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2011年05月21日 イイね!

原発はもういらないんじゃなイカ?

原発はもういらないんじゃなイカ?←国が発表している発電コストで太陽電池は49円/kWh(2010年エネルギー白書)←大嘘!

 太陽光発電のこの数字は2001年の数字!
現在、日本の太陽光発電の平均コストは30円ぐらいで欧州だと20円前後だそうな。 ←一般家庭が払っている電気料金はおよそ22円/kWhで日本の電気代は高いのだ(世界一と言われている)

今回の震災での賠償金(数兆円規模)、後始末(廃炉+汚染水処理で1億/tその他)のことを計算に入れると原子力発電のコストは数倍になる。(実は10倍で50~60円だったりして)
それを踏まえて見ると太陽光の49円は、実は原子力発電のコストなのかもしれない。
発電コストを合計するとつじつまが合うように太陽光にしわ寄せをしているのかも! 

 5/15のブログで 政府の発表する発電コスト(1kWh当たり)で原発の5.3円は、根拠が示せなくて電力会社の出す決算書から計算したら 10.68円 になったことを書いた。(原発10.68円>火力9.90円>水力3.98円)

 国策としてコストが一番安い&絶対に安全なことにして、原発を推進してきた訳だが、ボロボロと今まで押さえ込んできた事情も漏れ出してきている。

原発は、ランニングコストだけで、用地買収、建設費、燃料の後始末、廃炉のコスト、万一の際の賠償費用(またはその保険料)を無視している。

 対する太陽光発電は、太陽電池の償却期間を20年として計算(パネルは25~30年使えるのに)、設備費用を現実より古い(費用が高くなる)数字*で計算している。
*2007年の平均約70万円/kWpよりも高いシステム価格(設備容量1kWあたり90万円など)で計算している。

まぁ、国策なので、数字は意図的に操作されているわけだ。

 太陽光発電のコスト(Wiki) を読むと国によって違うが、2010年3月の時点の平均でモジュール価格にして容量1Wpあたり約4.2ドル、発電量1kWh当たり19セント程度と報告されている。

 20セント/kWhとしてもドル円が80円~90円なら16円~18円/kWhのコストになる。
一般家庭で払っている電気代は22円/kWh程度なので、家庭用なら十分にまかなえる(蓄電設備は別として)

 地熱や風力は燃料費が要らないので燃料の変動に影響を受けないが、設置場所が限られる(地熱、風、騒音問題)ので、送電すると送電ロス(約5%)分が勿体無い。(水を電気分解して水素&酸素ガスとして燃料電池用に使うというのもあり)

 送電ロスの無い発電としては、個別に使うところ・住宅で発電するのが一番良い。
すると太陽光発電やコジェネ・燃料電池(水素+酸素、天然ガスの改質には外部電源がいる)あたりが良さそうに思える。

 太陽電池は、設備産業というか、工業製品なので、大量生産すればコストは劇的に下がる。
20年前の液晶フルカラーバックライト付きのノートパソコンの値段は80万円だったが、今では1/20以下になっている。(当時よりはるかに高性能な新品が3万~4万円以下で買える)
 本気で普及政策をとれば20年で1/20以下にはできるはず(取り付け工事費、人件費は別)。

 しかも、高性能半導体と違って、シリコン単結晶で純度99.9999…9が11個のイレブンNでなくても純度が低い(悪く言えば半導体用としては不良)の6N(99.9999%)~7N(99.99999%)でも十分だし、もっと安い多結晶シリコン、薄膜シリコンや面に塗りつけられる有機系の素材もある。

結晶Siは変換効率が約20%だが、材料費が高い。
薄膜Siは変換効率が約10%だが、材料費は結晶Siの1/100程度と安い。

 安い薄膜Siで空き地や工場、マンション、家の屋根に2倍の面積に設置しても材料費は結晶Siの1/50で済むのだ。

 そもそも電力会社として、電力ピーク対策として考えるなら、揚水発電(夜間に水を上に上げて、需要ピーク時に落下させて発電するので、コストは高い)と同じコストでも良い話。

 東京電力が試算した、「2000年運転開始・利用率10%、今後10年に運転開始する揚水式水力の平均的モデルとされているものの発電原価は33.4円」ということなので、発電コストが30円でも太陽光発電は意味がある。(しかも現状で16~18円程度なわけで、メリット大)

ってことで、命が危険に曝される原発は止めて、太陽光発電その他再生可能エネルギーにシフトして雇用拡大するのが、まともな政策だと思う今日この頃なのだ。
Posted at 2011/05/21 14:35:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 原発 | 日記
2011年05月21日 イイね!

節電でも事務所で28℃を超えると法に触れるという事実

いくら節電のためとはいえ、事務所内では室温28℃はOKだが、28.1℃以上は、労働安全衛生法に抵触するのだ。

****
「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が十七度以上二十八度以下及び相対湿度が四 十パーセント以上七十パーセント以下になるように努めなければならない。」
****

つまり、室温は17℃以上28℃以下、相対湿度は48%以上70%以下になるように努めろということ。

理想環境を目指して努力はしても現実はなかなか難しい。
事務機やPCなど発熱するものが多くなっているし、日が当たったらそこだけ+10℃なんてすぐに上がる。

節電のために室温を上げるなら、服装も仕事に支障の無い範囲に拡大して、法律も例外規定を設けるべきかもね。

エアコンで部屋丸ごとの空気を調整するよりも個人毎に扇風機や氷、保冷材などの使用を許可するほうが、省エネ効果が上がると思う。(冷房病も減ると思う)

Posted at 2011/05/21 09:26:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | お天気 | 日記

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