BMWの1シリーズ、現在日本にはガソリン・エンジンの116iと120iの2車種が輸入されてます。
ご存知の方も多いと思うけど、日本では120iと命名されたグレードは、なぜか欧州では118iと呼ばれてる。
では欧州には120はいないのか?
いました、120dというディーゼル・エンジン車が(2Lターボ)
日本ではガソリン車のみのラインアップになるので、120iになったのだろうが、(日本の)120iと120dを比べると馬力で170/184hp、最大トルクで25/38kgの差があるので、やはり120dの方が格上である。
車種構成でガソリンとディーゼル車が混在していて、ディーゼル車のほうがグレードが上..なんか日本では考えられないですね。
しかし、なぜ日本ではディーゼルの自家用車(って言い方でいいのかな?)が普及しないのか?
---ここからは偏見に満ちた私見---
「国は自家用車はガソリンを使用して、たくさん税金を払ってほしい..」そう考えてるに違いない。
日本では軽油は「産業用燃料」という位置づけで、税金も(ガソリンと比べると)随分安い。また過去には生産コストを下げるために規格も随分甘かった(残留硫黄分の規制は数年前まで欧州と比べると緩かった)。
一方自家用車は遊びとは言わないけど贅沢品である、贅沢品なんだからたくさん税金を払ってほしい...自家用車まで産業用に税金を安くした軽油を使ってもらったら「困る」のである...この思想が未だに続いてるような気がしてならない。
欧州ではガソリン/軽油の価格差は日本より小さい。数年前に品薄で価格が逆転したケースもあった。そうした中でも燃費、そしてコモンレールインジェクションとターボを組み合わせたクリーン&ハイパワーで、むしろエコという面でディーゼル車が選ばれてる...日本と大きな差である。
....で、何が言いたいかというと、「1シリーズのディーゼルに乗ってみたい!」だけですww
Posted at 2012/02/25 21:19:09 | |
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石油よもやま話 | 日記