昨日は風も少し強かった。
でも「進まねぇwwwwwwwwwww」というほど強くもなかった。
けれど、じわじわと体力は削られる…程度には強かったです。
何故かというと、その日はライドに誘われていたんですがどうしても仕事で抜けられなかった為に仕事用の資料などをバックパックに入れてロードバイクに乗っていたからです。
しかも、使っていたバックパックはNORTH FACEのあの真四角なヤツ。
A3サイズのノートPCも入るヤツです。
風強いなぁ…で前傾姿勢強めてもバックパックが風を受けるヤツですw
そんな小さな問題もアリつつ、乗っていたロードバイクは久しぶりにエモンダSL5です。
メインコンポーネントはR5800と言われるひとつ前の世代のシマノ105ですが、長年使ってきっちり手入れしていきたのと、変速点(スプロケやフロントチェーンリングにあります)がクランクのどの向きあたりで効率良く作動するかを私自身が慣れてきている…というのもあって、フロント変速もリア変速も勢いで変速するのではなくそういうの意識して変速するのもあってか、スルッ!スルッ!と変速できるのもあって、手放したりする気がおきない今乗っても楽しい個体となっています。
それでも細かく比較するとR6800時代のアルテグラや、R8000時代のアルテグラと比較してR5800の105よりはアルテグラの方が変速などもより確実かつ速いんですけど、変速の際にきちんとトルク抜いて操作してやる限りはその差は小さくなっています。
逆に言えば、スプロケちょっと削っちゃったりもしますけど
パワー抜けない!とかそんな極限な状態でより確実に素早く変速を終えられるのは、やっぱり上位モデル…というヒエラルキーとグレード差はもちろんありますけれど。
趣味で乗る分にはあんまり変わらんかなぁ…というのが私の感想。
趣味で乗る分にも、挑戦しがいのある厳しいコース走ったりするのであれば…
やっぱりその時に性能差は感じられますけれどねw
良いモノを使うにこした事はないけれど、まぁコレでも十分以上に楽しいじゃない!というのもあって、機材に関する選択肢などは無限に拡がるなぁ…
という蛇足はさておき、久しぶりにエモンダSL5に乗って驚きましたよ。
真面目に踏んだから気付いたという側面もありますけれど。
現在、エモンダに装着しているハンドルは、元々マドンに軽量化の為に搭載しようとしていたBontragerのAeolus RSLハンドルです。
エモンダもマドンもフレームサイズは56です。
ただ、違うのはエモンダはホビーライダー向けの「H2」ジオメトリーというジオメトリーを採用していて、マドンはSLRグレードなのでよりレーシーな「H1.5」というジオメトリーを採用しています。
※「H2」「H1.5」ジオメトリーとは
元々、一つ前のモデルからTREKはSLRに「H1」と「H2」というジオメトリーを採用していました。
買うユーザーが指定して選べます。
「H1」はプロレーサー向けの攻めたポジションを取りやすいジオメトリーとなります。
「H2」はホビーライダー向けの少しアップライトなポジションを可能とするジオメトリーとなります。
セガフレードというお菓子屋さん?ケーキ屋さん?が
メインスポンサーのレースチームにTREKが機材提供をしているのですけれど、そのプロレースチームの人ですら「H1」は攻めすぎで辛い。
かと言って「H2」ではアップライト過ぎる…
というジレンマが発生していて、ポジション的に相性の悪い選手は各々がとても工夫してポジションを出して乗っておられたそうです。
(全員が全員ではなく、中にはそんな人もいた。というレベルでほとんどの選手はH1ジオメトリーでバイクを組んでいた)
プロはそれが生活の一部なので各々で工夫して乗りこなしますけど(プロたる所以)ハイアマチュア系の人たちが特にその中間で苦労されていたそうです。
そこでTREKは「H1」と「H2」のいいとこ取りじゃないですけれど、中間的なジオメトリーとなる「H1.5」規格をおこして提供を始めました。
2019年頃くらいからだったっけな?
