仕事が忙しすぎてw
乗りたいのにあまり乗れてないMTBがこちらですw
TREK Procaliber 9.5(2021)です。
いまアルバムを見返していて、このモデルが2021年12月に納車されていたという事実を再認識して驚いておりますw
もう約2年ちょい乗ってるんですね。
その間、簡易なグラベルを除いて本格的(初心者向けですけど)なトレイルコースに行けたのは、たった二回という現実に悲しさを覚えますw
もっと休みを取らないと!
それはさておき、ちょい乗り含めるとそこそこは乗れてますけれど
本格的なコースは二回しか走れていないにしても、変更点をまとめます。
グレードが9.5なので、基本はSHIMANO DEORE 6100組みです。
※フルノーマル時(ただしドロッパーシートポストは組んでもらいました)
意外と不満点はなかった。
純正でぎりぎり12kgを切れるかどうかという軽量性を持つモデルなので、MTBなのに意外と軽い!と喜びました。
純正鉄下駄は、ロード用の鉄下駄と比較して負荷の高いところを走るのを想定しているせいか、意外と走る印象でした。
舗装路も意外と速かったですけれど、それ以上にグラベル路面にいくと
まるで水を得た魚のように敏捷性含めてフィーリングが良くなるのが印象的でした。
※リアディレイラー変更
DEORE M6100(ティアグラ相当)組みのモデルです。
純正でも不満はそんなになかったんですけれど、外した純正パーツはスペアパーツにもなるのと、興味が抑えきれなかったのでDEORE M8100(アルテグラ相当)のリアディレイラーを購入。
ロード用のパーツが高騰しだしたタイミングだったので、その安さに驚きました。
MTB用パーツは値上げしてなかったんですよ!
アルテグラ相当の機械式12速のディレイラーが定価でも12000円という驚きの安さ!!
純正のM6100だと、当時6000円という安さ!!
12000円なら試してみよう!
そう思い、導入。
変速に節度感が増して「さすがアルテグラ!」と、良い結果に。
後述しますが、それでもどこかフリクション(超微妙な領域です)を感じます。
それは、チェーン落ちを防ぐ意味合いもあるディレイラーのバネレートが高い事によって生まれるフィーリングだったのかな?と、素人ながらに感じました。
大きな不満はないんですよ。
でも、どこかそういう所でひっかかりは感じていました。
※フォーク(フロントサスペンション)変更+前輪変更
MTBのレースへ参加されている知人のご厚意で、FOX Factory32系のストローク100㎜(Procaliberにぴったり!)かつ、Ultra lightを中古だから二万円で譲るよ!
と譲っていただいたんです。
前輪ハブ幅がブースト規格前の100㎜だったので、手持ちで合う前輪をもってないと相談すると、前輪も譲ってくださいました(感謝)
Procaliber 9.5は内容の割に安いかわりに、フォークは割り切った仕様が装着されていました。
強度や剛性は問題ないものの、重量がかなりあるフォークでした。
調べてみると…はっきりとした数値は判らなかったものの、約2.3kgもあるらしいというのがわかりました。
譲っていただいたFOXは、約1.64kg!
フォーク一本でだいたい800gも軽量化に。
譲っていただいたホイールもBontragerのエントリーグレードよりちょい上の品物のようで、持つと軽い。
ホイールでも200g近く軽量化になり、フロントまわりで約1kgもの軽量化に。
この効果は凄まじく、トレイル走行時にとても…いや、かなり楽になりました。
登りだけじゃなく、下りも含めて楽になりました。
※後輪を手組み依頼
お世話になっている店長に、後輪を手組で依頼。
DT SWISS XR391というMTB用のASTM規格3のリムで、偏芯リムではなかったので左右異径組み(駆動側、CX SPRINT。ディスクローター側、CX RAY)で依頼。
ハブは店長のおすすめに従いました。
組みあがってみると…TNiのMTB用ハブ。
これがネックにw
DEOREで組んであるモデルなのに、シマノマイクロスプラインではなく、HGフリーのハブwwwww
スプロケがつかん…つかんのです。
明らかに店長のミスなので、組み直しを要求しても良かったんですけれど
むっちゃくちゃお世話になっているんで、私の方でも調べてみました。
(店長は最近触ってなかったんで、MTBに疎くなっちゃっているんです。)
すると、SRAMからシマノHGフリーボディ形状に合わせた12速スプロケットが販売されているのを発見!
