主に話題にのぼるのが中華カーボン製品です。
・ハンドル
・ホイール
・フレーム
メインとなる構成部品すら、中華製品は入ってきています。
安いと言っても1~2万円から数万円もするんですよ?
これで何かあった場合、お金で買えないモノを失う可能性もあるんですよ?

大メーカーが自社の信頼性を築く・保つ為に、そして販売を促進する為にコストダウンの一環として中華工場を使うってのは問題ありません。
大メーカーがきちんと品質管理を行っているからです。
また、一部の中華製品はまだまだ大手の信頼性基準を満たしていないとは言え、安かろう悪かろうではなく、しっかり作ろうとしているところもあるみたいなのは事実です。
ですが、残念ながら中華製品の多くはまだまだ信頼できないクオリティしか満たしていません。

何らかのパーツを入手しようとした時に、正規品は高い。
なので別のルートから入手しようとするのは消費者として賢い選択ではあります。
ただし、正規ルートを外れる事で生じる問題に関しては自己責任になる可能性が高いリスクも承知の上で、そのリスクを負う事で安く買えているという事実も認識した方が良いです。

わかりやすい例が、ホイールです。
中華製品じゃなくても、大手メーカーのホイールでも日本国内のまともなお店で買えば定価買いになります。
もしくは、長期展示品だったり型遅れになるタイミングや、季節ごとのセール品などでの割引がある程度です。
あっても1割・2割よくて3割引き。
海外通販で買えば、半値引きなんてザラです。
ここ最近では倒産騒ぎがあったMavicのホイールが激安放出されていて、まるで中華製品みたいな涙目必須なお安いお値段で取引されていました。

でも、ちょっと待った!
なんですよ。

横振れ・縦振れなどが生じているケースがほとんどです。
また、今回の私が購入したRovalみたいにどうしようもない中々気付けない不良があったとします。
そんなのも、私は幸運でしたがショップ店長さんが無料でなおしてくれました。
それも良いシムがなかった為に店長自ら切削加工して取付けてくれました。

そういう問題があった場合、横振れ・縦振れ程度なら工賃も知れてますけれど、私の場合はレアケースにしても、正規で定価買いするよりも高くつくリスクがある事は理解しておいた方が良いです。
そして、それがフィーリングが悪い程度の問題ならまだしも、高速走行中にホイールの共振が始まってハンドルもブレーキも効かなくなり、山壁に激突ないしはガードレールと接触後、ライダーが飛んで崖下へ落ちていく…
なんて事故に繋がったらどうします?

後悔先に立たずですよ。

ホイールの共振は経験ない方が多いと思いますが、とても身近に問題は潜んでいます。
今は偶然、共振発生する速度(ホイールの回転数)に至ってないだけかも知れません。

だからと言って高価な機材こそ正義!
というワケではありません。
カンパニョーロのゾンダのように安くても非常に優れた性能と信頼性を持った製品も存在します。
ディープリムが欲しいけれど、ちょっと高いよなぁ…
似た見た目で中華なら3万円であるぜ!!
で安易に飛びつかない方が良いという話題です。

できるだけ調べて問題なさそうなら購入してください。

ディープリムのような見た目は手に入りませんが、同じ3万円出すならのむラボさんのような非常に優れたお店に依頼して手組ホイールを組んでいただいた方が遥かに性能は上です。
AL22リムを使ったホイールなら、今は3万円は無理でも5万円くらいでしょうか?
オーダーによって多少のお値段の変動があるので一概に言えませんが、信じられないくらい走れるホイールがそんなお値段で手に入ります。
同じお金を出すなら、金額の高い安いじゃなくて「ホンモノ」を手に入れたいですよね。

冒頭に貼った中華アイウェアが3~4千円で買えたとしても、肝心な時に守ってくれなかったらむしろ高い買い物です。
万が一ですけど、破損した破片が目を負傷させたら…と考えたら恐ろしいですよね。
優れた正規品のアイウェアが2万円出せば買えます。
安全の為に買うお金です。
ここはケチらない方が良いと思います。

ヘルメットも、私自身が経験ありますがしっかりしたモノを使っていると信じられないくらい軽傷で済みます。
サイクルシューズも、良いヤツは限定品でもなんでもなくても3万円から数万円しますが、これも良いヤツ使っていたら…
と、言い出すとキリがないのでここらで割愛します。

みなさんも買われる時は気を付けてください。
自分には必要ないから…と、安い製品を買う前に本当にそれを選んで後々困らないか?という事まで考えて購入した方が良いです。
特にバイクは身体剥きだしで乗っている為に、事故ったら直接です。
お互いに気を付けて楽しみましょう!
Posted at 2020/08/21 14:13:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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