その頃くらいから、不思議とライド先などでTREKを良く見かけるようになったような気もしますw
現在は「H1」を廃止したワケではなく、一般的に売られていると認識されてませんがプロジェクトワンで発注する際に選べるそうです。
説明が長くなりましたが、エモンダSL5はH2ジオメトリーです。
ミドルグレードになるSL5はH2ジオメトリーしかありません(記憶違いじゃなければ)
対して、プロジェクトワンで発注したMadone SLRは、H2を望まない限り自動でH1.5ジオメトリーとなります。
今も望めばH2買えるんかな…確か無くなっていたような。
そのH1.5ジオメトリー(より前傾姿勢が強い)のMadone SLRでしたが、フレームサイズ56でステム長100㎜のRSLハンドルを発注していたのです。
ハンドル変える前にノーマルで使っていたエモンダSL5のステム長も100㎜でした。
エモンダとマドンの途中にSpecializedのAllez sprint comp discを購入して乗っているのですけれど、これもノーマル組みからステムとハンドルを交換して現在は乗っています(Aero flyⅡとTarmacステム)
乗り込むウチに私の体幹も強くなったみたいで、いつの間にか少し前傾が深くとれるようになっていたんですね、きっと。
なのでMadone SLRのジオメトリーでフィッティングを行った時にステム長100㎜と出たんだと思います。
なんでこんな前置き説明したかというと、久しぶりにエモンダに乗って割と速い人たちと通勤経路で一緒に乗れる距離だけ一生懸命走ったんですけれど、その時に一生懸命クランク回したので気付いたんですよw
エモンダのハンドルが近っ!!wって。
明らかにマドンよりエモンダの方がハンドル近いですわ。
スペシャの方は、今度乗り比べてみますけれど恐らくエモンダとマドンの中間くらいじゃなかろうか?と思っています。
通勤の時に不思議とエモンダよりアレスプの方が速かった件ですが、このジオメトリーの差もあるかもですね~。
アップライトなジオメトリーで前傾姿勢だけを強めようとすると、胸が閉じる方向になって呼吸できても実際に血に巡る酸素濃度はどうなんだろう?とも思いますし。
比較しにくいアングルの写真しかPCに取りこめてなかったw
スマホ内の写真もしかり。
ロード単体で見るとそんなに差がないように見えても、実は割と違ってたんだな…
と、今さら気付いた記事でしたw
エモンダのステム長、あと10㎜か20㎜か伸ばすかサドルを後ろに下げるか…
ですが、BB位置とサドル位置の関係もあるからサドル変に触らない方が良いだろうから…ステム長か。
RSLハンドルはステム一体型の軽量ハンドルなので、ハンドル一本で普通に「むっちゃ軽い」と言われているステム+カーボンハンドルの組合せより軽い(ステムの重さ分がなくなっているくらい軽い)んですけど、お値段が8万円くらいしよるんですよねwwwwwwwwwwwwww
今、ポンと8万円は出せないわwwwww
じゃ、このRSLハンドルを妻のEmonda SLRに移植したらちょうど良い塩梅なんちゃうん?と一瞬考えたのですけれど、今度はハンドル幅の問題がw
妻は400㎜or380㎜(モデルによって相性が違うのです)なんですけれど、私は420㎜なんですよねw
たかがハンドル幅ですが、されどハンドル幅で使いやすい幅が一番なんです。
ココ、20㎜違ったら別物なんですよね。
よって、ハンドル近っ!って気付いたモノの…
とりあえずはこのまま使用します。
一度使った部品は売れても半額くらいしかお金返ってこないので…。
使わなかったら、昨今の部品供給不足も手伝ってほぼ定価で売れたかとは思うんですけど、商品がニッチ過ぎて多分売りに出しても売れないだろうなぁ。
何故かというとサイズが大きいから。
ツイッターでずっと売ります!買ってください!
と宣伝されている、非常に貴重となったDOGMA F12リムブレーキモデルの未使用新品がわずか46万円で売りに出ているのですが…
普通ならコレ、即売れです。
なのに長い間売れずに所有者の手元に残ってしまっている。
何故かというとフレームサイズが530(適正身長170~180ちょいくらいまで?)だからです。
ロード乗りは小さいサイズのフレームを買って、ポジションの自由度を上げようと狙うので適正身長が下限の170cmの人だと530サイズは選択肢から外れやすい。
一方、中間の175cmの人も実際に買うとなると「う~ん…520だったら買ってたなぁ」となるのです。
なので私みたいにステム長がいたずらに長くなりすぎないように買う人は稀…までいかないけど、絶対的には少数派で。
その為、乗ると非常に自然な姿勢で乗りやすく、機材の方も回転支点からほど遠くない範囲のステム長で納まるからセルフステアなどの挙動も少なくて乗りやすい。
しかし、横からみるとシートポストの出寸法が小さくなるので短足君ご用達みたいに見えるwwwww(まぁ日本人体型なんで、実際に短足寄りですけどね)
ロードバイクになるんですよね。
カッコ良く見えるから
という理由で、あまりに伸びているシートポストやステム長などを見ると
実際に乗っている時のポジションを考えると…
そこまで無理してカッコつける必要性ある?w
と思わなくもないですが、こういうのは自分が納得していたら良いだけの世界なので、何にも言わないですけれど。
その価値観のおかげで貴重なリムブレーキモデルの新品ドグマフレームが46万円(四割引きくらいのフレーム価格)で買えそうな…チャンスがあるのは日本特有だなw
と、少し関係ない話題まで拡がっちゃいましたが、それとなく妻にドグマのフレーム買ってもいいかな。って相談したら一言「アホか」と一蹴されて涙目の私が居ます。
まぁ確かにこれ以上フレーム増やしても乗る暇が無いものなぁw
贅沢だよなぁ…
でも、ドグマに関しては新しいドグマFの方が性能が上なのは百も承知の上で、F12の方がデザイン好きなんですよね。
F12の未使用新品フレーム欲しいわぁ…。
しかも、赤色なんですよ。
妻と私で紅白ドグマに乗るのも悪くないじゃないですかw
でも、リムブレーキモデルなのでそのドグマF12を運良く入手できたとして、ホイールは何にするかが問題ですね。
エモンダに装着しているcomp5改のホイール
「Bontrager」のステッカー外してメーカ不詳で乗るか。
あのホイール、カーボンホイールと比較すれば重量その他で最新スペックのモデルにはやっぱり敵わないんですけど、日曜日に久しぶりに乗って思ったんですが良いホイールなんですよねぇ。
私の体重でBORA ONEとか乗ってもダメだろうしなぁ。
カーボンリムはいろいろ神経使うんで、リムブレーキモデル乗るならアルミリムの方が良いんですよね。
まぁでも、ここのところ買い過ぎだ。
すっごいチャンスだけど、530サイズのDOGMA F12は諦めるか…。