NXグレードの11-50Tスプロケットを発注。
無事に手組み後輪を組むことができました。
純正鉄下駄の時は、トレイルコースの厳しい登り勾配もちゃんと登れていたんですけれど、同じタイヤなのに手組後輪でいくとトラクションが違う!?
明らかに路面への食いつきが違います。
後輪が軽くなったのと、SAPIMのスポークのおかげでしょうか。
明らかに走りが違っていて興奮しました。
限界は明らかに高くなりました。
しかし、ここで問題が。
変速はできるものの、SRAMのスプロケとシマノのチェーンが相性良くないのか変速がもたつく箇所がありました。
それでも走れるものの、やっぱりちょっと気になる。
そこで次のステップになります。
※グループセットをSRAMへ変更。
店長にやんわりと相談していたところ、SRAM輸入代理店さんがブラックフライデーをやるみたいで、大きな割引を受けられます!とお知らせが。
そこで、シフトレバーとクランクセット、チェーン、リアディレイラーのセットで機械式のEagle GXを注文するといくらになりますか?
と問い合わせをすると「組み込み工賃込みで約85000円でいけます!」と回答。
そいつぁ安い!(安くないけどw)と飛びつきました。
後からどれくらい割引があったのだろうと調べると…、微妙に値引きないやんか!
と気付きます。
クランクセットがアルミクランクだった場合、それほど値引き率がない状態だったんですよね。
ただ、私が発注したEagle transmission以前の機械式GXにはカーボンクランクセットが存在するのは知ってました。
それが約78000円くらいするんですよね。
まさか…まさかなぁw
カーボンクランクセット込みで85000円だったら逆に安すぎないか?
なんて思いつつ、もう発注してしまったし
なるようになるさーで当日お伺いすると。
嬉しい誤算。
Eagle GXのカーボンクランクで、コミコミ85000円だったんですよ!
トータルで割と軽くなりました。
スプロケはNXのままですが、カーボンクランクやシフターがGX(105相当)になったことなど含めて、微妙…でもないなw
少し軽量化にも繋がって、画像の状態に組みあがりました。
これで駆動系はブレーキを除いてオールSRAM化。
オールシマノと時と同様に、やっぱり同一メーカー製で統一すると安心感のある変速フィーリングになりますね!(当たり前っちゃ当たり前ですがw)
そして、さらに驚きの誤算。
Eagle GXなので、105相当なんですよ。
なんですけれど、M8100より気持ちよくないか!?
マドンで使っているRED eTAP AXSや、妻のドグマで使っているFORCE eTAP AXS(こちらはREDミックスですけれど)にも通じるフィーリングで、スムーズに変速するんですよ。
それも確実に、一速ずつ変速するんですよ。
ジャンプしたりしません。
いたずらにディレイラーのバネをひとつに減らしたりして、そのバネが負担する仕事量が増える事で強くしないといけなくなったバネレートの高さがないんですよ。
そのおかげで、スルスルとスムーズに変速します。
路面の段差通過時のチェーンの暴れも少ないんですよ。不思議です。
MTB界隈ではSRAMがとても強い。
というのを垣間見た気がします。
泥噛んでも強いんですよ。
枝噛んでも…と言っても、枝の噛み方にもよるとは思うんですけどチェーン落ちしなかったんですよ!?
これはまぁ偶然も絡むので、それで言い切るのはダメですけれど。
それでも今の所、感心しかしません。
SRAMええやん!
になってます。
実測すると、10kg切ってそうなパーツ構成なんですがNXのスプロケが重いのかw
10.2kgでした。
後輪ハブがきちんとマイクロスプラインか、SRAMのXDフリーで組めるハブだったら、スプロケもGXかX0(アルテ相当)で組んだらスプロケでの軽量化もえぐいくらい進んで、10kg切れる計算になりますね~。
※SRAM MAVEN BRAKESを発注
ブレーキはシマノのブレーキで特段不満もないんですけれど、SRAMから新しい対向4ポットキャリパーキットがリリースされた事で、興味を抑えきれず発注。
現在、入荷待ちです。
これで、ブレーキとブレーキレバーも入れ替えたらフルSRAM化です。
ブレーキに関しては、軽量化になるのかまでは調べられてませんw
ちょっと重くなるかもですね、キャリパーが大きくなるので。
MTBは楽しいです。
今年こそは、もっとフィールドに行きたいなと思っています。